カテゴリー:中島孝志の不良オヤジ日記

2018年07月11日 (水)

いつも見ている風景。

 う〜ん。激甚災害指定ですか。。。備えあれば憂いなし、といいますけど、「備え」をしなけりゃならんとは思いもしなかったんでしょうな。

 けど、ご先祖様はわかってるわけで・・・これ、14年08月27日 (水)のブログなんすけどね、「地名はご先祖様からのメッセージ」つうテーマで書いとるわけ。

 長文ですけど、当時のママすべて引用します。


「これ、書こうかどうか迷ったのね。ほら、私だって嫌われたくないしぃ、できれば好感度上げたいしぃ。ま、このブログを読んでる方々は素直だと思いますが、世の中にはなんでも悪意に受け取る人もたくさんいますからね。

「最近きれいになったね」
「悪かったわね、いままでブスで!」

 さ〜て、誤解と顰蹙を覚悟の上で書いてしまいましょう。

 広島も礼文もたいへんな災害でした。ご関係者の皆様は悲しくて悔しくてたまらないと思います。「もっと早く気づいていれば」と自分を責め続けている人は少なくないでしょうね。けど深夜。しかもあっという間の出来事でした。気づきようがなかったかもしれません。

 こういう悲惨な災害に巻き込まれないよう、祈りをこめてこんな独り言をしておきたいと思うのです。

 私、2週間に1回くらい床屋さんに行くんですけど、地元の横浜元町じゃなくてわざわざ鎌倉に行ってるんです。
 そば屋が好きですし、知り合いも多いし、湘南の海は大昔しょっちゅう舟やら出して遊んでたとこですからね。葉山も江ノ島も「庭」です。事実、どんなに混んでいようと友達のとこに車を停められますしね。

 「鎌倉」というとどんな印象をお持ちでしょうか? 頼朝。源氏。北条氏。大仏。長谷寺。高級住宅地、文化人。。。まあいろいろあると思います。


災害発生2日前の写真ですよね。私もコメントをよく依頼される新聞ですけど、野党のセンセしか飛びつかんと思うな。日本の新聞しか読まない人も誘導されるかも。

 さて、自宅のすぐ近くに「関内」があります。オフィス街ですね。県庁も市庁舎もスタジアムもここです。昔は新田でした。文字通り、新しく開発された田んぼ。みなとみらいと同じで埋め立て地なんです。埋め立て地ですから地盤が緩い。みなとみらいは凄い技術で、阪神淡路大地震クラスの地震に襲われても六甲アイランドで見られた液状化現象は起こらないらしいですよ。

 関内の馴染みの店は「新田」といいます。東京原原の忘年会でよく行きましたね。元々は「ヌッタ=沼田(ぬった=ぬまた)」という意味です。出雲の仁多米の「仁多」とか「仁田」も同じです。参考までにアイヌ語でも「湿地」を意味してるんですよ。

 東京の神田も新田です。「しんでん」に「神田」という字を当てました。安全を祈願して明神さんを祀りました。

 大阪の梅田も元々は「埋め田=埋め立て地」です。梅が咲いていたわけではありません。天神さんのパワーを拝借してこれまた安全祈願のために「梅田」にしたわけです。
 
 たいていの埋め立て地は洪水とか土石流でできたから地盤が緩いんです。もしその上に家を建てたら地震とか水害には弱いでしょうね。

 全国に「船越」という地名がありますね。船が越えてしまうわけです。どうやって船が越えたのでしょうか。津波ですよね。

 広島には「津浪」という地名もあります。過疎地域ですが、元々は津波。土石流などの「山津波」です。語弊があるから津浪にしたのでしょう。。。

 東日本大震災のとき津波に襲われた原発があったのは「浪江町」でしたね。浪とは海が陸地に食い込んだ地形のことです。津波のパワーがもっとも集中しやすい地形です。東電はそんなところに原発を建てていたのです。

 福島第2原発は「波倉」にあります。浪の倉です。倉とは「急峻な角度」という意味です。行ったことはありませんが、たぶん尖った地形ではないかと思います。

 三重県には「川底」とか「池底」という地名もありました。どうしてこんな地名を残したかといえば、「ここはそういうとこだよ」「気をつけて暮らしなさい」という子孫へのメッセージだからです。

 ところが昭和の市町村合併で安易に地名を変えてしまいました。おかげで「○○が丘」「○○台」という地名がめちゃくちゃあります。
 私のオフィスなど駅は○○台、住所は○○が丘です。暮らしやすさよりも高級住宅地を連想させるビバリーヒルズにあやかろうという宅地造成業者の都合、すなわち、洒落てて売りやすいネーミングからでしょう。

 行政も相変わらずいい加減で、災害が起こると、「もっと早く伝達や指定を早めればよかった」と渋面をつくるより、そもそも危険な地域に造成許可などしてはいけないんです。
 訴訟にならないか、そちらのほうが心配でしょう。業者の接待攻勢で許可したわけではないことを祈りたい、と思います。

 ほとんどの建て売り業者はお客様第一だと思いますが、ごくごく一部には、建築残土を山ほど廃棄し、地表1メートルだけを山土で覆っただけ、というひどいケースもあるようです。もちろん地盤沈下必至です。家が傾きます。
 歴史的に地滑りや山津波などが起きている地域かどうか、なんて業者は百も承知です。プロですから調べに調べ、叩きに叩いて買収します。安く買って相場で売るだけでボロ儲けです。

 そういう地域には「住むな」「さわるな」「暮らしてはならん」とご先祖様は遺しました。残念ながら30年も経てばみなさん忘れてしまいます。地名ロンダリングなどされたら終わりです。

 さてさて、私はいつも鎌倉に行くとき、なにかあったらどこに逃げるか決めながら歩いています。なんといっても「カマ」と「クラ」ですからね。
 カマとは「噛マ」です。津波が食い込んだ地形を意味します。事実、ここはいままで何度も何度も津波に襲われてきました。東日本大震災のときなど、烏帽子岩のずっと向こうまで海が干上がり、まる1日戻りませんでした。

 東大寺の大仏さんは大仏殿が焼けたあと、家光が再建してくれましたけど、鎌倉の大仏さんはいまだにむき出しです。「明応の大地震」で大仏殿が波にさらわれてしまいました。むき出しでいいんです。
 「油断するなよ。津波はここまでくるぞ」というメッセージですからね(さすがに東大寺には津波は来ないでしょう)。

 広島と礼文。少なくとも広島のケースでは激甚災害に指定するだけでなく、業者と行政に「製造物責任」を課すべきです。すなわち、あの地域一帯を廃棄してほかに住宅地を用意するか、山津波が起きたときにうまく誘導する「道」をつくるかです。

 古来、日本では「井戸は神の出入り口」と言われました。京都の六道珍皇寺にある井戸は「冥界へ通じる入口」と昔から言われてきました。
 平安時代の小野篁は毎夜ここからあの世に行ってたそうです(出口はまた別のところにあります。詳しくは原原でお話しします)。

 同様に、河川を埋め立ててはいけない。埋めてもいずれ暴れ出す。地鎮祭は荒ぶる神を鎮魂するために行われているのです。それは水神ですよ。

「日本には川がない。あるのは滝だけだ」
 幕末明治に訪れたお雇い外国人の発言です。ヨーロッパの川など流れているか止まっているのかわからないくらいです。日本は山紫水明の国ですが、実はいつも水不足でした。台風が来ても雨は地を叩き、ほとんど海に流れてしまって、地下にたまらないからです。

 自然はおっかないですね。素直に畏怖の念を抱かないとしっぺ返しがありますね。科学と技術の力でおさえこめると思い上がってはいけないのですね。

 地名はご先祖様のメッセージです。自分が住んでいるところがどういう地名なのか、地名だったのか、あまり神経質になる必要はありませんが、チラッと勉強しておいてもいいのではないでしょうか。。。」

 こんなブログなんすけどね。

 死者134名、不明者60名ですか。地獄絵図ですね。
 予想できない? ホントですか? わかっちゃいるけど毎度毎度繰り返されるイベントです。まれに起きる地震より毎度毎度の大雨による河川の氾濫そして土砂崩れ。こういう災害が起きてから「真砂土」なんてみな詳しくなるわけ。

 油断大敵。



 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「地名は警告する」(谷川健一編著・2,592円・冨山房インターナショナル)です。住んではいけない地域。ご先祖様は「地名」にここは危ないぞ、というメッセージを込めているのです。

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2018年06月18日 (月)

京都人が選ぶお中元の定番「小松こんぶ」。。。

 お中元シーズンですね。はよ来い、たくさん来い、お中元!
 でね、いまメディアで評判の品があるんすよ。

 「小松こんぶ」。。。京都の友人からいつも送ってもらってたんすが、まさか、こんなにブームになるとは思いませんでした。いまや入手困難らしいっすよ。


ホントは1300円のくせに、某通販サイトでは堂々と「3399円」つう値段がつけられてました。

 これ、熱々のご飯に乗っけてもいいし、お茶漬けにしてもいいし、お茶請けにしてもいいんすけどね。

 あちこちの雑誌で紹介されちゃって大変。某有名デパの通販サイトでも扱ってるようですが、阪神百貨店がちゃんと定価1300円で売り出しました。

 ただし限定200個。会員にならなきゃいけないけど、良心的ですよね。某通販サイトでは「定価1300円・販売価格3399円」と書いてるわけではありません。たんに「3399円」とあるだけ。「あれ、これ、1300円だったんだ」といつかわかると思うけどね。

 供給を需要が集中的に上回ったんで「価格高騰」。株価みたいなもんすな。時価ですな。

 元もと、御所のそばにある割烹「雲月」の品ですからね。


 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「いちのすけの まくら」(春風亭一之輔著・1,620円・朝日新聞)です。

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2018年06月15日 (金)

表の共同声明より裏の約束!

 米朝首脳会談が終わりました。たった1日で。

 結論から言えば、トランプにも金正恩にもメリットがあるように協力しあうこと、が確認できたミーティングだったと思います。

 「米朝首脳会談は破談する!」と予告した通り、5月24日にいったん破談。しかし、その直後に金正恩がトランプに詫びを入れ再開することとなりました。トランプが破談すると怒ったこと、金正恩が詫びを入れて再開することになったこと。いずれもプログラム通りです。

 トランプ自身はいつものように自画自賛に徹していますが、周囲の意見は真逆です。
 「米朝首脳会談はなにも決まらなかった」(日本の多くのメディア)。
 「歴史的に米朝が『初の会談』という以外ないもない」(NYタイムズ)
 「希望を抱かせたが保証がない」(ワシントンポスト)

 安倍首相はといえば、いつもの通り、「成果があった、トランプ大統領を支持する」のひと言。米朝首脳会談中止時も「トランプ大統領の決断を支持する」、首脳会談再開となった時も「トランプ大統領を支持する」と述べてましたからこの回答は予測できました。



 世界中のメディアが「完全な、検証可能な、不可逆的な非核化」という文言がないことに落胆し、「交渉は失敗だ、金正恩の勝ちだ」と報道していますが、トランプは完全非核化まで制裁を続けると述べているのですから、トランプのペースで進んでいると考えていいと思います。

 トランプは騙せません。なぜなら、安倍首相のしつこい説得で、これまで北朝鮮が一度たりとも約束を守ったことなく、嘘をつき続けてきたことを理解しているからです。

 94年、核開発凍結を確約。その見返りに5400億円もの軽水炉をはじめとして、食糧、年間50万トンの重油を支援したにもかかわらず、核開発を継続。嘘をついていたのです。
 05年、6ヵ国共同宣言で核放棄を約束しました。これも嘘でした。

 北朝鮮は嘘八百の国なのです。死に物狂いで嘘をついているのではなく、「知らない」「聞いたことない」「そんなこと言ってない」が彼らの常套句です。

 金正恩の優先順位筆頭は「国体護持」です。体制保証です。そのための核武装です。
 核を離したらリビアのカダフィになると自覚しています。03年、カダフィは核開発を放棄しました。見返りに制裁を解除してもらいました。ところが、そりから8年後(2011年)、反体制派に惨殺されてしまいました。もちろん、反体制派の背後にいたのはアメリカです。カダフィの失敗はアメリカを信じたことです。
 金正恩はアメリカを信じたら殺される、と信じています。アメリカに近づく金正恩を中国も懸念しています。

 そこで、「トランプとなにも決めてはならない」「トランプとなにも約束してはならない」と、習近平が金正恩に釘を刺した通り、金正恩は行動したのです。

 直前に、わざわざ安倍首相がトランプに念押しをした「拉致問題」については、「日朝で協議しろ。門前払いするな!」と金正恩に伝えたに過ぎませんし、それが当たり前です。日本のことは日本が解決しなければならない。ただし、トランプのおかげで金正恩は交渉のテーブルにつくしかありません。

 トランプの頭の中にあるのはあくまでも11月の「中間選挙」です。今回の米朝首脳会談の目的は中間選挙対策です。具体的に決めようとすれば物別れに終わってしまうから、なにも決めなかったのです。中間選挙直前、金正恩にはワシントンに来てもらってトランプを持ち上げてもらわなければならないし、ノーベル平和賞を受賞して有権者の覚えを良くしたいのです。



巷間、共同声明として発表されていることとは違い、「裏の約束」があるはずです。なにごとも表よりも裏が重要なのです。

 西側を巻き込んだ「サンフランシスコ講和条約」より日米間だけで結ばれた「日米安全保障条約」。日米安保よりも「裏の約束」。米軍支配、核の持ち込み等々、歴代内閣は「条約」よりも「裏の約束」に縛られているのはご存じの通り。

 もちろん、今回もアメリカは金正恩に「裏の約束」呑み込ませたと思います。すなわち、会談1回目で核放棄を約束すること、でなければ戦争も辞さないこと。

 わが家は横浜ですが、近くには米軍がありますし、米軍幹部のハウスもあります。米朝首脳会談当日は朝からヘリコプターがたくさん飛び交うだけでなく、戦艦から病院船まで米軍は動員していたのです。
 金正恩にしてみれば、トランプには交渉は通じない。いきなり最後通牒=戦争となる、と悟りました。同時にトランプはアメを与えました。すなわち、「経済支援」「在韓米軍撤退」です。そして、「朝鮮戦争の終結」です。


14センチのシークレットシューズで臨んだ会談。笑えるわー。

 わが国と北朝鮮との間には経済支援云々という商売の話題とは別次元で「拉致問題」があります。
 金正恩がすでに「解決済み」と主張する真意は、蒸し返すには「手数料が必要だ!」ということです。

 日本という世界一の金持ち相手に、いくら先代の金正日が指示した国家的犯罪だとしても、戦争能力はあれども、戦争できない日本は完全に足下を見られていますし、金持ちらしく「金」で解決するしかありません。

 1960年の日韓基本条約で北朝鮮分まで賠償金は支払い済みですが、南北朝鮮を相手に交渉をいくら続けても、慰安婦問題と同じで何世紀経とうと何度も蒸し返されて解決できるはずがありません。
 古今の歴史をさかのぼっても、半島を黙らせるには「力」か「金」しかありません。(軍事)力を持ち出せなければ、(金の)力で押すしかないのです。後日、中国よりも高品質の資源を確保するか、世界一安い労働力を活用するなど、北朝鮮ビジネスで回収すればいいのです。



 さて、「米朝首脳会談中止」という「やらせ」も含めて、トランプと金正恩が協力した動機はなにか? それはお互いの共通の敵を欺くため。では、共通の敵とはだれか?
 それは軍産複合体であり国際金融資本です。すなわち、大統領選挙選時から、大統領当選、大統領就任、さらには最近のロシアゲート問題にいたるまで、トランプを邪魔してきた勢力です。
 米朝首脳会談が不首尾に終われば、北朝鮮と、韓国そして日本は相変わらず敵対関係にあり、在韓米軍も在日米軍も撤退せずに居座り続けられます。かつて、「シリアから米軍撤退」とトランプが発表するや、シリアは化学兵器を使用したとして、米軍は攻撃を始めました。アフガン撤退を発表したときも同じです。理由をつけてアフガン軍を攻撃し、4000名の米兵増員までトランプは認めざるをえなかったのです。

 私は首脳会談中にも軍産複合体は北朝鮮でなにか仕掛けるかと思っていました。たとえば、「クーデター」です。トランプに脅かされて、金正恩はあまりにも性急に軍部から党へと権力移行を早めました。軍部のメンツは丸つぶれです。金正恩がわざわざ大連を訪れたり理由は、のんがいちのクーデター阻止を中国(北部戦区)に依頼するためです。

 だれがクーデターを演出するのか? それは北朝鮮ではありません。軍産複合体であり、国際金融資本です。
 中東も極東もいつ火がつくかわからない「火薬庫」である限り、彼らは双方に武器を売って儲かります。しかし、半島が統一されたり、南北朝鮮が和解などしたら、武器商人は商売あがったりです。

 国際政治を動かしているのは「マネー」なのです。


 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「名セリフ! 後編」(鴻上尚史著・842円・文芸春秋)です。 

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2018年06月08日 (金)

いつまでも若くはないんだよ。。。

 ホントにホントにまいりました。何度も何度も繰り返す。この学習効果の無さ。

 「おまえは鶏だ。三歩歩くとすべて忘れる」

 鶏ってそうなんすか? 記憶力ないの? ま、記憶力と学習能力は違いますからね。なーーんて言っても始まらないわけで。

 締め切りに追いかけられるのは慣れてます。毎度のことですし、実はゴールが明確になりますから「頑張る力」が出てくるわけ。で、まだ頑張れちゃうから始末が悪いわけでね。

 数日後に、いちばん弱いところをトラブってしまうわけ。どういうことかつうと、すでにFBには書きましたけど、、、そうそう、FB読んでない人はさっぱりわからんわな。

 実は、この火曜から歯痛、高熱(39.2度)、全身の倦怠感(こんなに熱あれば当たり前かも)が続いてるわけ。で、とにかく歯痛。免疫力が激減して細菌が傷ついた歯肉に飛び込んだ、アタックチャス・・・みたいなんかな。で、天才歯科医のI先生に緊急治療してもらったわけ。

 高熱は歯痛は関係ありません。別のトラブルでしょう、とのこと。

 2年前、バンコク講演等々のとんぼ返りのときも39度超の高熱が2週間続きました。で、25年前のギリシャ・ベルギー旅行でも歯痛。スウェーデン留学中の友人(歯学部)に治療してもらおうと思ったほど。

 さて、どちらも原因は「くたくたへとへと疲労困憊」でした。

 やっぱ、物書きにとって締め切りてのは、命を削って書いてるんだな、とつくづく思いますね。
 「短編を1つ書き終えると、きまってセックスをした後のような脱力感に襲われ、悲しみと喜びを味わうものだった。これはとてもいい作品だという確信があった。真価がほんとうにわかるのは、翌日それを読み返したときだ」
 「いつも区切りがつくまで仕事を続けた。切り上げるのは次の展開が頭に浮かんだときだ。すると次の日も仕事を続けられる、と確信が持てたからだ」

 これ、ヘミングウェイのエッセイの一こまなんですけど、私のような端くれも同感です。




以前ご紹介しましたよね。ウディ・アレン監督・脚本・主演の傑作ですよ。いまもよく観てます。

 深夜、ヨッパライがパリをうろついていと、クラシックカーに1920年代のファッションで装った男女が乗ってる。誘われるままに行ったパーティにはコール・ポーター、F・スコット・フィッツジェラルド、ジャン・コクトー・・・彼が愛してやまない20年代のパリというわけ。
 クラブにはパリで大成功した黒人歌手ジョセフィン・ベイカー。フィッツジェラルド夫妻と入ったバーにはヘミングウェイと遭遇。「自分が書いた小説を読んでくれないか?」ともちかけるが・・・。

 だれもが憧れたパリ。パリのピークでしょ。世界中から文化人の卵がこんなに集まった時代はないよね。
 
 まあ、今回はかなりの大作で、電子書籍ではなくふつうの単行本で緊急出版なのよ。なんたって6月3日の締め切りを2日前倒しで渡して、この19日には発売なんすからね。

 前倒したのも新潟原原の講義のためですからね。また、落語会があるから。結局、遊びのために早く仕上げた、つうことなんすけどね。でも、原稿レベルは自他ともにハイレベル。編集者も絶賛。ま、自画自賛ですけど。新ネタのオンパですからお楽しみに。

 まあ、免疫力の低下ですな。無理無茶は続かない年になった、つうことですよ。バンコクもギリシャも高熱でも食欲はあんの。けど、歯痛で食べられない。てことで、流動食なわけ。

 ホントの原因は違うと思うな。天罰です。こういうことでもないと、ずっと無理しちゃうからね。ここらへんで気づかせないといけない、つう天からのメッセージです。だって、高熱の間にはっきり聞こえましたからね。


 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「『年金問題』は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識 前編」(高橋洋一著・864円・PHP)です。 

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2018年05月27日 (日)

米朝首脳会談は衆院解散のあとにやるんちゃう。。。

 米朝首脳会談が破断しました。また、やろかつう話も出てるようで。ほんに市場をかき乱すのやめてほしいわーー。

 破談のわりには金価格が上がってませんな。小さすぎます。破談発表3分で10ドル上がっただけ。

 なんで?
 はい、中国がドル確保のために金をこっそり売ってるからです。

 日経平均株価は逆に上げてるしぃ。なんで?
 はい、日銀が720億円分(ETF)市場に流したから。

 まあ、そういうことっす。

 「トランプも堪忍袋の緒が切れたね」
 「金正恩は読み誤ったな」
 「いよいよ戦争か?」
 「でもブンゲリの核工場を破壊したぞ」
 「ポーズだよ、ポーズ」
 「ここでトランプが切れるとはな」
 「北朝鮮お得意の売り言葉に買い言葉がないね、今回は」
 「文在寅はメンツ丸つぶれだぜ」


韓国総合指数に変化なし


あてが外れた土建株だけ急落!

 たしかに韓国大統領のメンツは丸つぶれです。けど、あの人、当事者のくせに「米朝和平を仲介します」なーんて、実に能天気。

 今回の破談はプログラム通り。読み誤ったわけじゃありませんよ。ベストは日本の解散総選挙後まで待ってほしい。今回は、ホワイトハウスと議会の(会談実施)反対が多いんでちょいと「様子見」しただけっしょ。

 会談が潰れるよう潰れるようハードルを上げてましたからね。これからも金正恩は核工場を次々に爆破して、「うちらは誠実に和平を実現すべく動いてまんねん」つう演出を国際世論に見せつけていくはず。

 国会ではちょうどいいタイミングで防衛費2%アップの議論。そう、これなのね。これ。中国は20兆円分アメリカ製品を購入(でないと関税報復されちゃうから)。日本は5億円分武器購入。

 トランプにしたら、牛肉だろうがクルマだろうが、買ってくれたらそれでええねん。アメ車なんかマニアしか欲しがらないしぃ。あんなん押しつけられたら迷惑なだけ。

 政治は必ず経済(金儲け)とコンビで動いてます。軍事も経済と一緒に動きます。影のようにね。 

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2018年05月25日 (金)

人はその人に似合いの死に方をする。。。

 忘れないうちに・・・トランプが米朝首脳会談中止を発表!
 ほらね。直後から金価格が3分で10ドル高騰! まいったのー。少しだけ早い。ポジション変えないかんやんけ。

 ま、イラン問題もありいのですから、トランプはやる方向でいると思う。いまは中止。理由は今日の博多原原でお話します。
 そうそう、衆院解散もあり、ですね。それにしてもイギリスは大量人員輸送船をすでに日本に待機させてます。もち、トランプは完全に戦争準備完了。なんたって駐韓大使はあの人ですよ、あの人。
 金正恩が短期間に中国詣りをした理由がこれでわかったでしょ? 命乞いなのよね。次の一手は金正恩の番です。それによってトランプはどちらかの行動に出ます。こんな時に博多かあ。飛行機乗るの嫌だなあ。翌日は熊本、翌々日は宮崎。大丈夫なんかーー?



アマゾンキンドルで1位っす。恋愛の神様井上さんの最新刊です。


 今日は博多原原です。午後6時から投資研究会。7時から本講義。9時から二次会(今回はモツ鍋)。
 で、明日は熊本、明後日は宮崎。久しぶりの幣立神宮それから天岩戸神社。いろいろ。馬肉もトンカツも楽しみです。


 さーーて、きわめて個人的にして地域的なことなんすけど、わが町内会で嫌われに嫌われてるジーさんバーさんが往生しました。バーさんが死んでから2週間後にジーさんがお陀仏。

 凄いのは・・・だれも葬式に行かないこと。家族はつうと、1人息子とは20年前に絶縁。つまり、唯一の家族からも嫌われてたわけ。ホントに1回も来ませんでしたからね。

 町内会の多くが「自業自得」としか思ってないのが哀しい処。

 どうしてそこまで嫌われたのか? 

 町内会の奉加帳にまったく協力しない。みなさんボランティアでやってるにもかかわらず、「どうして孫も子もいないオレがお祭りの会費を出さなくちゃいけないんだ?」
 「どうせおまえらの飲み食いに消えるんだろ?」
 1時間も嫌みを言われるから、この家だけはみなさんパス。嫌み言われるだけ時間の無駄だもん。

 アパート賃貸業もしてたみたいすけど、敷金を返さないどころか逆に100万円くらい平気で請求してたそうっす。周辺の不動産も終戦直後に親の代からだまし取って裁判沙汰になってた、つうんだから、骨の髄からがめついんでしょうな。

 でもさ、そんだけ財産あんのに介護ヘルパーすら頼まなかったそうす。結果、だれも介護しないんでどうやら餓死してた、つう話。「カネだけ遺してどうすんだ?」とみなさんあきれ顔。

 でも同時に、「あの夫婦らしいね」とだれも同情しない。

 1人息子はだれも来ない通夜と葬式だけ終えてさっさと帰っちゃった。奥さんはそもそも来ない。当たり前。ジーさんバーさんにいびりにいびられて精神的に不安定になり、奥さんの両親が怒って実家に戻した。で、ご主人も子どもと一緒に家を出た、という曰く付き。

 人間てのは、1人で生まれて1人で死んでくもんすけど、それは死には付き合ってもらえない、ということでね。生死の瞬間、だれかがそばにいるもんすよ(最近、孤独死が増えてますけど)。
 
 たくさんの家族、友達に囲まれて往生したい、愛し愛された人たちに囲まれて・・・夢を見る人がいますけど、死ぬ直前に、いきなり家族や友人、愛してくれる人が増えるわけじゃありません。FBの友達申請じゃないんすから。

 たとえ100人身内がいたって、「あんなジジイの死に際なんぞどうでもいい」「めんどくせー」「忙しい時に死ぬんじゃねえよ」とまーったく悲しんでもらえない。家族親戚たくさんいるのに「無縁仏」じゃ浮かばれないよ。

 死んだらどうでもいいじゃん? そうすかねえ。私は死後の世界つうより死んでもエネルギーは残ると思ってるんでね。

 若い人が年寄りを大切にする時代じゃないの。ジジイババアがはるかに多いんすから。年寄りが若い人を大切にする時代なんすよ。

 どこかのアメフト部の監督さん、いまのうちですよ、いまのうち。


 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「荷風になりたい 不良老人指南(全4巻・漫画) 前半」(倉科遼・ケン月影著・2,384円・小学館)です。

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2018年05月24日 (木)

最近の年寄りは。。。

 「最近の若い者は・・・」という言葉は、古今東西どこでも聞かれます。

 けど、このごろの日本を見てますと、「最近の若い者は凄い!」としか言いようがありません。

 羽生弓弦さん、藤井聡太さん、大谷翔平さん・・・凄い、凄い、凄い。

 それに引き替え、最近の年寄りはどうしようもないね。
 たとえば、日大アメフト部の前監督。選手に責任転嫁するなよ。選手の夢を潰すなよ。というより、選手の身体を潰すなよ。

 「信じてもらえないと思いますが、言ってないと思うんです」

 晩節を汚しましたな。

 記者会見を逃げ回ると思うけど、「社会人」としての存在価値を無くしました。あとは日大つう大学の自浄作用を期待するばかりですが、ここは相撲部監督出身の理事長からして同じ穴の狢なんで、ムリっしょ。

 こういう年寄りにだけはなりたくないね。


 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「京都がなぜいちばんなのか」(島田裕巳著・864円・筑摩書房)です。

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2018年05月17日 (木)

北朝鮮のドタキャンは計画通り。。。

 16日に予定されてた「南北閣僚級会談」。北がドタキャンして、韓国は大騒ぎ。
 けど、北にしてみれば、会談を決めた時からドタキャンを計画してたわけで、「してやったり」。

 「米韓軍事演習」をキャンセル理由にあげてますけど、んなもん、なんだっていいわけでね。南大門でキムチ売ってるから止ーーめた、つう理由だってありよ。

 盛んに言い寄ってくる男がいて、甘言でのぼせあがらせといて、さあ初デートつうとき、「今日は中止」「理由は?」「自分の胸に訊いてよ」「・・・」。
 ちょいと心理学をかじったこともある人なら、「ああ、あれね」と気づくと思うな。

 文在寅チームは、「ご機嫌損ねちゃったね」「やっぱ米韓軍師演習はタブーなんだな」と自己批判。

 で、大切なのは次。

 「今度はちゃんとしよう」
 「もう少しでいけるんだから」
 「軍事演習はやめよう」
 「嫌われそうなことはもうやめよう」

 どんどん譲歩するようになります。もうエサに食いついちゃってるから止められない。。。



 金正恩は韓国の足下を見てます。中国は、中国の国益を守るために金正恩体制護持に協力するしかない。金正恩は習近平のことなど、メンツを立てときゃどうにでもなる熊猫野郎くらいにしか思ってませんよ。
 「韓国も北朝鮮・中国チームに入れようぜ」つう話が大連で具体的に出たんでしょうな。

 突き放して、相手が戸惑ってる時、
 「いや、ごめんごめん。たんなる連絡ミスですよ。明日やりましょうよ」
 「ホント? サイコー!」

 ドタキャンされて韓国は及び腰。ドタキャンしたことで、北は上から目線で有利な交渉を進められる。

 実は、昨日、ブログに書いたトランプにしたって、金正恩にはドタキャン・スタンスで臨むと思う。ドタキャンしてこその王様なんすから。

 ドタキャンできるヤツと、されるヤツ。どちらが上かわかるわなあ。

 このように、人と人を上下関係でしか見られないのが中国、朝鮮そして欧米の連中です。中朝は儒教体制。欧米は階級社会。アメリカは食い詰め者の集まりだから階級意識はないけど、最後の最後まで奴隷体制を貫いたお国柄ですから人種差別は相変わらずです。

 その点、日本はみな平等、和を尊ぶ民族。感謝と反省が大好き。ドタキャンされたら、それこそ、「なにか致らないことがあったんだろか」「もっと好きになってもらえるよう頑張ろう」と考えちゃうお人好し。

 狡猾な連中にはホントにつけ込まれ所たっぷりなのよね。


 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「なぜこの国ではおかしな議論がまかり通るのか メディアのウソに騙されるな、これが日本の真の実力だ 前編」(高橋洋一著・1,512円・KADOKAWA)です。

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2018年05月15日 (火)

米朝首脳会談は破談する!

 1日遅れで「有料サイト」に連載中の原稿を転載します。あちらは莫大な原稿料を頂戴してますんでね。あしからず・・・。

 先週の世界の動きを見ますと、米朝首脳会談のスケジュールと場所が決まったことだ、と日本人は考えますが、世界の圧倒的多数は「トランプのイラン核合意の離脱」と回答するでしょう。

 欧米にとって重要なのは「極東」ではなく「中東」だ、という意味だけでなく、トランプの頭の中にははなから「北朝鮮問題」はこれっぽっちもなく、あくまでも視野においているのは「中国による台湾併合」です。



 さて、5月8日にイラン核合意から離脱すると、トランプは発表しました。理由はなにか? イスラエルとサウジ、そしてトランプ(アメリカ)の利害が一致したからです。
 というのも、05年、イランの大統領をしていたアフマドネジャドは「イスラエルを地球上から消す」と公言し、事実、イスラエルとイランはいまも戦闘状態にあります(いまのところシリアを舞台にした局地戦ですが)。
 スンニ派の盟主たるサウジはシーア派の牙城たるイランとは骨肉あい憎む関係にあります。ユダヤのイスラエルとイスラムのサウジの敵の敵は味方という関係で、アメリカと実際上、「三国軍事同盟」という関係にあります。



元もと、イランとの6カ国核合意は前任のオバマが結んだものです。

 内容は、北朝鮮に要求している「完全で検証可能かつ不可逆的な核廃絶(CVID=Complete,Verifiable,Irreversible,Dismantlement)」とは雲泥の差で、オバマがイランに要求したのは遠心分離機数やウラン濃縮の上限を設けただけで、スピードが遅れるけど核開発は再開可能というものでした。つまり、合意のための合意。もちろん、イランはオバマの意を汲んで核開発を進めていたはずです。

 イスラエルとサウジにとってこれでは困るわけです。「完全に検証可能で不可逆的な核廃絶にしろ!」とトランプに合意離脱を命じたのがホロコーストを宣言されたイスラエルなんです。トランプは、アメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転開設する記念式に娘イヴァンカ(ユダヤ教に改宗)と女婿クシュナー(ユダヤ教原理主義者)を出席させる、と公表した直後に「離脱宣言」をしたわけです。

 つまり、イスラエルへのダブルプレゼント。



 さて、離脱発言がマーケットにどんな影響を与えたでしょうか?

 円高ドル安にいったん振れたものの、結局は元通り。なんの影響もなかった、というのが現実。すでに離脱は織り込み済みでしたし、「アメリカが離脱してもほかの4カ国との合意を守り続ける」というイランのロウハニ大統領のメッセージでガチンコ戦争は避けられる、という解釈でしょう。

 もちろん戦争になれば儲かるのは「軍事産業」。ホルムズ海峡がきな臭くなれば原油価格だって高騰します。それらの銘柄が物色されたのは当然。相対的にウォルマートやヘルスケア、ディズニー等の生活産業は売られました。ただし、これも2、3日で調整となりました。







いま、世界のマーケットはトランプの発言と行動に振り回されています。そこにはファンダメンタルズとかテクニカル分析なども無力としか言いようがありません。
 しかし少し落ち着いて考えれば、トランプの政策は突然、突発、出たとこ勝負であるわけではなく、マニフェストを淡々と実行しているにすぎないことに気づくでしょう。

では、来月12日(予備日13日)にシンガポールで開催予定の「米朝首脳会談」をめぐってどうなるか、とくにマーケットはどう反応するかについて「予言」しておきましょう。

 結論から言えば、この会談は破談となる、と私は考えています。

 トランプの優先順位筆頭はなにか? 11月の中間選挙勝利です。勝たなければ再選は厳しくなりますからね。
 参考までに、日本のメディア報道を見ますと「民主党有利」というものばかりですが、アメリカのメディアは民主党支配下にありますから鵜呑みにすれば当然の帰結。日本のメディア住人はいつも自分の頭で考えないのが不思議です。

 多くの調査では共和党有利、トランプ支持率は50%超です。とくにネット調査ではそうなってます。

 では、金正恩の優先順位筆頭はなにか? 命乞いです。

 金王朝護持。いたずらに増やした100万超の兵士を喰わせる金がありません。一刻も早く支援が欲しい。制裁を解いて欲しい。覚醒剤、武器、売春など、ありとあらゆる「裏ビジネス」ができなくなりました。このままではクーデターが起きる、ということです。

 米朝首脳会談を懇願したのはトランプでも安倍さんでもなく、金正恩です。オバマのような合意のための合意をトランプがするはずありません。ノーベル平和賞受賞チャンス! たしかにそうですが、バラク・オバマですら受賞したインチキトロフィーなどもらってもトランプは嬉しくないでしょう。彼の性格ならば「そんなもんいらない!」と突き返すはずです。

 それより中間選挙に勝つことです。北朝鮮と中途半端な合意を結ぶわけにはいかないのです。

 では、どんな内容を金正恩に要求するかといえば、下記の項目です。

1完全で検証可能かつ不可逆的な核廃絶。
2アメリカ本土に届く長距離弾道弾(ICBM)の廃棄。のみならず、日韓に届く中短距離弾道弾の廃棄。
3拉致被害者の解放。

 金正恩にとっていちばん痛いのは3でしょうね。これは「戦後復興資金」をせしめるための人質なんですから。金づるを離したくないでしょう。当然、金正恩は拒絶したい。しかし拒絶したらトランプはその場で席を立ちます。

 追い込まれました。トランプはハードルを下げるどころか、どんどん上げてきます。これは日本サイドの希望的観測ではありません。「交渉」とはこういうものです。

 どちらがこの「チャンス」を活かしたいのか? 成果を得たいのか? トランプよりも圧倒的に後のない金正恩です。

 もし破談となっても元に戻るだけですから、トランプは困りません。それよりも破談にして金正恩をとことん追い込んだ方が「利幅」が増えるでしょう。アメリカでは拍手喝采です。

 西部劇を見るまでもなく、「ヤンキー」はそういうパーソナリティです。

 1回の交渉でなんとかまとめたい、長引かせたら終わりだ、と必死なのは金正恩です。

 まだ中間選挙には時間があります。なにも6月に決める必要はありません。もっともっと金正恩を追いつめればいいんです。丸裸にして放り出せばいいんです。なにしろ「命乞い」なんですから。

 大東亜戦争終結当時の日本がいまの北朝鮮と酷似しています。
 あのとき、日本政府のボトルネックは「国体護持」にありました。天皇制が護持されそうだ、となったのでポツダム宣言を受け容れたわけです。日本は丸裸になりました。しかし日本人の底力で蘇りました。

 さて、「破談」と予測する人がどれだけいるでしょう。日米中韓のマーケットでは、英国のEU離脱、トランプ当選と匹敵する「イベントリスク」になります。リスクオフで超円高ドル安。日経平均株価もダウも暴落。逆に金価格は暴騰。

 では、多くの方が予測(期待)しているように、もし首尾良く合意となった場合はどうでしょう? リスクオンで円安ドル高。日経平均株価もダウも高騰。一方、金価格は下落となるはずです。
 どちらにしても暴落あるいは高騰。だから、ボジションは「ロング・ストラドル」ではないか、と前回お話したのです。



 さてさて、米朝首脳会談について、日本のメディア報道の担当は「政治部」の記者たちです。
 政治部の記者というのは、一般的に文系出身者で理数系があまり得意でなく、かといって、経済に強いかというとこれも弱く(経済部でも似たようなものですが)、早い話が政治家にくっついてネタをとるしか能のない連中です。だから、構造的にセクハラ問題が起きやすいお仕事なのかもしれません。

 なにが言いたいかというと、「6月12日というスケジュールは日本にとって都合がいい。直前の6月8、9日はカナダでG7。この会合の総括として北朝鮮の核廃棄要求で一致した、と発表すれば効果的だ」などという、どうでもいい論調がメディアで垂れ流されているのです。

 私はこの日をあらかじめ用意して臨んだホワイトハウスのスタッフたちの深謀遠慮に感心しました。賢明なみなさんならこの日が何の日かご存じでしょう。
 そうです。FOMCがあります。しかもこの日の会議は「利上げ」です。
 利上げしたらどうなるか? 長期金利が上昇します。ダウは下がります。日経平均株価も下がるでしょう。そして長期金利と逆相関の金価格も下落します。

 もし米朝首脳会談で合意成立となったらどうでしょぅか? ダウも日経平均株価も高騰します。金価格は下落します。つまり、金価格は二重に下落する可能性が高いと思います。
 しかし、そうはならない。6月の米朝首脳会談は破談するからです(金正恩が命乞いだけでいい、オプションはなにもつけない、無条件廃絶でいい、と懇願すれば話は別です)。ダウも日経平均株価も大幅に下落。一方、金価格は暴騰・・・となるかもしれません。

 米朝首脳会談当日、トランプは日本海に空母と戦略爆撃機をずらり並べて交渉に臨むのではないでしょうか。「わしら交渉決裂でもええんやでー」という静かですが強烈なメッセージがこれです。

 金正恩は土俵際に追い込まれています。頼りの綱のプーチンは助けない、と通告しています。当たり前です。トランプと一緒に北朝鮮利権を山分けするんですから。四面楚歌の金正恩はしかたなく昔のご主人に頭を下げるしかなかったんです。

 しかし、このご主人もトランプに追い込まれています。

 国際政治は実におもしろいですね。映画になりますよ。「モリカケ問題」なんてつまらん芝居を嬉々として演じている野党のセンセ方の気がしれません。


 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「コブのない駱駝 きたやまおさむ 心の軌跡 後編」(きたやまおさむ著・1,944円・岩波書店)です。

カテゴリー:中島孝志の不良オヤジ日記

2018年05月02日 (水)

なにげない日々に心から感謝。。。

 1月に咳が抜けず、この4月末にまたまた咳が抜けず。「結核だったらあっという間だよ」と脅かされ、結局、疲労とストレス、それに花粉症つうことで落ち着いたわけで。

 実は、死ぬなら結核がいいな、と思ってましたから、内心、チャンスと感じてる部分もあったわけで。

 このところ、がらにもなく奇妙な夢ばかり見てまして。奇妙で奇妙で奇妙で飛び起きたりして。
 なにが奇妙かってえと、いでたちは映画「砂の器」に登場するボロボロのお遍路姿なのよ。で、最果ての駅のホームで雪が舞い散る中、意識があるのかないのか、小さな小さな子どもを抱いて、「必ず助けてやるからな」と祈りながらうずくまってると、停まるはずのない汽車が来て、乗客は私と顔を合わせると鬼か妖怪でも見たかのように驚愕。車掌が降りてきて、合掌している私の手を縄で巻き、横たわっている子どもをすくいあげた。

 助かった・・・これで目が覚めた。なんとも奇妙な夢。

 人の一生というのはなにも派手なことなどない、平々凡々の時間が過ぎていくわけで。華々しいことがあったとしてもほんの一瞬。「刹那」というヤツですな。にもかかわらず、光り輝く一瞬を夢見て日々を虚しく生きるなんてのはバカらしいことで。

 「ね、聞いてるの?」
 「ん? 聞いてるよ」
 「じゃ、なに言ったかしゃべってごらん」
 「・・・」

 平々凡々がなんて凄いことなのか。奇跡だなあ、としみじみ気づきましたよ。

 そういえば、フランク・シナトラ&ポール・アンカのコンビで知られる「マイ・ウェイ」にしても、元曲はクロード・フランソワが歌った "Comme d'habitude" でしょ。

♪ボクはすばやく着替えて
 いつものようにベッドから出て
 1人コーヒー飲んで
 いつものように遅れて
 音も立てずに家を出る
 いつものように空は曇って
 外は寒くて
 いつものように襟を立てて歩く♪

 平々凡々ないつもの様子を切り取っただけ。これがポール・アンカの手になると、実にドラマティックでダイナミックな「人生讃歌」に大変身。
 もち、同じ曲なんだけど、ポール・アンカもシナトラももういいかな、疲れちゃうしぃ。「いつものように」くらいでいいっすよ。声量マックスのテノールやソプラノはご勘弁。

 私には愛した歌があるから?
 信じたこの道を私は行くだけ?
 すべては心が決めたままに?

 なるようにしかならんのよ。いつもそうだったっしょ。なにもやっとらんのにそうそううまくいくわきゃないっしょ。心が決めた? なりゆきでそうなっただけだしぃ。信じる道なんて、んなもんはなからないしぃ。

 いつものように、いつものように、いつものように、なにも考えずにやってるだけだもん。 



 今日の「通勤快読」でご紹介する本は「おもかげ」(浅田次郎著・1,620円・毎日新聞出版)です。

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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 講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
 著訳書は330冊。ほかに電子書籍100冊。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュースは延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
 日本青年会議所の「TOYP(人間力)大賞」を87年から3年連続受賞の快挙(横浜JC推挙)。
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