カテゴリー:中島孝志の不良オヤジ日記

2018年05月17日 (木)

北朝鮮のドタキャンは計画通り。。。

 16日に予定されてた「南北閣僚級会談」。北がドタキャンして、韓国は大騒ぎ。
 けど、北にしてみれば、会談を決めた時からドタキャンを計画してたわけで、「してやったり」。

 「米韓軍事演習」をキャンセル理由にあげてますけど、んなもん、なんだっていいわけでね。南大門でキムチ売ってるから止ーーめた、つう理由だってありよ。

 盛んに言い寄ってくる男がいて、甘言でのぼせあがらせといて、さあ初デートつうとき、「今日は中止」「理由は?」「自分の胸に訊いてよ」「・・・」。
 ちょいと心理学をかじったこともある人なら、「ああ、あれね」と気づくと思うな。

 文在寅チームは、「ご機嫌損ねちゃったね」「やっぱ米韓軍師演習はタブーなんだな」と自己批判。

 で、大切なのは次。

 「今度はちゃんとしよう」
 「もう少しでいけるんだから」
 「軍事演習はやめよう」
 「嫌われそうなことはもうやめよう」

 どんどん譲歩するようになります。もうエサに食いついちゃってるから止められない。。。



 金正恩は韓国の足下を見てます。中国は、中国の国益を守るために金正恩体制護持に協力するしかない。金正恩は習近平のことなど、メンツを立てときゃどうにでもなる熊猫野郎くらいにしか思ってませんよ。
 「韓国も北朝鮮・中国チームに入れようぜ」つう話が大連で具体的に出たんでしょうな。

 突き放して、相手が戸惑ってる時、
 「いや、ごめんごめん。たんなる連絡ミスですよ。明日やりましょうよ」
 「ホント? サイコー!」

 ドタキャンされて韓国は及び腰。ドタキャンしたことで、北は上から目線で有利な交渉を進められる。

 実は、昨日、ブログに書いたトランプにしたって、金正恩にはドタキャン・スタンスで臨むと思う。ドタキャンしてこその王様なんすから。

 ドタキャンできるヤツと、されるヤツ。どちらが上かわかるわなあ。

 このように、人と人を上下関係でしか見られないのが中国、朝鮮そして欧米の連中です。中朝は儒教体制。欧米は階級社会。アメリカは食い詰め者の集まりだから階級意識はないけど、最後の最後まで奴隷体制を貫いたお国柄ですから人種差別は相変わらずです。

 その点、日本はみな平等、和を尊ぶ民族。感謝と反省が大好き。ドタキャンされたら、それこそ、「なにか致らないことがあったんだろか」「もっと好きになってもらえるよう頑張ろう」と考えちゃうお人好し。

 狡猾な連中にはホントにつけ込まれ所たっぷりなのよね。


 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「なぜこの国ではおかしな議論がまかり通るのか メディアのウソに騙されるな、これが日本の真の実力だ 前編」(高橋洋一著・1,512円・KADOKAWA)です。

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2018年05月15日 (火)

米朝首脳会談は破談する!

 1日遅れで「有料サイト」に連載中の原稿を転載します。あちらは莫大な原稿料を頂戴してますんでね。あしからず・・・。

 先週の世界の動きを見ますと、米朝首脳会談のスケジュールと場所が決まったことだ、と日本人は考えますが、世界の圧倒的多数は「トランプのイラン核合意の離脱」と回答するでしょう。

 欧米にとって重要なのは「極東」ではなく「中東」だ、という意味だけでなく、トランプの頭の中にははなから「北朝鮮問題」はこれっぽっちもなく、あくまでも視野においているのは「中国による台湾併合」です。



 さて、5月8日にイラン核合意から離脱すると、トランプは発表しました。理由はなにか? イスラエルとサウジ、そしてトランプ(アメリカ)の利害が一致したからです。
 というのも、05年、イランの大統領をしていたアフマドネジャドは「イスラエルを地球上から消す」と公言し、事実、イスラエルとイランはいまも戦闘状態にあります(いまのところシリアを舞台にした局地戦ですが)。
 スンニ派の盟主たるサウジはシーア派の牙城たるイランとは骨肉あい憎む関係にあります。ユダヤのイスラエルとイスラムのサウジの敵の敵は味方という関係で、アメリカと実際上、「三国軍事同盟」という関係にあります。



元もと、イランとの6カ国核合意は前任のオバマが結んだものです。

 内容は、北朝鮮に要求している「完全で検証可能かつ不可逆的な核廃絶(CVID=Complete,Verifiable,Irreversible,Dismantlement)」とは雲泥の差で、オバマがイランに要求したのは遠心分離機数やウラン濃縮の上限を設けただけで、スピードが遅れるけど核開発は再開可能というものでした。つまり、合意のための合意。もちろん、イランはオバマの意を汲んで核開発を進めていたはずです。

 イスラエルとサウジにとってこれでは困るわけです。「完全に検証可能で不可逆的な核廃絶にしろ!」とトランプに合意離脱を命じたのがホロコーストを宣言されたイスラエルなんです。トランプは、アメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転開設する記念式に娘イヴァンカ(ユダヤ教に改宗)と女婿クシュナー(ユダヤ教原理主義者)を出席させる、と公表した直後に「離脱宣言」をしたわけです。

 つまり、イスラエルへのダブルプレゼント。



 さて、離脱発言がマーケットにどんな影響を与えたでしょうか?

 円高ドル安にいったん振れたものの、結局は元通り。なんの影響もなかった、というのが現実。すでに離脱は織り込み済みでしたし、「アメリカが離脱してもほかの4カ国との合意を守り続ける」というイランのロウハニ大統領のメッセージでガチンコ戦争は避けられる、という解釈でしょう。

 もちろん戦争になれば儲かるのは「軍事産業」。ホルムズ海峡がきな臭くなれば原油価格だって高騰します。それらの銘柄が物色されたのは当然。相対的にウォルマートやヘルスケア、ディズニー等の生活産業は売られました。ただし、これも2、3日で調整となりました。







いま、世界のマーケットはトランプの発言と行動に振り回されています。そこにはファンダメンタルズとかテクニカル分析なども無力としか言いようがありません。
 しかし少し落ち着いて考えれば、トランプの政策は突然、突発、出たとこ勝負であるわけではなく、マニフェストを淡々と実行しているにすぎないことに気づくでしょう。

では、来月12日(予備日13日)にシンガポールで開催予定の「米朝首脳会談」をめぐってどうなるか、とくにマーケットはどう反応するかについて「予言」しておきましょう。

 結論から言えば、この会談は破談となる、と私は考えています。

 トランプの優先順位筆頭はなにか? 11月の中間選挙勝利です。勝たなければ再選は厳しくなりますからね。
 参考までに、日本のメディア報道を見ますと「民主党有利」というものばかりですが、アメリカのメディアは民主党支配下にありますから鵜呑みにすれば当然の帰結。日本のメディア住人はいつも自分の頭で考えないのが不思議です。

 多くの調査では共和党有利、トランプ支持率は50%超です。とくにネット調査ではそうなってます。

 では、金正恩の優先順位筆頭はなにか? 命乞いです。

 金王朝護持。いたずらに増やした100万超の兵士を喰わせる金がありません。一刻も早く支援が欲しい。制裁を解いて欲しい。覚醒剤、武器、売春など、ありとあらゆる「裏ビジネス」ができなくなりました。このままではクーデターが起きる、ということです。

 米朝首脳会談を懇願したのはトランプでも安倍さんでもなく、金正恩です。オバマのような合意のための合意をトランプがするはずありません。ノーベル平和賞受賞チャンス! たしかにそうですが、バラク・オバマですら受賞したインチキトロフィーなどもらってもトランプは嬉しくないでしょう。彼の性格ならば「そんなもんいらない!」と突き返すはずです。

 それより中間選挙に勝つことです。北朝鮮と中途半端な合意を結ぶわけにはいかないのです。

 では、どんな内容を金正恩に要求するかといえば、下記の項目です。

1完全で検証可能かつ不可逆的な核廃絶。
2アメリカ本土に届く長距離弾道弾(ICBM)の廃棄。のみならず、日韓に届く中短距離弾道弾の廃棄。
3拉致被害者の解放。

 金正恩にとっていちばん痛いのは3でしょうね。これは「戦後復興資金」をせしめるための人質なんですから。金づるを離したくないでしょう。当然、金正恩は拒絶したい。しかし拒絶したらトランプはその場で席を立ちます。

 追い込まれました。トランプはハードルを下げるどころか、どんどん上げてきます。これは日本サイドの希望的観測ではありません。「交渉」とはこういうものです。

 どちらがこの「チャンス」を活かしたいのか? 成果を得たいのか? トランプよりも圧倒的に後のない金正恩です。

 もし破談となっても元に戻るだけですから、トランプは困りません。それよりも破談にして金正恩をとことん追い込んだ方が「利幅」が増えるでしょう。アメリカでは拍手喝采です。

 西部劇を見るまでもなく、「ヤンキー」はそういうパーソナリティです。

 1回の交渉でなんとかまとめたい、長引かせたら終わりだ、と必死なのは金正恩です。

 まだ中間選挙には時間があります。なにも6月に決める必要はありません。もっともっと金正恩を追いつめればいいんです。丸裸にして放り出せばいいんです。なにしろ「命乞い」なんですから。

 大東亜戦争終結当時の日本がいまの北朝鮮と酷似しています。
 あのとき、日本政府のボトルネックは「国体護持」にありました。天皇制が護持されそうだ、となったのでポツダム宣言を受け容れたわけです。日本は丸裸になりました。しかし日本人の底力で蘇りました。

 さて、「破談」と予測する人がどれだけいるでしょう。日米中韓のマーケットでは、英国のEU離脱、トランプ当選と匹敵する「イベントリスク」になります。リスクオフで超円高ドル安。日経平均株価もダウも暴落。逆に金価格は暴騰。

 では、多くの方が予測(期待)しているように、もし首尾良く合意となった場合はどうでしょう? リスクオンで円安ドル高。日経平均株価もダウも高騰。一方、金価格は下落となるはずです。
 どちらにしても暴落あるいは高騰。だから、ボジションは「ロング・ストラドル」ではないか、と前回お話したのです。



 さてさて、米朝首脳会談について、日本のメディア報道の担当は「政治部」の記者たちです。
 政治部の記者というのは、一般的に文系出身者で理数系があまり得意でなく、かといって、経済に強いかというとこれも弱く(経済部でも似たようなものですが)、早い話が政治家にくっついてネタをとるしか能のない連中です。だから、構造的にセクハラ問題が起きやすいお仕事なのかもしれません。

 なにが言いたいかというと、「6月12日というスケジュールは日本にとって都合がいい。直前の6月8、9日はカナダでG7。この会合の総括として北朝鮮の核廃棄要求で一致した、と発表すれば効果的だ」などという、どうでもいい論調がメディアで垂れ流されているのです。

 私はこの日をあらかじめ用意して臨んだホワイトハウスのスタッフたちの深謀遠慮に感心しました。賢明なみなさんならこの日が何の日かご存じでしょう。
 そうです。FOMCがあります。しかもこの日の会議は「利上げ」です。
 利上げしたらどうなるか? 長期金利が上昇します。ダウは下がります。日経平均株価も下がるでしょう。そして長期金利と逆相関の金価格も下落します。

 もし米朝首脳会談で合意成立となったらどうでしょぅか? ダウも日経平均株価も高騰します。金価格は下落します。つまり、金価格は二重に下落する可能性が高いと思います。
 しかし、そうはならない。6月の米朝首脳会談は破談するからです(金正恩が命乞いだけでいい、オプションはなにもつけない、無条件廃絶でいい、と懇願すれば話は別です)。ダウも日経平均株価も大幅に下落。一方、金価格は暴騰・・・となるかもしれません。

 米朝首脳会談当日、トランプは日本海に空母と戦略爆撃機をずらり並べて交渉に臨むのではないでしょうか。「わしら交渉決裂でもええんやでー」という静かですが強烈なメッセージがこれです。

 金正恩は土俵際に追い込まれています。頼りの綱のプーチンは助けない、と通告しています。当たり前です。トランプと一緒に北朝鮮利権を山分けするんですから。四面楚歌の金正恩はしかたなく昔のご主人に頭を下げるしかなかったんです。

 しかし、このご主人もトランプに追い込まれています。

 国際政治は実におもしろいですね。映画になりますよ。「モリカケ問題」なんてつまらん芝居を嬉々として演じている野党のセンセ方の気がしれません。


 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「コブのない駱駝 きたやまおさむ 心の軌跡 後編」(きたやまおさむ著・1,944円・岩波書店)です。

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2018年05月02日 (水)

なにげない日々に心から感謝。。。

 1月に咳が抜けず、この4月末にまたまた咳が抜けず。「結核だったらあっという間だよ」と脅かされ、結局、疲労とストレス、それに花粉症つうことで落ち着いたわけで。

 実は、死ぬなら結核がいいな、と思ってましたから、内心、チャンスと感じてる部分もあったわけで。

 このところ、がらにもなく奇妙な夢ばかり見てまして。奇妙で奇妙で奇妙で飛び起きたりして。
 なにが奇妙かってえと、いでたちは映画「砂の器」に登場するボロボロのお遍路姿なのよ。で、最果ての駅のホームで雪が舞い散る中、意識があるのかないのか、小さな小さな子どもを抱いて、「必ず助けてやるからな」と祈りながらうずくまってると、停まるはずのない汽車が来て、乗客は私と顔を合わせると鬼か妖怪でも見たかのように驚愕。車掌が降りてきて、合掌している私の手を縄で巻き、横たわっている子どもをすくいあげた。

 助かった・・・これで目が覚めた。なんとも奇妙な夢。

 人の一生というのはなにも派手なことなどない、平々凡々の時間が過ぎていくわけで。華々しいことがあったとしてもほんの一瞬。「刹那」というヤツですな。にもかかわらず、光り輝く一瞬を夢見て日々を虚しく生きるなんてのはバカらしいことで。

 「ね、聞いてるの?」
 「ん? 聞いてるよ」
 「じゃ、なに言ったかしゃべってごらん」
 「・・・」

 平々凡々がなんて凄いことなのか。奇跡だなあ、としみじみ気づきましたよ。

 そういえば、フランク・シナトラ&ポール・アンカのコンビで知られる「マイ・ウェイ」にしても、元曲はクロード・フランソワが歌った "Comme d'habitude" でしょ。

♪ボクはすばやく着替えて
 いつものようにベッドから出て
 1人コーヒー飲んで
 いつものように遅れて
 音も立てずに家を出る
 いつものように空は曇って
 外は寒くて
 いつものように襟を立てて歩く♪

 平々凡々ないつもの様子を切り取っただけ。これがポール・アンカの手になると、実にドラマティックでダイナミックな「人生讃歌」に大変身。
 もち、同じ曲なんだけど、ポール・アンカもシナトラももういいかな、疲れちゃうしぃ。「いつものように」くらいでいいっすよ。声量マックスのテノールやソプラノはご勘弁。

 私には愛した歌があるから?
 信じたこの道を私は行くだけ?
 すべては心が決めたままに?

 なるようにしかならんのよ。いつもそうだったっしょ。なにもやっとらんのにそうそううまくいくわきゃないっしょ。心が決めた? なりゆきでそうなっただけだしぃ。信じる道なんて、んなもんはなからないしぃ。

 いつものように、いつものように、いつものように、なにも考えずにやってるだけだもん。 



 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「おもかげ」(浅田次郎著・1,620円・毎日新聞出版)です。

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2018年04月22日 (日)

ここはどこ? 私はだれ? 明日のスケジュール、どなたか知りませんか? 

 とうとうきちまっただよ。なにがって、認知症だべさ。おら、若年性ってわけではないんだどもね。

 カレンダーに「23日。午後5時から7時。銀座」とあるんすよ。

 かなり前からスケジューリングしてたみたいなんすけど、あれあれあれ? どういうこと? だれとどこで会うの? 「銀座」たって少々広いんでやんしょ。

 いつもカレンダーには必要最低限のことしか書かないの。「いつ、何時に、だれと、どこで」だけ。たとえば、「23日、午後5時から7時。○○出版・S編集長。銀座風月堂」とかね。

 困ったっす。

 「どこにいるんですか?」
 「ヨコハマのオフィスです」
 「え、銀座ですよ、銀座。約束したでしょ?」
 「いまから行きます。ちょっと待ってね」
 「待てません」

 ま、いまできることは、その時間、銀座で待機しといて、電話がなければ良し。かかってきても、1丁目から8丁目まででも私の足なら3分でいけます。ど真ん中の三越とか和光あたりにいれば楽勝っす。

 これっきゃないわなあ。くれぐれもイタ電せんといてね。

 ホントに、いったいだれと待ち合わせしたんでしょ。心当たりのある方はぜひぜひおせーてください。

 ここはどこ? 私はだれ? 間近なような気がしますなあ。

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2018年04月20日 (金)

虫の知らせ。

 忘れないうちに・・・明日は「ぴよこちゃん倶楽部」「中島孝志の銘柄研」がありますよ。いつものようにデータはただいま印刷してます。テキストは当日配布。推奨銘柄もなーるほど。お楽しみに。。。


 さーーて、「虫の知らせ」がありましてね。気になったんで朝イチで電話(30年来の友人というか大先輩なんですけどね)。

 「久しぶりだね。えっ、もう3年かよ? 妻の葬式以来だから、そんなになるかな。なに? ピンピンしてるけど。最近はゴルフ三昧。ろくろ回したりね。楽しくやってるよ。世の男たちは独り遺されると早い、というけど、おれはちがうみたい。憎まれっ子? ちがうちがう。人気者、世に憚るだな。えっ、虫の知らせで? なんだい、そりゃ。人を勝手に殺すなよ」

 「そうか、虫ねえ・・・庭の草取りでもするかな。虫が増えちゃうからね」

 数日後。「部屋の片付けもしました。いらないモノは処分。いるモノも少し処分。貴殿のおかげで身の回りすっきり気分すっきり。ありがとう」というメール。「ときどき虫の知らせよろしく」 とも。

 意外にいいかも。10年ぶり20年ぶりの連絡も「虫の知らせ」で通りそう。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「世界を動かす【国際秘密力】の研究 トランプ大統領のパフォーマンスは《隠された支配構造》をえぐり出す 後編」(ベンジャミン・フルフォード・クリス・ノース著・1,960円・ヒカルランド)です。

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2018年04月14日 (土)

どうしても安倍首相を退陣させたい勢力。。。

 どうしてもトランプを引きずり降ろしたい勢力、どうしてもアサドを倒したい勢力、絶対に憲法を改正させたくない勢力、日本の真の独立を阻止したい勢力、沖縄を合法的に領土に組み込みたい勢力、そしてなにがなんでも安倍退陣を画策する勢力もいるようです。。。

 政治の世界は「利益」のみで動きます。「公利公欲」という建前の背後にあるのは「私利私欲」。そこに国益なんてものはありません。

 だれがあの民主党時代に戻りたいと思いますか!

 「モーニングショーがつまらない」

 元もとくだらないですけど、それに「つまらない」が加わりました。この手の報道バラエティ番組はすでに視聴者に愛想を尽かされておりまして、気づいてないのはテレビ側の人だけかもしれません。

 いま、あまたいる日本の政治家の中で安倍晋三首相を私が買うのは、ひとえに「憲法改正」を進められる政治家だからです。アベノミクスによる株高とか景気回復、就職率改善なんてものはどうでもいい、とさえ思っています。

 いま、憲法改正できなければ、戦後、アメリカがこしらえた「この国のかたち」を日本人が取り戻すことはできないのではないでしょうか。

 殴られるまで抵抗できない。そんなPJ体制(ポツダムジャパン)のまま、戦後復興資金の担保に取られていた制空権、防衛権、電波権をようやく取り戻したというのに、大東亜戦争に引きずり込まれた真因=エネルギー枯渇による亡国の罠を、またまた大国に仕掛けられつつあります。

 いつの時代も、どの国も、敵は外部ではなく内部にあります。国益よりも私利私欲、党利党益、権力争いに懸命で、木ばかり見て森を見ない輩が跋扈しております。いつまでモリカケを食べるつもりなんでしょうか。

 内外情勢を鑑みる時、こんな下世話な問題に時間を空費されていていいのか、と少なからずの人は憂いているはずです。「ワイドショー、モーニングショーに呆れる」という人も同様の思いでしょう。

 モリカケ問題は1年続いています。この間、選挙がありました。選挙で信任された内閣が、ここに来て、急に危うくなっています。具体的にいえば、「北朝鮮宥和問題」から明確に安倍降ろしが始まりました。

 仕掛け人はだれか? ブッシュ、クリントン、ジャパンハンドラー、その日本側代理人たち、反トランプ勢力(オバマとクリントン)ではなかろうか、と考えています。


 
 これからの世界経済を牽引する技術は「AI」と「EV」です。
 トヨタもVWもGMも開発に命懸けです。市場はEV以外は認められなくなりつつあります。



 必須素材のレアメタルは「コバルト」です。すでに何回かご紹介してきました。金採掘の副産物です。大量に採掘されるコンゴ金鉱山は中国が押さえました。これから有望なのは北朝鮮です。



 コバルトの奪い合いは、かつてのブラッド・ダイヤモンドをめぐる殺し合いを彷彿とさせます。コバルト以前の問題として、EVブームが来たとして、わが国は電力をどう確保すればいいのでしょうか?

 「充電基地がたくさんできるから大丈夫だよ」

 ホント? その頃には夜間電力コストは昼と変わらなくなりますよ。なぜなら夜間使用が殺到するからです。しかも、いままでの電力を使用しながらプラスEV用に大量の電力が必要なのです。



 風力発電は風任せであてになりません。近接未来まで利用できるし、また、すべきエネ源はやはり「原発」です。安定的に、大量に、計画的に供給できます。もちろん、科学技術を進化させて代替エネを開発できたり、蓄電技術が開発できたら廃止すればいいんです。

 しかし、いまのところ、難しいと思います。

 ところで、一昨日の「通勤快読」は話題を振りまいたようで、原原メンバーからもいろんな質問が寄せられました。

 日本の原発設計図。とくに欠陥フクシマはご存じのようにGE製です。東芝が改良に次ぐ改良を続けて飛躍的に改良しました。基本的なソフトウェアは日本にはけっして渡さず、事故が起きても訴えられない契約を結んでいました。
 当然、サブバッテリーが崖を削って10メートル以上海水に近くしていたこともアメリカはつかんでいました。原爆で地震と津波を起こせば欠陥フクシマがいとも簡単に炉心溶融を引き起こすこともわかっていました。

 狙いは、日本の原発を止めることにあるのではないか。もし原発が止まったら? 円高から円安になったら?

 ブッシュとロックフェラーの奴隷になるしかありません。カタールの天然ガスを押さえているシェブロンはブッシュの会社です。そしてサウジのエクソンモービルを支配するのはロックフェラーです。彼らのエネルギーを買い続ければ生きられるかもしれません。







 わが国はとっくの昔に、原油を使わずにエネルギーをまかなえる技術を開発しています。しかし、それを阻んできたのが「防衛問題」でした。エネルギー独立となったとたん、アメリカの核の傘から追い出されるからです。


 いま、朝鮮半島から核排除交渉が始まりつつあります。一括解決となりそうですが、あくまでも「北朝鮮の自己申告」による核基地、核ミサイル、核弾頭をアメリカに移動して解体することになります。

 数年後、在韓米軍、在日米軍が撤退した後、「実は隠していた核がいくつかあるんだよ」となった時、わが国には「改正されずじまいの憲法9条」が居座っていて、中国、ロシア、そして北朝鮮から脅かされて国益をおおいに損なうことになるかもしれません。尖閣どころか沖縄本島まで中国の領土に組み込まれるかもしれません。

 閑話休題。EVのためのエネ源は、既存の原発のように100万キロワットという大容量ではなく、途上国に利用させている「10万キロワット」という小型原発のエネ源を活用すればいいんです。この「トリウム原発」からフクシマ並の事故が起きても即解決できます。安全かつパワフルな原発になります。

 「トリウム原発」は東芝が夢を掲げて実現させました。解体されるのではないか、という東芝がです。W&H子会社買収でミソをつけましたが、デューデリも満足にできない愚かな経営陣にも原因がありますが、当時の日本政府がアメリカから押し売りされた案件ですよ、これは。三菱重工は拒絶しています。

 奇術ではなく技術の賜です。ま、これにしても、国民は原発アレルギーですから、導入のハードルはものすごく高いと思います。というよりも、こういう技術を永遠にわが国は使用できない環境を仕掛けられてしまいました。

 あの人たちが盛んに「原発停止、廃棄」をアピールしているのも、原油を永遠に高く売り付けたいからでしょう。

 トランプは先刻承知。シリア攻撃にしても、1年前と同じ。ロシアと仕組んだ一芝居です。こうして産軍複合体を騙しながら軍備を縮小させ、防衛勢力を一新したいのです。

 いま、トランプ登場で彼らは着実に追い込まれています。トランプを葬りさらなければ逮捕される。崖っぷちです。

 安倍降ろしに2人のジイさんが懸命です。でないと息子が首相になれないからでしょうか。親子代々のボチなのでしょうか。考えてみれば、「フセインが大量破壊兵器をもっている!」というブッシュのウソに世界でいちばん早く付き合った人でした。

 だれが安倍降ろしを仕掛けたか? それぞれの役回りが透けて見えます。

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2018年04月12日 (木)

高いテンションをキープする。。。

 鋭さよりも鈍さ、速さよりも鈍さ、賢さよりも鈍さ・・・このところ、「鈍さ」という言葉に目が奪われています。心も魅せられている、といってもいいでしょうね。

 「鈍色」と書いて「にびいろ」と読むそうですね。平安時代はねずみ色が盛んだったようで、「濃いねずみ色」のことなんですね。ま、「四十八茶百鼠」という言葉もあります。以前、「♪利休ねずみの雨が降ーーるぅ」という唄を紹介したことがあると思いますが、ねずみ色はバラエティな富んでるわけです。

 タクシーに乗る機会があります。出張がめちゃ多いもんですからね。で、運転手さんと話を必ずします。地元のことはとくに聞きやすいし、いろんなこと知ってますからね。聞かなきゃソンソンと思ってます。

 で、この前、東映か新東宝(古いね。宇津井健とか吉田輝雄に代表される当時のイケメン)の役者か、と思うほど。ひとしきり誉めてると、「なにも出ませんよ」とニコニコ。

 「映画スターなんて言われたことないなあ。この道30年ですから。そりゃ、その前には小さな会社を経営してましたよ」
 「あまりにも居心地がいいんで。こんなに長く勤務してしまいました」
 「若ければ転職しようとか独立しようと考えるでしょうけど」
 「この年になると無理しなくなりますね。失敗したら終わりですから。またゼロから始めればいいや、という気持ちにはなれませんから」

 捨てる勇気ですな。無くしてもかまわない勇気。人生棒に振ってもかまわない勇気・・・とも言えますが、「高いテンション」をキープするってのは、やはり、「少しばかり狂気」が必要なのかもしれません。損得勘定、論理思考ではとてもとてもできゃしません。机上の空論止まりですわな。

 論理や理屈を超えてしまう。すべてを捨てても後悔しない、と思いこめる、ってのは、「使命感」とか「責任感」「義務感」だけではムリです。やっぱ、「やりたくてたまんない!」という「夢」なんでしょう。

 止めてくれるな、おっかさん。背中のイチョウが泣いている。男東大どこへ行く。

 全共闘じゃありませんけど、こんな狂気を駆り立てる「夢」がなけりゃムリです。

 加藤一二三さんの棋士引退に関して、羽生善治さんがインタビューに回答してました。
 「長期間、将棋を続けることはできるかもしれませんが、(63年間も高いテンションをキープした加藤先生ほどの)高いテンションを持ち続けることは難しいと思います」

 昔、世界の王貞治さんが現役を引退した時、打率こそ低くなりましたけど、ホームランは30本! まだまだ現役続行でしょう。ところが、王さん曰く、「体力には自信あり。しかしモチベーションがついてこない」。

 「魂魄」という言葉があります。「魂」と「魄」とはぜんぜん違いまして、音読みではなく訓読み(やまとことば)では「魂=みたま」「魄=みかげ」と読みます。平たく言うと、「魂」とは精神エネルギーをコントロールする氣のこと。「魄」とは身体エネルギーを司る氣のこと。つまり、体力はあってもモチベーションが低いと「あいつ、やる気あんのか! この腑抜けめ!」と怒鳴られるわけですよ。

 腑抜けとは「魂」の抜け殻のことなんすよ。

 どんなことにも「やる氣」「元氣」「氣迫」がないとあかんですよね。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「人類99%を支配する寡頭権力者たちの次なる工作 日本の未来はこう決まった! 後編」(ベンジャミン・フルフォード・板垣英憲著・1,960円・ヒカルランド)です。

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2018年04月08日 (日)

桜の季節。人はなぜか狂いたがる。

 出雲から羽田空港に到着。朝から快晴。日本晴れ。気温はぐんぐん上がり、ほぼ初夏の装い。湿度がないからとってもいい。

 こういう日は、荷物をコインロッカーに放り込んで新宿御苑だわな。

 花の命は短くて。桜が愛されるのもそういうトコかも。パッと咲き、パッと散る。

♪万朶の桜か襟の色 花は吉野に嵐吹く♪


それにしても混んでるわなあ。ま、みなさん同じこと考えるわけでね、こういう季節は。


伊勢丹の地下で仕入れてきたんだろうね。家で唐揚げとか卵焼き用意してきました、というグループもたくさん。けど、御苑の中には茶店がたくさんありまして、美味しいのたくさん売ってますから、私のようにぶらっと入ってきました、つう横着な人間にはありがたいこってす。



「桜はね、散ったふりして咲き続けてるんだって。散ったように見せかけて、実はすぐ次の芽をつけて眠ってる。散ってなんかいないの。みんなを驚かせようと隠れてるだけ。そしてあったかい季節になったら、また一気に花開くの。サプラ〜イズって。」

 そんなこと言ってたなあ。『キミスイ』だっけ? キミスイ、キミスイ、キミスイ、キスミーケイトって。たしか『中島孝志の通勤快読』で紹介した覚えがあるなあ・・・。

 ありました、ありました。2015年7月31日に書いてますね。以下、転載しときまひょ。。。


 「君の膵臓を食べたい」
 「いきなりカニバリズムに目覚めたの?」
 「昨日テレビで見たんだぁ、昔の人はどこか悪いところがあると、他の動物のその部分を食べたんだって。だから私は、君の膵臓を食べたい」

 膵臓は、消化と、エネルギー生産の調整役。例えば糖をエネルギーに変えるためにインスリンを作ってます。もし膵臓がないと、人はエネルギーを得られなくて死にます。

 「残り少ない命を、図書室の片づけなんかに使っていいの?」
 「いいに決まってるじゃん」
 「決まってはないと思うよ。そりゃあ、初恋の人に会いに行くとか、外国でヒッチハイクをして最期の場所を決めるとか、やりたいことがあるんじゃないの」
 「『秘密を知ってるクラスメイト』くんにも、死ぬまでにやりたいことはあるでしょう?」
 「・・・なくはない、かな」
 「でも今、それをやってないじゃん。私も君も、もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。そういう意味では私も君も変わんないよ、きっと。1日の価値は全部一緒なんだから、何をしたかの差なんかで私の今日の価値は変わらない。私は今日、楽しかったよ」

 彼女の提案通り、まずは都会に移動することにします。色々なお店が集まった巨大な駅に来ました。人間の量にまいっている様子もなく元気そのもの。

 「まずは焼肉!」
 「焼肉? まだ午前中だよ?」
 「昼と夜で肉の味が変わるの? この一番高い食べ放題コース2人で」

 「ギアラ、コブクロ、テッポウ、ハチノス、ミノ、ハツ、ネクタイ、コリコリ、フワ、センマイ、シビレ
 「コブクロ? え、CD?」
 んなわけありません。

 「ちなみに膵臓はシビレね」

 「私、火葬は嫌なんだよね」
 「なんだって?」
 「だから、火葬は嫌なの。死んだ後に焼かれるのはなぁ」
 「それ、焼肉食べながらする話? 肉を食べながら死体処理の話はやめにしよう」
 「膵臓は君が食べてもいいよ」
 「聞いてる?」
 「人に食べてもらうと魂がその人の中で生き続けるっていう信仰も外国にあるらしいよ」

 また彼女の提案でどうやら太宰府に泊まりがけで行くことになっしまいました。

 「一緒のベッドに寝るなんてドキドキするね」
 「バカじゃないの? 僕はこっち」
 「えー、せっかくいい部屋なんだから、ちゃんとベッドまで味わっとこうよ! すごーい! ジャグジーだぁ!」
 男は部屋同様に大きなテレビの電源をつけて、ザッピング。普段は見かけないローカル番組が多く流れていて、方言を前面に押し出してくる芸能人達の番組を放送してました。

 「方言って面白いよねー。食べたかろう、ってなんか昔の武士みたい。周辺で最先端の街なのに、方言は古いって不思議。方言の研究とか仕事にできたら楽しそう」
 「珍しく同意だね。僕も、大学に行ったらそういう勉強をしてもいいかなと思ってるくらい」
 「いいなぁ、私も大学とか行きたかったなぁ」

 「クラス内でヒナが一番だとして、見た目で私は何番目?」
 「・・・あくまで僕が思い出せる人間に限りだけど、三番」
 「自分で訊いておいてなんだけど、めちゃくちゃ恥ずかしい!てか。『仲良し』くんが素直に答えるとは思わなかったから、余計に」
 「早く終わらせたいんだよ」

 「私が、本当は死ぬのがめちゃくちゃ怖いって言ったら、どうする?」
 この質問には、本音であったとして、どう答えればいいのか。冗談だったとして、どう答えればいいのか。

 結局、わからないままでした。



 「お前、なんで上靴捨ててんの? トイレのゴミ箱に捨ててあんじゃん」
 「そうか、ありがとう。なくして、困ってた」
 「山内とどっかいってたの? また噂なってるぜ」
 「駅でたまたま会ったんだ。それを誰かに見られたのかな」

 教えてくれたクラスメートはガムを噛みながら自分の席に戻っていった。

 今度は、別のクラスメート。温和で清潔感のある男の子。クラスの学級委員。彼はじっと黙っていた。

 「桜良はどうしてお前なんかと」

 ああ、なるほど。

 「僕と彼女は、君の想像しているような間柄ではないよ」
 「じゃあ一体なんだって言うんだ! 二人っきりで食事に行って、旅行に行って、今日はあの子の家に一人で遊びに来て、クラス中で噂になってる! お前が突然、桜良に付きまといだしたって」
 「とにかく、君や、クラスメイトが思っているような関係じゃないんだ」
 「お前みたいな協調性のない暗いだけの奴と!」

 そこに桜良が来ます。
 
 「何、してんの・・・?」
 その声に、彼は雷を打たれたように振り返った。
 「『ひどいクラスメイト』くん! 血が出てる!」

 「桜良・・どうしてそんな奴と・・・」
 「そんな奴って・・・何・・・『ひどいクラスメイト』くんのこと?」
 「もうちょっかいを出さないように、俺がやっつけてやったんだ」
 「・・・最低」

 桜良の顔を見て少なからず驚いた。彼女でも、こんな顔をするんだ。こんな、誰かを傷つけるためみたいな。

 「僕といるよりは、例えば彼のように君を本気で想っている人といた方がいい。僕らは、あの日に病院で偶然に出会ったに過ぎないんだから」
 「違うよ。偶然じゃない。私達は、皆、自分で選んでここに来たの。君と私がクラスで一緒だったのも、あの日病院にいたのも、偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を合わせたの。私達は、自分の意思で出会ったんだよ」

 次の日、補修の授業を受けるために学校に行くと、上靴は消えていなかった。一時間目になっても彼女は学校に来なかった。次の時間も、次の時間も。放課後になっても、彼女の姿は見当たらなかった。

 彼女は、入院していた。再開したのは、その週の土曜日、病室でのことだ。 
 「『仲良し』」くん教えるの上手いなぁ、教師になりなよ」
 「どうして君は、そう人間と関わる仕事ばっかり提案してくるわけ?」
 「死ななかったら、本当は私がやりたかったことを代わりにやってもらおうとしてるのかも」

 −退院おめでとう。今、君のことを考えていたよ。
 −珍しく嬉しいことを言うじゃない! どうしたの、病気?
 −君と違って健康体だよ。
 −ひどい! 私を傷つけたね! 罰として私を褒めなさい!
 メールでこんなやりとり。

 (僕は、本当は君になりたかった。人を認められる人間に、人に認められる人間に。人を愛せる人間に、人に愛される人間に)
 (僕はどうかすれば君になれただろうか。僕はどうかすれば君になれるのだろうか)

 渾身の言葉を、彼女の携帯電話に向かって送信した。

 −ぼくは・・・。『君の膵臓を食べたい」

 彼女からの返信は、まるで来なかった。

 (ぼくは、悲しんでいる。悲しんでいるけれど、それがぼくを壊したりはしなかった。ぼく以上に悲しんでいる人がたくさんいるはずだ。これから会うご家族もそう、親友さんもそう、学級委員の彼もそうかもしれない。そう考えると、僕はどうしても悲しみを素直に受け止めることができなかった)

 「君、だったのね・・・よかった・・・よかった・・・来てくれて・・・本当によかった あの子が死んだら、とある人に渡してほしいって・・・。たった一人・・・あの子の病気のことを知ってる・・・『共病文庫』っていう名前を知ってる人が・・・いるからって・・・」

 横で、笑顔の彼女が、僕らを見ていた。

 「その人が・・・その人は・・・臆病だから・・・お葬式には来てくれないかもしれない、でも、絶対これを取りに来てくれるから・・・。それまでは・・・家族以外の誰にも見せないでって・・・はっきり、あの子の言葉、覚えてるわ・・・本当は、もっと先のことだった・・・」

 この日記がどういう内容なのか。それは小説をお読みください。

 (僕らの方向性が違うと、彼女がよく言った。当たり前だった。僕らは、同じ方向を見ていなかった。ずっと、お互いを見ていたんだ・・・)

 これ、映画になります。必ずね。

 ここまで転載しました。たしかに映画化されましたね。ダブル主演の浜辺美波さん、北村匠海さん、サイコーでしたね。そうだ、これからDVD観よっと。

カテゴリー:中島孝志の不良オヤジ日記

2018年04月04日 (水)

向田邦子さんの素敵な素敵な素敵な最期の講演「言葉が怖い」を聴いたことありますか?

 忘れないうちに・・・来週スタートの名古屋と大阪原原の2次会案内メー・リストを流しています。どちらも大型新人加入でますますパワーアップです。お楽しみに。


昨日、向田邦子さんのドラマ『幸福』について振り返ってみました。
 で、今日は「ついで」といってはなんなんですが、彼女が飛行機事故で亡くなる半年前に講演してるんですが、それについて少しお話したいと思います・・・。

 「頭がいい人」は掃いて捨てるほどいますが、観察眼が鋭い、人間がよくわかっている・・・となると、ほとんどいませんな。で、向田さんはそのレアな人間の1人だと思います。つうか、その代表ではなしかしらんとも思います。

 作品をご覧になればすぐにわかります。
 「よくまあ、こういう言葉が思いつくものだ。このシーン、このひと言しかありえないな」と恐れ入るばかりです。センスとか感受性というより、よく考えている。プロとしていつも言葉を「カンチャン待ち」してることがわかります。

 「カンチャン待ち」というのは麻雀用語ですから、そんな賭け事しらんよと言われたらひれまでなんですけど、ま、平たく言えば、「ほとんど期待薄の処に、ホントかよ、と声を上げそうになるほどドンピシャ。おお、ラッキー!ツイてる」つうことなんです。

 「言葉が怖い」

 こんなことが言えるのは、言葉を商売にしてるからというだけではなく、人に対してめちゃくちゃ優しいからですね。
 傷つけたくない。できることなら励ましてあげたい。そう思えばこそ、の言葉です。けど、実態はいつも知らないうちに人を傷つけてしまう。言ったとたんに、あっ、と気づいて唖然とする。「私ってダメね」と絶望的になる。そんなことが私には山ほどあります。

 「そうか、雄弁はせいぜい銀止まり。沈黙は金だもんなあ」とつくづく思い知らされるわけです。

 
とてもカッコイイ。「おばさん」なんて絶対呼べません。男は基本的にバカなオンナが嫌いではないけど(安心できるから)、中身ぎっしり。話せば話すほど味があって、たまにバカもできるオンナはたまらんと思うな。享年51歳。

 友和・百恵の披露宴ではたくさんのゲストがお祝いの言葉を述べたそうですけど、やはり森繁さんがサイコーだったとか。

 ロンドン公演で時間がある時にベンチで60代の女性が編み物をしてた。すると、彼女は森繁さんを突いて言うわけ。

 「靴の先を見なさい」

 なにか落ちているのかと思うと、また、「靴の先を見なさい!」といわれた。

 ふと見ると、ローレンス・オリビエが女性を連れて歩いてる。思わず見つめていると、「靴の先を見なさい」とまた言われた。
 「彼らはいまブライベートタイムだからじろじろ見てはいけない」
 
 この逸話に会場は拍手喝采。つまり、百恵さん夫婦に、子供いいつ頃かとか、余計なことは聞くな。彼らはいまプライベートタイムなんだ、という話です。もちろん、そんな話がパパラッチなんぞに通じるわけがありませんけどね。

 向田さん、思った通りの声でした。優しいけど、意思が鮮明できりりと鉢巻きをしめた雰囲気があります。 

 「言葉が怖い」。だから言葉を話さない猫を飼っているとか。面白いなあ。
 

 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「流行のライフスタイルに憧れて」(津田かおり著・1,188円・産業編集センター)です。

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2018年03月28日 (水)

無理スジの政治ショー。。。

 「訴追のおそれがあるので発言は控えさせて頂く」の連発に野党のセンセ方はいつものように「イライラ感たっぷり」つう演出。

 「これでは質問できません」
 「真相が究明できません」
 「なにも語ろうとしない。国民が怒ってますよ」

 どれもこれも予想通りのコメント。記者のみなさんは始まる前から記事書けたんちゃう。
 こうなるのは質問する側もされる側も報道する側も、もち、官邸も昭恵さんも、みーーーんな、わかってました。国民だってわかってたと思うよ。

 イライラしてた人なんているんかいな。いたとしたら、生真面目で世の中の現実を知らない人。「青年の主張」とかに出てくるタイプとか?

 「本人もしくは親族が訴追のおそれあり、という場合は発言しなくてもOK」つうのは議院証言法でしかと守られた「権利」ですよ。「司法取引」もこれからつうわが国ではこういう担保がなければ、照覧や参考人がのこのこ国会なんぞに出てくるはずありませんわな。

 そりゃ、センセ方はいまこそ顔を売るチャンスと張り切ってますけどね。「国会が真相究明の場だ」なんて信じてるのは、今どき、日本のメディアしかチェックしてない層だけでしょ。

 証人喚問てのは司法が動く前にやんなきゃなんの効果もないのよ。センセ方もわかっちゃいるけど、こんな機械でもなければテレビに出られないからしょうがないわな。

 けどさ、野党のセンセ方てのはなにかい。法律で守られた証人の権利を認めない、つうわけ? メディアも同じだわな。倒閣しか頭にないチョージツ新聞とかね。
 憲法論議では「法律を守れ守れ!」とトランプ以前のホワイトハウスを「忖度」して主張しながら、実は法律を無視しても「おかしい」ってなーーんも感じない自己チュー。

 こんな連中が何百人タバになっても法律に精通した財務官僚は落とせません。

 そもそもモリカケ問題って「無理スジ」だと思うけどね。会計検査院の調査報告を時系列的にしかとチェックすれば、安倍さんも昭恵さんも潔白なことは明らか。安倍一強を突き崩せないから「無理スジ」を1年突き続けてきたわけ。「石の上にも3年」ゆうてね。

 で、チャンス到来。トランプを倒したいアメリカの一部勢力。トランプ登場で冷や飯食ってるジャパンハンドラーの連中。防衛費を積み上げて軍備を増強してる安倍政権のせいで尖閣と沖縄を侵略できないでイライラしてる中国。

 「安倍政権打倒」で利害が一致。安倍政権が飛んだら株価がどうなるかさっぱり読めない経済音痴のセンセ方。「とにかく次の選挙で当選しなくちゃ」「存在感を選挙区でアピールしなくちゃ」だけで頑張ってるわけでね。

 お疲れ様です。

 予想通りの体たらく。こんなもん第三者委員会でやるべきマターなのよ。わざわざ無力な国会でやったのは、もちろん、ディスプレイ効果=テレビショーによる印象操作に決まってます。「国民の怒り」を助長して内閣支持率を暴落させよう、総辞職に追い込もう、倒閣しようってわけ。

 佐川さんの発言拒否連発で株価は550円高。これが国民の声ですよ。

 いつまでバカな議論してんの? いま、わが国を取り巻く世界情勢、経済事情がどうなってるかわかってるの? 無理スジではなく本スジのアジェンダを議論しろ、つうこと。

 いま解散したら野党は終わりです。いくつかの政党は消えます。いっそ解散総選挙したらいいのよ。争点は「モリカケ問題を続けたいですか?」「それとも本スジの議論を国会でさせたいですか?」とね。

 ワイドショーも消えるんじゃないかな。視聴者もバカじゃないと思うよ。バブルの時からワイドショーのレベルって変わってないよね。視聴者はもっとグローバルになってるし、クールになってると思うんだよね。

 モリカケ問題てのは諸刃の剣でね。追及に失敗したら、やっぱ野党はダメだね、と判断されちゃう。仕事や商売やってるわれわれには、いまの政治家ってえのは枝葉末節の議論しかできないんかい、と呆れられちゃってます。

 安倍さんの支持率30%つうけど、じゃ野党の支持率はどうなのよ。民進党とか希望の党なんて1%あんの? まずは数とれよ、数を。

 小沢さん、次はどんな手を繰り出してくるかね。トランプのウルトラC連発で習近平も手詰まりですわな。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「欧州旅日記」(田辺誠一著・1,404円・産業編集センター)です。  

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中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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 講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
 著訳書は330冊。ほかに電子書籍100冊。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュースは延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
 日本青年会議所の「TOYP(人間力)大賞」を87年から3年連続受賞の快挙(横浜JC推挙)。
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