カテゴリー:通勤快読 年3000冊の毒書王

2012年02月10日 (金)

価値ある情報サイト

 音声による読書サイトを運営してつくづく感じることがあります。それは読書の中身を決めるのはどれだけ深く裏読みできるか、どれだけ広くいろんな情報を吸い取ることができるかにある、と思うんです。

 1冊の本を読む。その内容を正確に消化することは大切かもしれません。しかし、これではその本の中身をすり込むだけに過ぎません。0よりはいいでしょうが「コピー機」になってもつまりませんよね。

 やっぱり重要なことは、その本に書かれてないこと、周辺情報(雑学も含めて)も吸収しちゃう。これですよ。まして、それがビジネスに使えるヒントを提案したり暗示してくれたら最高でしょ。

 そんなことできるのか! もちろん1人ではできません。できるわけがありません。読書は活字(著書)との対話ですが、結局、自問自答ですから、読む人の含み資産で広がりもすれば減りさえもしてしまうんです。

 情報の価値は実は、発信側ではなく受信側次第で決まるんです。

「この本はこういう内容です」という梗概だけで終わらせず、「ほかの著者はこう指摘しています」「こんな情報がもっと重要です」。。。このように深読み、裏読み、広がりができてこそ価値ある読書といえるのです。

 私は読書に「生産性」を求めています。梗概(あらすじ)をインプットするのは「点」に過ぎません。点のままでは使えません。たんなる一口ミニ知識です。一口ミニ知識を複眼的な理解や洞察、経験や体験、強い問題意識でとらえ直すと、一点から線に、線から面へと立体化できるのです。

「中島孝志の 聴く!通勤快読」は、読書を点から線、面、立体へと展開するインテリジェンス・サイトです。「たんなる書評サイトではありません」と自負しているわけです。

「1日気づきが遅れれば1日の損ではなく一生の損だ」
「一生勉強というけれども、勉強には旬がある。いま勉強しないでいつするのか」
「知性よりも感性の衰えに危機感を抱こう。この感性の中心は好奇心と向上心だ」
 ・・・中島孝志

◇特徴
1 たんなる書評ではありません。本に関連して、テレビや新聞・雑誌では知り得ない「価値ある情報」を提供します。
2  ビジネス書や政治経済本だけでなく、小説やノンフィクション、歴史書、エッセーもカバーします。
3 取り上げる本は、旬のベストセラー7割、ロングセラー2割、中島孝志いち押しの本1割です。
4 月〜金の平日深夜0時に更新します。
5 1冊平均10〜15分。本の梗概紹介だけでなく、その他の情報=雑学と教養たっぷりの情報が満載です。
6 月間20〜25冊・年間250〜300冊。1冊当たり40円です。
7 中島孝志の肉声による臨場感たっぷりの語りです。
8 音声だけでなくテキスト付きですから、多忙なときは斜め読みできます。もちろんケータイでも聴けます!
9 年1回、作家を交えた無料オフ会を開催します。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『経営戦略メソッド』(山田修著・日本実業出版社)です。詳細はこちらからどうぞ。

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2012年02月06日 (月)

「梅原猛の授業 道徳」 梅原猛著 朝日新聞出版 630円

 前にお話ししたと思いますが、いま、「聖徳太子」に関する本をかき集めて読破してるところです。
 別になにか書くつもりはぜんぜんありません。ま、原理原則研究会では少しお話しようと思います。そうそう、日本の歴史についてもちらっとお話しようと思います。

 で、梅原先生の書いた「聖徳太子」とか読みなおしまして、ついでに中学生相手に話した3部作も読んでたら、やっぱ、以前読んでました。ま、これ、紹介しまひょ。

 京都の洛南高校付属中学3年生に行った授業12回を元に作ったものです。

ところで、いま、学校で道徳なんて教えてないでしょ。わたしの頃はまだありました。そのうち、生活と名前を変えてしまいましたけどね。
 道徳なんていうと、なんか戦前の修身とかギリシャ哲学、中国古典など、とにかく古くさい建前を連想してしまいますものね。
 でも、道徳が滅びる時、すべてが滅びるんでしょうね・・・(続きは会員のみ視聴できます)。詳細はこちらからどうぞ。

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2012年01月25日 (水)

「内部被曝の真実」 児玉龍彦著 幻冬舎 756円

 今回は重要なので21分間もしゃべり倒しております。大切な情報だと思いますのでぜひ聴いてください。

「私は国に満身の怒りを表明します」
「7万人が自宅を離れてさまよっているときに、国会は一体、何をやっているのですか!」

 著者は東大アイソトープ総合センターセンター長。東大先端科学技術研究センター教授ですね。国会の参考人招致ではずばずばもの申す姿がYouTubeで100万回以上も再生されるほど大きな反響を呼びました。

「専門家が真実を語る前に政治家になってしまった」

 たしかにね。

 最近、フクシマのニュースが少ないと思いませんか? 「収束宣言」を政府が出したからでしょうか。
 けど、この収束って、なにを根拠にどんな証拠があって発表したんでしょうか。
 実は「推定」でしょ。ホントはフクシマでいま大変なことが起きてるんでしょうな・・・(続きは会員のみ視聴できます)。

 「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『内部被曝の真実』(児玉龍彦著・幻冬舎)です。詳細はこちらからどうぞ。

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2012年01月24日 (火)

「人生に後悔しないために 40歳までにやっておくべきこと」 中島孝志著 WAC出版 930円

 へへへ、私の最新刊なんです。人生に後悔ばかりしている男が書いた・・・とヘッドコピーが必要なくらいなんですけどね。

 ぜひ、お読みください。

 実は、不思議な、いや不思議でもないか。本書を出してる版元は、日下公人さんとか長谷慶さん、渡部昇一さんといった方々の著作をかなり出されてるんですよね。
 で、私、日下先生の本読んでると、「あれ、これ、先生の勘違い」と気づいた点がありましてね。編集長に電話したの。知り合いだから。昔、勤務してた出版社の上司だからね。

「ああ、中島くん。ちょうどよかった。本書いてよ」
「ええ?」
「テーマはね。40歳になるまでになにをやればいいかってこと。得意でしょ」

 得意というか、20代、30代というテーマでベストセラーをつくったの、私が最初なんですよ。いま、書店に行くと、「20代で必ずやっておくべき・・・」なんてタイトルの本が売れてますけど、あれ、いちばん最初に出版したの、私なの。いまから20年前のことです。

「わかりました」のひと言で、熊本に籠もって書いたのが本書です(日下先生の対談本も手がけてます。2月発売らしいけど)。

 ところで、40代とか40歳とかいうと、ターニングポイントだとか折り返し地点だとか言われるけど、ぜんぜんそうは思いません。
 これから本格的に始まる。いままでは助走。知恵も経験も人脈もたんまり貯まってるんだから大爆発する年じゃないっすか。ねえ・・・(続きは会員の視聴できます)。詳細はこちらからどうぞ。

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2012年01月23日 (月)

「聴く!通勤快読」を聴きませんか?

 明日は「松下幸之助経営研究会」です。メンバーは忘れずにご参集ください。第2期は明日がラストです。よろしく。

 さてと、音声による読書サイトを運営してつくづく感じることがあります。それは読書の中身を決めるのはどれだけ深く裏読みできるか、どれだけ広くいろんな情報を吸い取ることができるかにある、と思うんです。

 1冊の本を読む。その内容を正確に消化することは大切かもしれません。しかし、これではその本の中身をすり込むだけに過ぎません。0よりはいいでしょうが「コピー機」になってもつまりませんよね。

 やっぱり重要なことは、その本に書かれてないこと、周辺情報(雑学も含めて)も吸収しちゃう。これですよ。まして、それがビジネスに使えるヒントを提案したり暗示してくれたら最高でしょ。

 そんなことできるのか! もちろん1人ではできません。できるわけがありません。読書は活字(著書)との対話ですが、結局、自問自答ですから、読む人の含み資産で広がりもすれば減りさえもしてしまうんです。

 情報の価値は実は、発信側ではなく受信側次第で決まるんです。

「この本はこういう内容です」という梗概だけで終わらせず、「ほかの著者はこう指摘しています」「こんな情報がもっと重要です」。。。このように深読み、裏読み、広がりができてこそ価値ある読書といえるのです。

 私は読書に「生産性」を求めています。梗概(あらすじ)をインプットするのは「点」に過ぎません。点のままでは使えません。たんなる一口ミニ知識です。一口ミニ知識を複眼的な理解や洞察、経験や体験、強い問題意識でとらえ直すと、一点から線に、線から面へと立体化できるのです。

「中島孝志の 聴く!通勤快読」は、読書を点から線、面、立体へと展開するインテリジェンス・サイトです。「たんなる書評サイトではありません」と自負しているわけです。

「1日気づきが遅れれば1日の損ではなく一生の損だ」
「一生勉強というけれども、勉強には旬がある。いま勉強しないでいつするのか」
「知性よりも感性の衰えに危機感を抱こう。この感性の中心は好奇心と向上心だ」
 ・・・中島孝志


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた』(池川明著・青春出版社)です。詳細はこちらからどうぞ。

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2012年01月16日 (月)

「中島孝志の 聴く!通勤快読」特別公開 「ぼくらの祖国(青山繁晴著・扶桑社)」

 今回は、「中島孝志の聴く!通勤快読」の非会員の皆さんにも特別に公開したいと思います(もちろん、会員の方はケータイやiPod、PC等で音声で聴けますからお楽しみください)。

 さて、子供でも読めるようにすべての漢字にルビが振ってありますね。元々、「わが子に日本の歴史を教える良書がない」という話を若いお母様方から聞いたとき、本書を書こうと決めた、といいます。

「朝まで生テレビ」という放談番組があります。拉致問題、原発問題、中国・朝鮮半島の外交問題等々がテーマになるとき、たまに青山さんが登場されてますけど、その様子はまるで「醜いアヒルの子」。ガーガーうるさいアヒルに挟まれ、青山さんが真剣に正論を述べている姿が伺えるので、この人が出てるときだけ見るようにしています。

 ぼくらの祖国。。。いったい祖国ってなんなんでしょう・・・。

--本来はここまでですが、今回のみオープン--

 祖国とはなんなのか。

「ぼくたちが大地に足を踏みしめて生きることのできる土台が、祖国なのだ」

 なぜ日本の学校ではこんなことを教わらないのか。なぜ日本の大人たちは祖国を語らないのか。

「それは戦争に負けたからだという。歴史でったった一度だけ、194年の夏に、アメリカをはじめとする外国の連合軍に敗れ、それから7年近くの間、連合軍に占領されて、独立を失っていた」

「国際連合に加盟している国だけで193か国ある(2012年12月現在)。祖国、そして祖国愛という共通の土台を国民が持たないのは、ぼくらの日本社会しかない」

「アメリカ軍は自爆テロに負け、焦りのために、テロリストではないイラク国民をたくさん殺害し、憎みに憎まれて、実質的に大敗を体験した。日本がたった一度、戦争に負けたことは、祖国を喪う理由にはならない。それは実は思い込みだった。アメリカをはじめ勝った側の言う通りにせねばならないと思い込んだのだ」

 祖国とはなんなのか。

 原発問題のポイントは2000年の早春に判明していた。

「青山さん、では本当のことを言いましょう。これはうちの社(電力会社)でも、ごく限られた人間しか知りません。原子炉がちゃんと止まっても、そのあと冷却できなくなれば地獄が始まります」

 官民の区別なく議論する場をつくった。良心派と考えていた当局者は「原発では何が起きても安全だと、私が国会で答弁したのは間違いでしたね」「テロリスト側に情報を与えないために、すべてを明らかにすべきではない。どうやってこの原発リスクを減らすか協議しましょう」と語った。

 世界で唯一、日本だけが、国内のすべての原子力発電所に武装警官を24時間常駐させ、短機関銃MP5を備え、原発を担うテロリストに抑止力を備えさせた。

 日本の原発は実は原子炉建屋の天井が薄い。地震が起きるとそれが落ちて、原子炉を直撃することを考えなければならないから薄くしてある。イギリスは原子炉建屋の天井も分厚い。テロリストの侵入を防ぐためだ。テロリストが何もかも知ってしまった。それは福島がもたらした重大な厄災の1つである。

 1号炉から5号炉までがGEの欠陥炉であり、緊急事態に水素爆発が起きやすいと懸念されていた。原子力安全委員会の斑目委員長はこのリスクを知らなかった。だから管直人首相(当時)に「爆発は起きません」と断言してしまった。おかげで、懸念されていた水素爆発が起きてしまった。
 ただ、それは原子炉が吹き飛んだのではなく、あくまでも建屋、特に天井が全面的に吹き飛んだにすぎないんです。

 チェルノブイリ原発には、外カバーである格納容器はもともと存在していなかったから原子炉の中で生まれていた核生成物が全部出た、というわけです。

 当時の吉田所長は青山さんのテレビ取材に、「ああ、いいですよ。むしろ全部撮って、みなさんに見せてください」と言った。原発構内の真実が国民にちゃんと伝わっていないと心ある人たちは懸念していたんです。

「みんなみんな、安全な東京にいて、勝手な指示ばかり押し付けてくるから、この現場が混乱する。人災なんですよ」

「青山さん、地震では意外なぐらい壊れていないんですよ。実際。そのあとの津波にしっかり対応できていれば、こんな災害にはなっていない。津波で電源が失われ、水が止まり、冷やせなくなったときに、現場の我々も(東電の)本店も、(原子力安全・保安院)も、原子力安全委員会も、首相官邸も、あんなに迷ったりせずに、さっさと海水をぶち込んで冷やしておればよかった。これは人災ですよ、ほぼ完全に人災ですよ」

 4月27日の関西テレビ「スーパーニュース・アンカー」の編集のできない生放送を利用して、まずは映像を流して解説した。放送前に、東電本店のある部分から「映像は流さないでもらいたい」と圧力がかかった。もちろん、一蹴した。

 映像を公開したあと、捜査当局の幹部から「青山さん、あんたを逮捕しろ、と首相官邸が動いているよ」と電話がかかってきた。「けど逮捕はしない。正式な許可を得ているから容疑がない」。そして、「出すべき情報を国民に出さないほうが悪い」と言った。。。

 祖国とはなんなのか。

 アメリカにとって硫黄島を取れば、ここを絶好の中継拠点として、殺せる日本国民は何倍にもなる。そして硫黄島を奪いに来たのが、1945年2月19日。
 侵略が始まるとき、海上のアメリカ海兵隊の指揮官は「われわれは史上初めて、日本のSacred Land(聖なる領土)を侵すのだ。すさまじい抵抗があるだろう。心してかかれ」と訓示しています。

 アメリカは実はよく日本を理解していました。硫黄島は1968年に日本に返還されています。硫黄島が真っ先に日本に戻された。沖縄返還の4年前です。

「中国はむしろ空母の自主建造を狙っているなと考えました。その空母が『間違って、沖ノ鳥島に乗り上げる事故がありました』などと言いつつ沖ノ鳥島を破壊する。沖ノ鳥島を島じゃなくただの岩だ、だから日本領海じゃない、と主張している。沖ノ鳥島が壊されたら、日本は領海と排他的経済水域をかなり失ってしまう」

 だから、海上自衛隊は硫黄島には必ず戦闘部隊を置かねばならない。救難ヘリだけではいけない。

 アメリカ軍の硫黄島爆撃の目的はなにか。本土で女と子どもを殺すこと。民族を根絶やしにされてしまう、と日本に恐れさせて降伏に導くこと。だから、栗林中将は硫黄島で徹底抗戦を唱えたのです。

 このあたりの詳細については、以前、このサイトでご紹介していますね。

「無傷の地下壕にたどり着くと、そこも真っ黒だ。生半可な努力でこんなものは掘れないよ、そして一番大事なことは、これを掘った21000の日本の方々のうち、1人でも自分の利益のために、自分が助かりたいとか、自分の利益になるからといって掘った人はいるんですか? 1人残らず、ただ、人のために、公のために、子々孫々のために、祖国のために、それだけが目的で掘ったんですね」

 さっきまで、硫黄島での青山さんの一挙手一投足を監視していた海上自衛官が話しかけてくれた。

「青山さん、私たち、昼ご飯を食べていると、帝国海軍の方が横で昼飯を食べているんです。今まではただの幽霊だと思っていました。しかし、本当は、おい、おまえたち、祖国はどんな良い国になった、今、話してくれ、祖国はいい国になったんだろうなと、それを聞いていらっしゃるんですね。初めて今日わかりましたよ」

「自分が定年になって退職しようが、そんなことは関係ない、自分が命ある限りは祖国再建のためにやらなければいけないんだなと、私は今日、それがわかりました」

 硫黄島から戻ってから、青山さんは、1033人と言われる生き残った将兵のうちのお1人、金井啓さん(当時82歳)に面会した。

「3時間お会いしている間に、ぼくは必ず叱られると思った。そのはずだった」

「全世界で6000万人が亡くなったあの第二次世界大戦のなかでも最も無残な肉弾戦が硫黄島の戦いだった。それなのに日本の兵士が戦争が終わった後、自然に集まって毎年、早春に合同慰霊祭をやっていますね。だから、奇跡の島と呼ばれています」

「アメリカ軍の生き残りは、自分だけでなくて子や孫、ひ孫に至るまですべてのアメリカ国民が支えて、つまりみんなみんな税金できます。祖国を守った英雄として扱われています」

「日本では戦友の遺骨を探し、お金も自分たちで出さなければいけない。そういう扱いを受け、国民からも忘れられ、そして亡くなった方はいまだに滑走路の下や岩の下に閉じ込められたままになっています」

「日本は戦後教育で日本兵は悪者だったと教えてきたから、英霊は英霊でなくて悪者だと教えてきたから、悪者だから忘れて良かった、悪者だから放っておいてよかった、悪者だから滑走路の下に閉じ込めて滑走路を便利に使ってよかった、これが戦後日本の本当の真実なんですね」

 もうお別れの時間だった。金井さんのお宅の前に出て、車に乗って遠ざかっていった。金井さんは明らかに、「もう青山さんは見ていないな」という顔になった。

 すると、その瞬間、金井さんはきりりと背筋を伸ばし、足をを揃え、帝国海軍の敬礼をなさった。
 なんと謙虚な人であるのか、なんてほんとうに美しい日本国民がここにいらっしゃるのか。

「ぼくは震える思いだった」

 アメリカ兵が日本兵を哀れんで、日本という国は負けたからといって遺骨収集すらしない国なんですね、と言った。

 力作というより、魂の叫びですな、この本は。祖国ってなに? あなたはどう思いますか?

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2012年01月12日 (木)

1日40円の自己投資。。。

『国家破産・これから世界で起きること、ただちに日本がすべきこと』(吉田繁治著・PHP研究所)が紀伊國屋書店全店1位となりました。アマゾンは相変わらず在庫無し。にもかかわらず100位台とは奇跡です。

 この本は名著です。400ページを超える大著ですけど、日本と世界の金融経済。嵐の前の静けさのいま、必読の書です。「もっと早く読んでおけば・・・」では後の祭り。

 棚からぼた餅で成功するはずがありません。成功する人は虎視眈々とタイミングを図っています。で、いつも成功をかすめてる人は「準備不足」なわけ。もう少しだったのに・・・。いつももう少し。スタンバっとかないとね。

 さて、音声による読書サイト「中島孝志の 聴く!通勤快読」を運営して3年目を迎えました。

 つくづく感じることがあります。

 それは読書の中身を決めるのはどれだけ深く裏読みできるか、どれだけ広くいろんな情報を吸い取ることができるかにある、と思うんです。

 1冊の本を読む。その内容を正確に消化することは大切かもしれません。しかし、これではその本の中身をすり込むだけに過ぎません。0よりはいいでしょうが、「コピー機」になってもつまりません。

 やっぱり重要なことは、その本に書かれてないことも吸収する。これですよね。まして、それがビジネスに使えるヒントを提案したり暗示してくれたら最高です。

 そんなことできるのか! もちろん1人ではできません。できるわけがありません。読書は活字(著書)との対話ですが、結局、自問自答です。情報はあなた次第で決まります。

「この本はこういう内容です」という梗概だけで終わらせず、「ほかの著者はこう指摘しています」「こんな情報がもっと重要です」。。。このように深読み、裏読み、広がりができてこそ価値ある読書といえるのです。

 私は読書に「生産性」を求めています。梗概(あらすじ)をインプットするのは「点」に過ぎません。点のままでは使えません。たんなる一口ミニ知識です。一口ミニ知識を複眼的な理解や洞察、経験や体験、強い問題意識でとらえ直すと、点から線に、線から面へと立体化できるのです。

「中島孝志の 聴く!通勤快読」は読書を、点から線、面、立体へと展開する「インテリジェンス」です。だから「たんなる書評サイトではありません」と自負しているわけです。

 1日40円の些細な自己投資ですが、メンバーに聞くと、「そんなに安売りしないでください」「10倍にしたらどうですか?」「その代わり100人限定とか?」という具体的な提案を頂いたりしています。

 ま、いずれ。「中島孝志の 聴く!通勤快読」はそもそもブログですから波長が合う「仲間」だけでコミュニケーションしているわけですもんね。

「1日気づきが遅れれば1日の損ではなく一生の損だ」
「一生勉強というけれども、勉強には旬がある。いま勉強しないでいつするのか」
「知性よりも感性の衰えに危機感を抱こう。この感性の中心は好奇心と向上心だ」
 ・・・中島孝志。。。

 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『日本の空を誰が守るのか』(佐藤守著・双葉社)です。詳細はこちらからどうぞ。

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2011年12月29日 (木)

年末年始一押しの本です!

 付録です。この年末、ぜひ読んでおきたい本です。

 どうやら、アマゾンでは入荷しても即、瞬間蒸発してしまうほどの人気のようで常に「在庫切れ」のようです。あるいは、噂されるように「政府」「財務省」「アメリカ」に都合が悪い本は常に「在庫切れ」となっているのかしらん。
 いずれにしても、アマゾンで買えない場合は、一般書店か紀伊国屋書店・丸善等のWEBサイトで購入するという手もありです。楽天・セブン書店は既に完売のようです。

「国家破産 これから世界で起きること、ただちに日本がすべきこと」(吉田繁治著・PHP研究所)は最高の内容です。

 いま、日本国債が危ない、いや、日本国債は95%まで日本人が保有してるから大丈夫だ。。。と議論がまっぷたつ。ユーロは破綻する、いや大丈夫だ、とこちらもまっぷたつ。米国債は暴落する、いや、アメリカ経済はタフだ、とこちらもまっぷたつ。つまり、専門家と称する人たちでもいったいどちらに転ぶかわからんのです。

 そんな両極端の議論に「バイアス無し」「思いこみ」無し。過度の日本贔屓もなければ、欧米神話にとりつかれた無知でもなく、客観的、公平に、事実のみで組み立てられた金融経済論が展開されています。

「金融の予備知識がなくても読むことができることを心がけました。読むべき立場は一貫して、個人。個人として、私たちがいま知っておくべきことはなにか、を書きました。
 論理をたどれば、金融の森と、多くの人にとっては無縁で不明なデリバティブの生態も、確率論である生命a保険や損害保険のように、単純な構造であることに気がつくでしょう。
 生命保険と損害保険は、未来の不確定な死亡と災害のリスク確率から、保険料と保険金が決まっています。CDS(Credit default swap)もこれと同じです。
 違うのは、CDSは、信用リスクそのものを売り買いできる独立した証券として、第三者間で巨額に売買されることです。そして、日々、大きく変化している保険料率が、国債や証券の金利を、中央銀行がコントロールする政策金利をはるかに超えて、先導していることです。」

 著者は、「まぐまぐ第1位」の超有名メールマガジン「ビジネス知識源」の発行人。本業は超有名な流通コンサルタントとして知られ、ウォルマートのサム・ウォルトンに関する著作などを何冊かものしておりますけど、実は、金融・経済の超スペシャリスト。財務省を向こうに回してもたぶん軽く論破してしまうでしょう。

 なによりも人格者ですよ、この著者は。本書を読めば透けて見えます。

 なお、「国債」「デリバティブ」について、ここまでわかりやすく書かれた本は日本にはありません。私が言っているのですからホントです。

 いま日本と世界が直面する国債危機をどう読むか。
 ユーロ、アメリカ、アジア各国の国家破産の可能性はどうなのか、日本に国家破産が起きた場合の仮想風景まで、あくまで冷静に、論理的に、読者が理解できるスピードで書き込んでいます。

 金融機関の調査部や投資家はもちろん、これから経済に強くなりたいと考えている人にもお勧め。400ページ超の分厚さですけど、これだけわかりやすく書かれた本はちょっとない、と思いますよ・・・。詳細はこちらからどうぞ。

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2011年12月28日 (水)

年内最後の通勤快読です 全文公開! 「この国は俺が守る 田中角栄アメリカに屈せず」 仲俊二郎著 栄光出版社 1575円

 2011年最後のブログ。そして「中島孝志の 聴く!通勤快読」の年内最終版です。というわけで、今回は会員でない方にも特別サービスで全文公開しちゃいましょう。

 もち、会員の方はいつものように、PC、iPod、あるいはケータイにダウンロードして音声でもお楽しみくださいませ。23分間のおしゃべりです。ご安心ください。面白いですから。


 この著者の本をご紹介するのは2冊目ですね。前回は「我れ百倍働けど悔いなし」という傑作でした。日商岩井の海部八郎さんについて書かれた本でした。三菱も三井もとても適わなかった伝説の商社マンでしたね。残念ながら、この人もアメリカから刺されましたね。立派な日本人の1人でした。

 で、今回は角栄さんです。

「ユダヤ人にやられた。ユダヤ人には気をつけろ!」

 これ、角栄さんが小菅拘置所から仮釈放されたときの第一声です。小沢さんはどう聞いたでしょうね。

 いままでの対米従属総理とちがって、「日本の国益」を最優先した角栄さんが手がけたことは、ことごとく「アメリカの国益」と反することでした。

 角栄さんに先を越されて面目を失って嫉妬に狂ったのがロックフェラーの大番頭ヘンリー・キッシンジャー。ドイツ系ユダヤ人ですね。角栄さんは、このユダヤ人にロッキード事件を仕掛けられたのはご存じの通り。

 で、いま、菅&ドジョウ内閣にTPPを押しつけてるのがこのキッシンジャー。とことん日本を貶めないと気が済まないんでしょうな・・・

(続きは会員のみ視聴できますが、今回は特別公開)

 角栄さんに対する怨念。陰湿で執念深いところは三木武夫と同じようですな。この2人があうんの呼吸で角栄さんを「刑事被告人」に仕立て上げたわけ。

 ことの起こりは、昭和46年(1971年)7月15日。

 ニクソン大統領補佐官ヘンリー・キッシンジャーが日本の頭越しに極秘で訪中したこと。これは同盟国として許されないことですよ。けど、キッシンジャーは平気。

「日本は敗戦国。植民地」と思ってたからでしょう。当時の佐藤栄作内閣は動揺します。日本には一切の事前通知がなかったからですね。

 もし中国とアメリカが国交回復したらどうなるか。。。日本の存在価値は一挙に失われます。ここはアメリカに先駆けて日本が早期に中国と国交回復しないといけない。
 で、角栄さんは総理就任わずか3か月で日中国交回復を成し遂げてしまうわけ。

 けど、どうしてそこまで性急に国交を回復しようとしたか?
「総理大臣というのはな、就任したときがいちばん力があるんだ。世論の後押しがある。ここで一気呵成に成し遂げなければ、もうできるチャンスは永久に逃げてしまうんだ」

 この胆識が角栄以降の政治家には足らないのよ。小渕さん&小泉さんを除いて、あとはモタモタしてました。

「毛沢東と周恩来。この2人が元気なうちに決めなければな。アメリカが先にやってしまったらどうなる? 日本はもう用済みだよ」

 政治家はセンスで決まります。橋下さんにはセンスがある。だから買ってるわけ。

 本書には書かれてないけど、周恩来はアメリカよりも日本と先に国交回復しようとしてたと思う。
 で、こんな条件を温めていた。「中国が唯一の合法政府であることの確認」「日台条約の破棄」「今、存在する日米安保条約は不問にし、交渉とは切り離すこと」「中国は日本に対する賠償請求権を放棄すること」等の内容。

 田中角栄さんは何度も読み返す。安保条約黙認・賠償請求権放棄。これは想像以上の中国側の譲歩ですよ。

 ところがアメリカの国益をいつも日本の国益よりも優先する外務省が噛みつくわけ。
「国交正常化の前提にしている日中復興三原則は認めるわけにはいきません」
「牛場は日本の大使なら日本の国益のために行動して当たり前だろ。それをアメリカの尻馬に乗りやがって」

 キッシンジャーも油断してました。まさか日本が先に国交回復できるとは思ってなかった。中国との交渉が難しいことを嫌というほど知ってましたからね。

 繰り返しますけど、周恩来は日本を先にしようと考えていたと思う。アメリカはコロコロ変わるからね。信用してなかったと思う。

 もち、あのユダヤ人はカンカンですよ。「信頼できないすべての者の中で、ジャップが抜きんでている!」。ジャップなんて教養ある人間は使わない言葉ですからね。

「周恩来との喧嘩はもう済みましたか。喧嘩をしないとダメですよ。喧嘩をしてこそ仲良くなれるんです」と毛沢東。これで決まりだ、と角栄さんは確信します。

 次に角栄さんが掲げたのは「エネルギー確保」。当時、1次エネルギーに占める石油比率は世界各国の40数%に対して日本は70%。しかも欧米メジャーオイル経由でしか入ってこなかった。つまり、アメリカに首根っこを押さえられていたわけ。

 まずインドネシア原油をメジャーをすっ飛ばして直接買い付けようとしたわけ。ユダヤ人が怒るわけですよ。しかもロックフェラーの大番頭なんだから。

 米カルテックス経由の日本石油ルート。量は少ないけど、岸信介が作ったファー・イースト・オイル・トレーディング。これらに加えて新ルートを1つ増やそうとしたわけ。キッシンジャーは白い顔を鬼のように真っ赤にして日本の駐米大使を何度も呼び出します。
 けど邪魔もむなしく、昭和47年(1972年)7月4日、「ジャパン・インドネシア・オイル(JIO)」が正式に設立されました。

 ウランまで角栄さんはフランスと直接取引しようとします。
 けど、電力業界はアメリカの言いなりですからね。いまでも。だから、アメリカの意向を汲んだ木田川一隆が反駁します。
「濃縮ウランは1981年まで足りています。フランス分を引き取るわけにはいきません」
「日本の将来を考えての方策だ。政府が備蓄して、いざと言う時に放出すればいいんだ」と角栄さん。

 次に手がけたのが日ソ平和条約を締結すること。これは頓挫したけど、コミュニケだけは出せた。これが大きい。ブレジネフから領土問題に関する言質をとりましたからね。

「『未解決の諸問題』のなかには北方四島の返還問題も含まれると考えていいですね」
「ダァー(イエス)」

 もし1〜2年でも角栄さんがあのまま総理でいたら、北方領土4島は返還され、日ソ平和条約は結ばれていましたよ。しかし日本とソ連を対立させておきたいアメリカにとって、これは許されない。中国と国交回復してしまったうえにソ連とまで仲良くされたら、日本はアメリカの植民地ではなくなる。

 これは困る。

 日本を永遠にアメリカの財布がわりにしておきたいアメリカとしては、角栄さんを総理の座から引きずり降ろす、いや、政治家として抹殺したいと考えるわけですね。

 そのためにキッシンジャーがCIAを使って角栄殺しを実行に移すわけ。

 野心満々な男がいました。角栄さんを追い落として総理に指名された三木武夫。

 この男の政治姿勢には特色があります。常に大衆や世論の動向にアンテナを張り、もっともウケのいい政策を最優先で選び取る。自分の所信と矛盾しようが、国益にマイナスだろうが、どうでもいい。
「角栄さんを潰すこと」だけに集中する。そうすれば、権力の椅子に座り続けられますからね。総理大臣としての政治課題とか、経済・外交の意識などまるで持ち合わせていない。バルカン政治家の面目躍如。菅さんとクリソ。

 この男は政権を握った2年間、年間20億円ともいわれる領収書のいらない官房機密費を毎年、小銭さえ残さず使い果たしています。政権を投げ出したとき、金庫の中がスッカラカン。次の総理となった福田赳夫さんがそのがめつさに呆れたほどです。

 角栄さんが首相を退任したとき、機密費はほとんど手つかず状態でしたよ。

 金に汚いのは「クリーン三木」のほうだったんです。で、角栄さんと選挙区が同じ新潟の稲葉某を法務大臣にして角栄逮捕を命じるわけです。あまりに仕打ちに、角栄さんとライバルだった福田さんも三木だけは許さない、と怒り心頭。

 で、この結末はどうなったか・・・憲法の宣明書を出して角栄さんを有罪に導き、死ぬまで裁判闘争をさせておきながら、被告が死んだ途端、「あれは違法だった」といきなり白状したのが最高裁です。
 30数年過ぎたいまでも、最高裁は不起訴宣明書を出した経緯を秘密にしたまま。最高裁、検察、法務省は頑なに守らなければならない隠しことを持っているわけ。

 ま、CIAの命令でやりました、とは言えんわな。

 ロッキード社が払った領収書の1枚に「サトー」というサインがあったと知らされます。で、立花隆さんという物書きが、週刊誌に「サトーとは田中の秘書である佐藤昭が最有力候補だ」と書いて、「角栄有罪」という心証を国民に植え付けることに大いに貢献します。

 なんと、これがガセネタ。偽造領収書だったわけ。

 この事実は何を物語るか。一事が万事。ロッキードのコーチャン副会長の証言そのものの信憑性が疑われても仕方がない。

 そもそもロッキード社の日本政界工作を記した秘密の会計書類が、誤って上院のチャーチ委員会に送られてきた。それほどの重要書類が間違って、こともあろうに国会へどうして送られてきたのか。しかも封書のあて先が違うのも無視して、誤って開封すると秘密書類や領収書などがぎっしり入っていた、というわけ。

 アメリカらしいいい加減なシナリオ。けど角栄殺しのスケジュールだけは綿密でしたね。

 まず、週刊誌の記者に田中批判を書かせる。すると外国人記者クラブがリレーして角栄さんを悪者に仕立てるインタビューを展開する。その後、国会やマスコミが非難する。それらが沸騰点に近づいたとき、突如、チャーチ委員会で角栄さんへの賄賂疑惑を仕掛ける。

 それで逮捕されちゃうわけですね。もちろん、えん罪です。

「ユダヤ人にやられた。ユダヤ人には気をつけろ」という発言は、石油にせよ、ウランにせよ、世界のエネルギー資源はロックフェラーとユダヤ資本が牛耳っています。アメリカは彼らの代理人。その黒幕がキッシンジャーというわけ。

 日本人は目先のことにとらわれて、大局を見失うことがあります。

「汚職は国を滅ぼさないが、小さな正義が国を滅ぼす」
 たしかに。。。

カテゴリー:通勤快読 年3000冊の毒書王

2011年12月16日 (金)

「国家破産 これから世界で起きること、ただちに日本がすべきこと」  吉田繁治著 PHP研究所 1995円

「金融の予備知識がなくても読むことができることを心がけました。読むべき立場は一貫して、個人。個人として、私たちがいま知っておくべきことはなにか、を書きました。
 論理をたどれば、金融の森と、多くの人にとっては無縁で不明なデリバティブの生態も、確率論である生命保険や損害保険のように、単純な構造であることに気がつくでしょう。
 生命保険と損害保険は、未来の不確定な死亡と災害のリスク確率から、保険料と保険金が決まっています。CDS(Credit default swap)もこれと同じです。
 違うのは、CDSは、信用リスクそのものを売り買いできる独立した証券として、第三者間で巨額に売買されることです。そして、日々、大きく変化している保険料率が、国債や証券の金利を、中央銀行がコントロールする政策金利をはるかに超えて、先導していることです。」

 著者は、「まぐまぐ第1位」の超有名メールマガジン「ビジネス知識源」の発行人。本業は超有名な流通コンサルタントとして知られ、ウォルマートのサム・ウォルトンに関する著作などを何冊かものしておりますけど、実は、金融・経済の超スペシャリスト。財務省を向こうに回してもたぶん軽く論破してしまうでしょう。

 いま、日本国債が危ない、いや、日本国債は95%まで日本人が輪有しているから安心だ、と議論がまっぷたつ。ユーロは破綻する、いや大丈夫だ、とこちらもまっぷたつ。米国債は暴落する、いや、アメリカ経済はタフだ、とこちらもまっぷたつ。つまり、専門家と称する人たちでもいったいどちらに転ぶかわからんのです。
 
 そんな両極端の議論に「バイアス無し」「思いこみ」無し。過度の日本贔屓もなければ、欧米神話にとりつかれた無知なマスメディアでもない。客観的、公平に、事実のみで組み立てられた、金融経済論が展開されています。

「国債」「デリバティブ」について、ここまでわかりやすく書かれた本は日本にはありません。私が言っているのですからホントです。

 いま日本と世界が直面する国債危機をどう読むか。
 ユーロ、アメリカ、アジア各国の国家破産の可能性はどうなのか、日本に国家破産が起きた場合の仮想風景まで、あくまで冷静に、論理的に、読者が理解できるスピードで書き込んでいます。

 金融機関の調査部や投資家はもちろん、これから経済に強くなりたいと考えている人にもお勧め。430ページという超ハードな分厚さですけど、これだけわかりやすく書かれた本はちょっとない、と思いますよ・・・。詳細はこちらからどうぞ。

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
東京生まれ。早大政経学部、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等々ビンボー暇無し。キーマンネットワーク定例会(27年の老舗勉強会)、原理原則研究会 松下幸之助経営研究会を主宰。講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で超人気。著訳書は220冊超。プロデュース500冊超。読書は年間3000冊ペース。落語と大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。毎日更新のインテリジェンス音声情報サイト「聴く!通勤快読」が大人気!

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