カテゴリー:中島孝志のテレビっ子バンザイ!

2017年07月11日 (火)

めちゃ好っきゃねん! 出川哲朗さんとカレンちゃん!

 昨日の夕刻に連絡がありまして・・・Amazon主催「PrimeDayキャンペーン」でまたまた『あなたの仕事に革命を起こす! 「つたえることリスト」』ほかたくさん選出されたとのこと。昨日18時から本日23時59分まで限定特別セールをするそうです。




「ベストセラー!金融史部門1位!」とアマゾンが宣伝してくれてます。


 で、本日は東京原原のオーラスです。メンバーはご参集のこと。また今回だけはオープン講義なので「お試し参加希望者」もどんぞ。。。熱烈歓迎いたしやす。
 

 さてさて、なんつうか、この2人を見ると疲れが飛びますね。一家に1人欲しいくらいです。フィギュア買おうかなあ。。。

 天然の強さ。もはや人類最強では・・・。あと勝てるとしたらジミーちゃんしかいないっしょ。そうそう、ジミー大西さんも大好きなんす。

 おバカ? いえいえ、天才です。てわけで、この2人の番組はすべて録画。


自然体は無敵だよなあ。けど、自然体て? 才能なんだろなあ。


 テッちゃんはあまりにも知識(常識)がないので勉強しなくちゃと言ってますけど、勉強しちゃいかんのよ。持ち味がなくなりますもん。お勉強で食べてくキャラはほかのタレントに任せ、ひたすら自分の「持ち味=売り」を尖らせることだよね。

 子どもが自然と寄ってくる。人懐っこいキャラは凄いよ。参院議員にしたい政党は多いと思うな。やったらいいのよ。
 
 あと、この人が登場したとたんテレビを消すこともあります。

 さすが、売れっ子の有吉さん。彼も彼女が大嫌いみたい。有吉さんて、テッちゃんとカレンちゃん大好きなのよね。あと、井森さんね。みな自然体でしょ。だから彼はよく使ってますねえ。
 彼が嫌いなのはうざいヤツ。でしゃばり、しったか、場に合わせるカメレオン。タレントとしては使いやすいけど、人工だからつまんない。事務所が強いから露出は凄いけど、彼のメイン番組ではけっして見ません。ほかの番組でたまたま一緒になったら離れてるの。

 よくわかってるなあ。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「パーマネント神喜劇」(万城目学著・1,404円・新潮社)です。 

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2017年07月05日 (水)

「さよなら、李香蘭」

 北朝鮮が世界に向けて、「みなさん、今日は注目してね。重大なことじゃけん」。。。なにかってえとICBMの打ち上げだと。もし藤井四段が連勝してたら、日本のメディアはスルーしてたかもしれんわな。

 それにしても、わざわざ知らせますかね。普通、秘密でしょ。軍事機密なんやから。いちいち知らせる。完成してないんだからいわば中間報告でしょ。「もうすぐじゃけん」「忘れとったらあかんよ」てね。

 で、これ以上の暴挙を押さえるはずの中国は? トランプに最高の友人扱いされたけど、そもそも、中国が北を止められるわけがないのよ。だって止めないからアメリカは中国に譲歩してくれるわけだからさ。北のミサイル問題が解決したら、為替操作、マネロン、ダンピング、東南それぞれのシナ海、台湾、人権などなど、中国の問題にトランプはいちゃもんつけますから。わかってるからサボってるわけ。

 仏の顔も三度。週末、いよいよプーチンと会談でしょ。北より中国を的にかけた話し合いね。オバマ、ヒラリーと違うのがここ。ネオコンと中国ロビーはトランプ潰し、プーチン潰し、安倍潰しをしたいけど、すでにお話してるように6月9日にロシアゲートは終わり。金融株は高騰、金価格は下落。日本のメディアはじり貧野党と一緒になって「加計・森友」を騒ぎ立ててますけど、北は着々とミサイル開発にいそしんでるわけでね。。。平和ボケもいい加減にしてもらいたいわな。ま、それでも南朝鮮の大統領よりはマシだわな。

 太平の眠りが覚めぬ ムンジェイン ソウル火の海 それでも和平

 半島がフラフラしてるから、自国の安全のために対清戦争、対ロ戦争に出ざるをえなかったのが維新政府でね。このままでは南は北に呑み込まれます。ま、南の大統領はそれが望みかもしれんけど。いつも粋な帽子かぶっる知事さんと同じ。

 それと、これ、内緒にしとくつもりだったんだけど。。。前回「4発のミサイル撃った」つうけど、着弾想定カ所で操業してた漁民はだれ1人として見てないのよ。ホントに撃ったん? 加工した動画を放送で流したんちゃうん? で、米中は知ってる、つうカラクリちゃうの? メディアが使ってるデータにしてもすべて北の発表データやんけ。まあ、よう知らんけだとーー。
 

 さて、日本が英米蘭相手に戦争に突き進もうとする中、1人の満洲娘に日本中があれほど夢中になったのはいったいどういうことだったんでしょう?

 イー・シャンラン。なんと美しい響きでしょうか。蘭は満洲の花。季節を迎えていま香りが匂っている、というイメージが湧いてきます。
 リコーラン・・・こういったほうがわかりやすい。記憶に残ってる人もいるかもしれません。



♪髪に飾ろか 接吻しよか
 君が手折りし 桃の花
 涙ぐむよな おぼろの月に
 鐘が鳴ります 寒山寺♪
 
 李香蘭=山口淑子。数年前に亡くなられましたが、その数奇な人生はそのまま映画になる人でした。戦争に振り回された半生。後半は参議院議員として活躍されました。

 満洲に炭坑の町憮順があります。奉天生まれの憮順育ち。正真正銘の日本人ですが、父親は満鉄勤務。北京語ぺらぺら。声楽をやり、美貌で中国語と日本語に堪能だった。

 これが正真正銘の「日本人」でありながら、五族共和のためと説得され「満洲人」として映画に出演、ヒット曲連発。敗戦で一転。どちらからも恨まれる存在になってしまい、「処刑」寸前で命拾いという人生を歩んだわけです。

 満洲名の李香蘭の名付け親は李際春。親日派満州軍閥の元将軍にして、当時は瀋陽銀行総裁。戦後は「漢奸」として処刑された人物です。やはり処刑された男装の麗人川島芳子とも親しく付き合っていたようです。

 北京のミッションスクールでは民族としてのアイデンティティを思い知らされます。「抗日運動」に参加するクラスメートたちとは一線を隔さざるをえませんでした。

 「日本軍が北京を攻めてきたらどうする?」
 「国民軍に参加する」「共産軍に参加する」と言えない。
 「私は北京の城壁に上がるしかできません」

 日本軍の銃弾か、反撃する中国軍の銃弾か、どちらかに撃たれて死ぬことが自分にはふさわしい・・・日本人であることを強烈に意識させる大事件でした。

 李香蘭が所属する満洲映画は男優45名女優35名。唯一の日本人が淑子でした。


昔の女優は美人でした。『さよなら、李香蘭』(フジ)では沢口靖子さん、『李香蘭』(テレ東)では上戸彩さん。

 前者はYOUTUBEで。横澤彪さんが製作してたとは知りませんでした。たぶんその頃、主宰する勉強会にゲストできてもらったんだよなあ。もち無料。「遊びに行くよ」と笑顔でね。
 後者はDVDが出てますが、彼女の恋愛について誠実に描いてますね。

♪あわれ春風に 嘆くうぐいすよ
 月に切なくも 匂う夜来香 この香りよ♪

 『白蘭の歌』『支那の夜』『熱砂の誓ひ』 はいずれも長谷川一夫との共演で大ヒットします。『支那の夜』は歌も大ヒットしましたけど、日本人の男に殴られて逆に愛してしまう中国娘という役。
 日本人には溜飲が下がるでしょうけど、後日、記者から、どうしてあんな映画に出演したのか、と問いつめられてしまいます(ドラマでは裁判官から問いつめられていましたけど)。

 もちろん満鉄の子会社ですから、完全に国策映画なんですけどね。長谷川一夫は日本代表、李香蘭は満洲・中国代表というわけです。

 『萬世流芳』は中国で大ヒットしました。アヘン戦争100周年記念で制作されただけあり、主人公は林則徐です。彼のことは未来永遠芳しく伝えられる、という意味です。淑子はアヘン窟でアヘンのかわりに飴を舐めなさい、と歌って回る娘役です。この歌も大ヒットします。

 淑子は満映を退社した後も上海に住んでいました。しかし戦局は日本に不利になるばかり。映画はもう作れない。そこで歌謡ショーをしようという話が持ち上がります。制作は川喜多長政。音楽は野口久光。演奏は上海交響楽団。指揮は服部良一。

 そこで歌ったのがあの「♪夜来香」です。完全にジャズにアレンジされていました。♪上海バンスキングですよ。

 1945年8月15日。淑子は漢奸として逮捕され裁判。容疑は「中国人でありながら日本に加担した罪」です。新聞には「上海競馬場で処刑される」と出ていました。

 裁判でモノを言ったのは「戸籍謄本」です。北京にいる両親が内密に届けてくれたのです。

 しかし、命を取られるかも知れない、という時に、国民党政府から共産党のスパイをするならすべての罪を赦し、財産も与えよう、という条件を出された時に「拒絶する勇気」に驚きますね。

 はじめて祖国の地を踏んだ時、「一等国民の大日本帝国臣民のくせに三等国民の服など着てなにを考えてるんだ!」と下関の税関で怒鳴られた仕打ちを受けましたが、引き揚げ船に乗ると、途中から音楽が「♪夜来香」に換わります。

 さよなら、私の満洲。
 さよなら、私の中国。
 さよなら、李香蘭。

 日中国交回復で田中角栄訪中の時、北京からレポートしたのは参議院議員となっていた山口淑子でした。

♪なにも見えない なにも
 ずっと泣いてた
 だけど悲しいんじゃない
 温かいあなたに
 触れたのが嬉しくて♪

 う〜ん。。。いったい何人分の人生をおくったのか・・・波瀾万丈。凛とした日本人女性でしたね。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学」(中野剛志著・864円・講談社)です。 

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2017年04月06日 (木)

テレ朝のジジババドラマ「やすらぎの郷」

 新刊がアマゾンキンドルPOD部門で1位となりました。と版元からの報告がありました。パチパチパチ、いえ、そうでもないっすよ。。。

  
大好評です。トランポノミクスの影響から、金正男暗殺の真相、金正恩の運命、そして北朝鮮と韓国、中国の近接未来までカバーしております。





 朝刊のベタ記事「トランプ米大統領 米国家安全保障会議を再編。側近バノンをメンバーから外す。軍人出身マクマスター大統領補佐官が取り仕切る」。
 どうしてベタ記事なの? すべての政略は人事でわかるのよ。このメッセージは北と中国にはよっく伝わっとるはず。米中会談直前。タイミング図ってましたなー。やはりトランプは食えませんな。バカのフリ、野蛮人のフリしてるだけ。


 やすらぎの郷なんて、どっかの霊園かと思いましたよ。
 倉本聰さんの脚本で春の新ドラマだとか。舞台はってえと、昔、テレビや映画で活躍した俳優とか脚本家とかが集まる老人ホームなんだと。

 う〜ん。倉本さんにしてからが82歳。で、主演は石坂浩二さん72歳。浅丘ルリ子さん76歳、脇を加賀まりこさん73歳、冨士眞奈美さん79歳・・・等々ががっしり支えてます。


『岸辺のアルバム』」の八千草薫さんはいい女でしたよねーー。女性はやっぱ40歳過ぎてからかなあ。あまり過ぎてもなんだけどさーー。。。

 こんだけ芸達者が揃ったら鬼に金棒やろね。以前、義兄が『北辰斜めにさすところ』つう、旧制高校の球児たちを描いた映画をプロデュースしたときも、「映画界のジジババを総動員するんかいな」と思いましたけど、今回もそんな感じ。

 4月3日から始まってます。録画して見てるんだけどね、これがいいのよ。

 いまどき、帯ドラマなんて金はかかるし、視聴者はいないしってんで、スポンサーが嫌がるわけ。火サスや土サスが消えたのもそういうこと。けど、ワイドショーなら安いタレントに御用文化人使えば5分の1でできちゃう。視聴率だって変わんない。

 やめたくもなるわなあ。

 スポンサー集めやすいと思うねえ。。。ターゲティングが鮮明だもん。サプリとか健康食品とか、まあ、そうだわなあつうスポンサーばっかし。そのうち特養ホームとか葬祭業に大人用おむつとかシニアの見合いビジネスとか、ありとあらゆるシルバー産業が集まってくるんちゃう。

 結果、昼帯はどこもかしこもジジババドラマのオンパ。で、韓流ドラマが吹っ飛んじゃったりして。

 それにしても、「巧いなあ」と感心することしきり。絵面がついつい地味になっちゃうでしょ。くすんでるんだもの。だから若い頃の写真を必ずインサートしてんの。これがまた美しいんですよ。いかしてるわけ。当時、日本を代表する銀幕スタア。美男美女たちですからね。

 私ゃ浅丘ルリ子さんの大ファンでいまでも鞄には浅丘ルリ子さんと芦川いずみさん(引退してるから夫の藤竜也さんが出演してんの)のブロマイド入れてます。
 山本圭さんも雰囲気あるなあ。思い出すなあ、『戦争と人間』の標耕平(しめぎ・こうへい)役。『若者たち』でっせーーー。♪きみのゆくみちはーーー♪でっせ。。。

 「近藤〜です!」の正臣さんもご登場。やっぱ若い頃の写真がインサート。『柔道一直線』では足の指でピアノ弾いてたなあ。真似して小学校のビアの壊して怒られたなあ。
 そうそう、板前姿で島田陽子さんといちゃいちゃしてたなあ。プンプン。和服姿の島田陽子さんはお美しい。まあ女優の中身は男ですからね。地はちがうんでしょうが。

 気づきました。ジジババを見てんだけど、若い頃の彼ら彼女たちも、そしていまの自分と昔の自分を同期してるわけ。脳はよくできてまんな。錯覚と誤解の中で、「年取ったなあ。ジジババになったなあ」と自分のことは棚に上げてしゃべってる自分にビックリ。

 おまえもやないかい! 現在を見ながら過去を振り返り、同時に近接未来を透視してるわけね。

 いままでドラマつうと、F1(20歳から34歳までの女性)M1(同じく男性)だけが対象だったでしょ。月9なんて典型だよね。で、CXは大コケ。

 製作者、出演者と同世代の視聴者がどれだけ見るかわかりません。病院で病院ドラマをだれも見ないのと同じように、まわりがシニアばかりなのにあえて見る人はいないかも。けど、逆に還暦以上、団塊の世代以前つう半端なシニアが見るかも。

 いずれにしても、テレビなんてスポンサーさえついてりゃいいわけ。こんだけ商売対象が明確だと効果はあると思う。ジジババ向けの通販はやっぱテッパンだもの。

 意外と成功すると思う。これ、F6M6の世界でしょ。もしかすっと、テレビドラマ界に「ジジババ革命」を巻き起こすかもしんないよ。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「新版 本屋の窓からのぞいた京都 恵文社一乗寺店の京都案内」(恵文社一乗寺店編著・1,620円・マイナビ)です。

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2017年01月04日 (水)

正月のテレビ番組。。。

 松飾りがとれない内ですけど(7日か15日だわな)、年始のテレビ番組。各局、趣向を凝らしていろいろやってましたなあ。。。

 テレ東。予算のないのを企画力でカバーしてきたテレビ局ですね。
 
 で、2日の太川陽介さんと蛭子さんの「路線バスの旅」。
 これ第1回目から見てますけど、やっぱ、25回目の今回でお2人には「卒業」が大正解ですわな。

 ホントは蛭子さんは残したかったんでしょうなあ。けど、そしたらリーダーとして頑張ってきた太川さんに申し訳ないですもんね。ま、蛭子さんも70歳ですからね。

 1回、お試しにほかの3人で「路線バスの旅」やらせたら、新しいことがいろいろ出てきました。

 視聴者としては、なにがなんでもゴールさせたい、つう思いの人もいるでしょうけど、しょせん、旅なんだから、地方の美味しいもの情報、温泉情報、見所情報なんかも知りたいよねえ、つう気持ちがあるのはたしか。

 リーダーの太川さんはとにかくゴールゴールゴール。3泊4日でゴールインしなくちゃ、つう使命感に燃えてるわけ。悲壮感すら漂ってますよ。

 けど、お試し路線バスを見ていた蛭子さんが思わずこぼしてました。
 「あんな御馳走食べたことないよね」
 「高級旅館に泊まってるね」
 なんとも羨ましい顔してるのよ。で、2人とも。。。
 「あんなんじゃ失敗する」
 ところが成功。自分たちだって18勝7敗なわけで。

 ま、25回もやってるうちに視聴者の気持ちが少しずつ変質してきたわけでね。それに合わせて番組も進化せなあかんわけで。

 そういう意味では10年でここまで人気番組にした2人を切ったプロデューサーは偉いね。
 こういうことができるプロじゃないとダメよ。番組は出演者のためにあるわけじゃありません。すべてはスポンサー。スポンサーのお客さんである視聴者のためにあるわけですから。

 そういう意味では、テレ朝の「ロンドンハーツ」は最低ですね。いつも同じメンバー。お笑い芸人のスケジュールを押さえるためでしょうけど、企画があまりにも陳腐。賞味期限切れの女タレントばっか。よく飽きずに見てる人がいるねえ。不思議。あんだけ手を抜いてるのに、スポンサーはよく怒らんね。不思議。それとも宣伝部は馬鹿なのかな。ま、あまりシャープな人材はいない部署だけどさ。金だけ出して電博にお任せだもんなあ。

 さて、笑ったのが3日フジテレビ「BABA嵐」。ババ抜き最弱王決定戦。

 今年は恒例の麻雀大会がないなあ。マチャアキも徹夜がムリになったんかなあ。で、なんでババ抜きなわけーと思ってたんですけど、意外におもしろいわけ。

 嵐にお笑い芸人、それに綾瀬はるかさんと長澤まさみさんたち。ババ抜きでこんなに盛り上がるかーー。

 考えて見りゃ、いまどきの若い人は麻雀知らんもんなあ。私らでもクラスで4人集まりませんでしたよ。その点、ババ抜きならだれでも知ってるしね。

 さて最後はTBS「イロモネア」。これね、賞金100万円がぶら下がってるけど、お笑い芸人たちの腕とかセンスなんてまったく関係ありません。

 すべては5人の観客審査員で決まります。で、だれが100万円とれるか最初の3秒でわかります。
 なぜか? シャッフルされて審査員が選ばれた瞬間、その人の「笑い顔度」で突破できるかわかっちゃうんだもの。

 最初から笑ってる審査員ばかりなら、どんなにつまんない芸人でも優勝できます。そのかわり、「たてつけ」が悪い審査員だとどんなにおもしろくてもダメ。5人中1人でも笑わなければパーですからね。

 で、なにが面白くないのか最初から終わりまで仏頂面のヤツがいるわけ。笑うために会場に来てると思うんだけどね。ま、「たてつけ」が笑わない顔なんだろね。

 たしかに、笑い顔の人もいますし不機嫌顔もいますしね。始まる前から5人とも笑ってる顔もありましたしね。

 運? そうです。この番組は運だけです。実力は無関係です。ナンシー関がいたらなんつうかなあ。ホント、聞いてみたいね。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「野党協力の深層」(平野貞夫著・994円・詩想社)です。 

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2016年07月26日 (火)

NHK終戦スペシャルドラマ『百合子さんの絵本-陸軍武官・小野寺夫婦の戦争-』(7月30日21時〜)は必見ですよ。

 週末に下記の本が発売されます。株式投資から金投資、為替にいたるまで、メディアが伝えている内容からはうかがい知れない情報のオンパだと思います。図版たっぷり。予測か予言かわかりませんが、ご参考になるのでは・・・。もち、投資はいつだって自己責任。勉強しましょ。



 「ポケモンGO」が爆ヒット。任天堂は笑いがとまらんでしょうな。株価も鰻登り。つうか鯉の滝登り。龍になってまんねん。
 で、全世界でトラブル発生。ただでさえ暑くてボーっとしてる人が増える季節です。ドライバーの方はちょいと速度を抑えめにしたほうがええかも。歩行者やチャリは信号無視で飛び出てくる、と心得といたほうがええな。

 で、これ、中国では禁止されると思う。理由? 第3の天安門事件が起きかねないからっすよ。SNSと考えても最強の武器じゃね? ポケモンが共産党政権を倒したら笑えますわな。


 さ〜て、さすがNHKですな。こういうドラマつくってくれるから受信料納めてるわけでね。私、民放も好きですけど、CMあんでしょ。当たり前ですが。あれ、しらけるのよ。基本、短気なんで、あまりにCM多いからDVDに撮ってあとでCM外して見るようにしてんのよ。

 で、これ、あの情報将校、小野寺信を描いたもの。



 産経新聞の岡部伸さん著『消えたヤルタ密約緊急電』(新潮選書)ですね。5年前に原原でお話しましたよね。日露戦争の明石元二郎大将以来、インテリジェンスで将官となった人物です。


小中学生は夏休みに必ず読んでね。名著、力作、魂の書です。

 「ソ連はドイツが降伏後3カ月で日本に参戦する!」
 「日ソ中立条約は破られる」
 


 ヤルタ会談は、アメリカもイギリスもソ連も「んなもん、やっとらんよ」とすっとぼけてますが、死に損ないのルーズベルトが狡猾なスターリンにしてやられた裏条約でね。戦後利権の分け前をどうすっか、つう交渉ごとなのよ。
 チャーチルもすっかり騙されました。後の祭りよ。で、スターリンは判断力を失ったルーズベルト相手に嘘っぱちの歴史を吹き込んで日本から北方領土を奪ったわけ。

 とんでもない悪党ですけど、ぶんどり合戦の帝国主義下では、ああいう強盗野郎でないとあかんかったわな。武士道云々の美学優先の大和民族はとてもとても適いませんよ。





 こそ泥ソ連相手に、アメリカとの終戦仲介を懇願してたのが当時のわが国の首脳部なわけでね。
 天皇の親書等々もスターリンはルーズベルトに見せてたほど。

 米ソに騙されているとも知らず、政府の「使いっ走り」をせっせとして、「大本営発表」を流しに流して国民を騙してたヤツが、戦後、商社で大活躍。そもそも武士というより商人だったわけで、こいつが調子にのって政治の世界にまでしゃしゃり出てきます。



 ま、詳しくは「通勤快読」を読んでみてちょ。これ、1カ月会員になるだけで、すべてのバックナンバーを視聴できますから。

 インテリジェンスとはなにか? 明石元二郎と小野寺信の業績を少し勉強すればすべてわかります。小野寺の緊急電はソ連が参戦する日までドンピシャでした。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「『モザイク一家』の国境なき人生」(長坂道子著・光文社・864円)です。 

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2016年05月11日 (水)

「ファーゴ」

 ま、コーエン兄弟好きなんですよ。で、高熱を発していた1週間ずっと見てたのが「ファーゴ」。これ、バンコク帰りの機内から見てましたからね。

 コーエン兄弟の良さってのはクールなとこ。『ノーカントリー』もそうだったけどね。

 そこら辺歩いてる人。たとえば、子どもの頃いじめられてた営業マン。やっはうだつがあがんないの。のび太は年をとってものび太か・・・若いのび太、中年ののび太、爺ののび太。本質はかわんない。つまり、いじめられ体質なわけ。どんなに隠してもね。

 そんな男がかつてのいじめ男と遭遇。2人のバカ息子と歩いてた。で、いじめ男はのび太のことをバカ息子に教えるわけ。

 「おまえ、あの女と結婚したのか?」
 「ああ」
 「だれにでもさせる女」
 「そんなことない」
 「おれも世話になった」
 「そうか」
 「みな知ってる」

 バカ息子も大笑い。大笑いされても、のび太は文句一つ言わず、その場をやりすごそうとします。で、いじめ男はのび太を殴ろうと・・・しただけなんだけど、のび太は過剰反応して自分で壁に後頭部をぶつけちゃう。

 で、病院に・・・。



 「オレなら殺してるね」
 「・・・」
 「おまえは世の中にはルールがあると思いこんでる。そんなものはないのさ。好きなようにやりなよ」
 「・・・」
 「なんなら、オレが殺してやってもいいぜ」
 「・・・」
 「イエスかノーか」
 「・・・」

 実話をもとに生存者の了承が得られなかったので名前は変えてあるが、死者に敬意を表して事実に忠実に描いてある・・・と冒頭出てきますが、これはウソ。これは実話じゃないもの。

 で、それからしばらくして、そのいじめ男が殺されます。同じ頃、のび太は妻と口論。

 「あんたはなにやってもダメな男。やってる最中も私の顔すら直視できない男」
 
 このひと言に過剰反応。ハンマーで頭を殴った。一発で死にます。で、殺し屋に相談。

 知人の警官(署長)が訪ねてきた時、犯行がばれます。そこに殺し屋が忍び寄って警官を殺します。
 
 のび太タイプ、ジャイアンタイプ。のび太の優柔不断と保身がどんどん犯行を増やします。

 で、こののび太。妻を殺してから度胸がつきます。少し変わるわけ。で、業績を伸ばしてトップ営業マンになっちゃった。するとますます犯行を隠す。

 殺された署長は、次の署長はおまえだ、と女性警察官におおいに期待してました。

 「副署長がなるのでは?」
 「おんなバカにさらたらおしまいだ」

 このバカものび太タイプですよ。犯罪が大嫌い。町が平和であればいい。凶悪犯罪などなく、警官がバイトで雪かきに駆り出される瞬間を至福と心得ている男。つつがなく恙なく生きてきた男。で、この男ものび太。
 この男のためにどれだれ犯罪をスルーしてきたか。やる気のある優秀な警官が煮え湯を飲まされてきたか。最後の最後にようやく気づきます。

 「これが終わったら警察を辞めるよ」
 
 自分の力量がわかんない。とうにぬるま湯ではなくなった世界にずっとぬるま湯だと思いこんで生きてきた男。

 実は、こんなのび太がたくさん出てきます。自分を見ているようでかえっていらいらしてしまいましたよ。高熱のある時によ〜見てたなあ。

 殺し屋にビリー・ボブ・ソーントン。アンジェリーナ・ジョリーの最初の旦那だったかな。映画のスティーブ・ブシェミつう役者が好きでね。タンティーノにもよく出てるよね。全10作。あっという間。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「酒場詩人の流儀」(吉田類著・中央公論新社・842円)です。

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2016年02月03日 (水)

ドラマの「白夜行」は小説をはるかに超えている。

 何度見てもいいものはいいですなあ。朝4時からこんな暗いの見てどうすんだろ。けど、時間が光速で過ぎていくんだよなあ。こんなことしてる暇ないんだけど。。。

 「もうあかんでぇ。もう終わりや・・・1991年11月11日、桐原洋介殺害。1998年 藤村都子婦女暴行。花岡夕子死体損害。1999年 死亡届提出。私文書偽造。キャッシュカード偽造。西口奈美江殺人幇助。ゲームソフト偽造。川島江利子婦女暴行。松浦勇殺害。2002年 偽造公文書行使罪。営業秘密不正取得罪。2004年 ストーカー規正法違反。毒物及び激物取締法違反。唐沢礼子殺害。笹垣潤三殺人未遂…及び救助。2005年 栗原典子に一子誕生。
 ・・・おまえには子どもがおる。その子どもに、ちゃんと13階段上る背中見せい! おまえ、自分と同じ子つくる気か? 親父、信じられん子つくる気か!
 間違いだらけやったけど、おまえが精一杯やったの、俺が知ってる! 一人の人間幸せにするために、おまえは精一杯やった! おまえの子に、俺がちゃんと言うたる!
 おまえに流れとう血は、ほんまはそうゆう血や! 俺がちゃんと子どもに言うたる!!」

 「すまんかった。あの日、おまえを捕まえてやれんで・・・ほんとすまんかったのう・・・」



 原作は東野圭吾さん。原作がなければ最高傑作の脚本もできませんけどね。脚本は森下佳子さん。長編です。せめて最終回のDVDだけでも見てほしいわな。

 エネルギー入れてガンガンやんなきゃ。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「国が崩壊しても平気な中国人 会社がヤバいだけで真っ青な日本人」(谷崎光著・PHP・1,512円)です。

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2015年12月28日 (月)

ただいま「白夜行」放送中。。。

 たまりまへんなあ。。。TBSの午前中にやってるのよ。嬉しいよねえ。。。

 綾瀬はるかさんが新番組をやるってんで、ま、番宣の一環として放送しとるんやろなあ。ま、DVD持ってるんですけど、わざわざテレビ番組を録画して見てます。おかしいよねえ。CMなんかありますけど、どうせ仕事しながらですからね。ちょうどいいの。その瞬間、集中できますから。


子役がなんとも巧いのよ。

 もち、雪穂=堀北真希さんバージョンのDVDも見たけど、ダンチですわなあ。堀北真希さんが結婚してもぜんぜんショックがなかったもんね。



 綾瀬はるかさんのセーラー服、ドレス姿、なんと凛々しいことでしょう。まぶしすぎます。「現代のスカーレット・オハラ」そのものです。う〜ん、太陽ですな。だって輝いてるもん。私にとっても白夜行でんねん。

 結婚せんといてね。

 そうそう、私とカットハウス一緒らしいよ。ま、担当が鎌倉駅店にかわっちゃったんで、七里ガ浜には行かなくなっちゃったけどね。どちらもノ〜ゲ〜人とかデルモ〜は多いんだけどね。ま、綾瀬はるかさんともなりますと閉店後にくるか、キムタクさんみたいに出張カットなのかも。。。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「医者に殺されない47の心得」(近藤誠著・アスコム・1188円)です。

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2015年07月19日 (日)

TBS日曜ドラマ「ナポレオンの村」のモデルはあの高野誠鮮さんです。

 さて、8月は原理原則研究会はお休みです。しかし「阿波踊り・うどん県くい倒れツアー」を8月13〜15日に開催します。お盆によくやるよなあ。けど大阪原原のYさんのご尽力で、阿波踊りは絶好の桟敷を、うどん店はマニアックで美味、宴会はベストの店を用意してもらいました。

 さてさて9月ですが、博多原原は奥村眞吾先生がゲストです。 
 国家がいよいよ国民の富を収奪する準備を調えたいま、どう資産を防衛するか、ズバリご教示頂こうと思います。日本、アメリカ、オーストラリアを股にかけて活躍されてますから、ウルトラCがあるんだよな。きっと。。。

 参加希望者はメールよろしく。2次会参加の有無もよろしく。

 名古屋原原と大阪原原のゲスト講義は10月度に開催します。ゲスト講師は熱烈なリクエストにより、スピ研で講義いただいた「霊能者」にご登場頂くことにします。名古屋、大阪と連チャンです。ご期待下さい。。。

 つうわけで、9月度の講義内容が変わります。左欄をチェックしといてね。9月の大阪原原は、いつも通り、午後6〜7時は尾崎式史先生の「100万円を7年間で1億円に殖やす私の方法」の講義があります(10月は尾崎先生の講義はありません)。


 さてさてさて、「ゲスト講師」つながりでお知らせがあります。
 今夜9時からドラマがスタートします。「天皇の料理番」の後番組です。

「ナポレオンの村」・・・主役は唐沢さん。限界集落を蘇らせたスーパー公務員の役。で、このモデルはあの高野さんなんです。

 去年の東京原原のゲスト講師ですよ。石川県羽咋市のスーパー公務員、高野誠鮮さんなのです。

 ベストセラー『ローマ法王に米を食べさせた男』(講談社)の著者ですが、なんといっても、持ち前の企画力と行動力で行政に革命を起こし続けるスーパー公務員なのです。



 家は代々、石川県羽咋の日蓮宗僧侶。41代目。556年続いてます。父親も僧侶をしながら国家公務員。僧侶になるために立正大学に行き、在学中にライターやテレビ構成作家の仕事をしてました。「11PM」「プレステージ」を手がけていたものの、兄が継がないので羽咋に帰らざるを得なくなった、というわけ。

「11PM」で担当したUFO番組が役に立ちます。

 地域にある古文書に「そうはちぼん伝説」という不思議な伝承がありました。「麦藁帽子のような格好をしてて、光ったものが東から西山へ飛んで行った」と書いてある。まさにUFO。で、羽咋市主催で「第1回宇宙とUFO国際シンポジウム」をしちゃう。スタッフは市民。プロに委託するとノウハウが残らないからね。

 そんなこんなで5年半ずっと臨時職員。35歳で晴れて公務員となりました。

 神子原地区はかつて1000人以上の住民がいた。いまや65歳以上の人間が半数を超える限界集落。驚くほど年収が低いので若い人は村を離れる。

「おまえみたいなヤツは、農林課に飛ばしてやる!」
 教育委員会生涯学習課として日本初の宇宙科学博物館である「コスモアイル羽咋」の管理運営をしてた。上司は企業誘致しか考えない。「宇宙なんて税金の無駄遣いだ。コスモアイルなんて閉めてしまえ!」という考え。さらに追い打ち。経済産業省から愛知県万博「愛・地球博」の手伝いをしてくれないかという要請が直接来ます。

「経済産業省の言うことなんか聞くな。最初から断れ!」と訓告処分になっちゃった。

 飛ばされた農林課で農業者に自立を提案すると、「俺らの平均年齢を知ってるか? あと20年経ったら90やぞ。田んぼがもつか」と叱られる。
 彼らの年間所得は87万円。サラリーマンの5分の1。役人は給料もらっているのになんの策も施してこなかった。年金がもらえると農業は続けられるけど、夫婦どちらかが死ぬと子供から迎えが来る。そしてどんどん過疎化が進む。
 農林漁業の最大の欠点は自分で作ったものに自分で値段をつけられないこと。1本100円かけて作った大根を市場に出す。
「今日は全国で大根がたくさんできたから30円だ」
 その瞬間に70円の赤字。生産者が希望小売価格をつけることができないなんて本当の産業ではありません。

 会議なんてや〜めた。何百ページの計画書を作ったら村が変わっていくのか? 変わりません。コンサルタントに依頼して計画を立てさせる。計画書はA3用紙1枚。
 何が足りないか? 行動する力がまったくない。60万円の予算でやってやろう。できるか、と市長から聞かれた。

「やってみないとわかりません。稟議書は出しません。決裁書も書きません。これでよろしいですか?」

 説明しなきゃいけない人の数ばかり増えたら時間がなくなる。できることもできなくなりますからね。

「農民の自立自活なんて、やれるわけがないだろう!」
 ヤジが飛びます。
「おまえ、田んぼに入ったことがないげんろ!」
「客をここに呼んでこいっ!」
「おまえ、売ってみせろよ。売ったら信用してやるから」
「おまえの言っている生産、管理、販売ってのを、俺らがやったるわい」

 必ず賛成、反対、無関心と3分割になります。

 さてさて、パワポをたっぷり活用した講義でしたが、なにより凄い迫力でしたね。なるほど、このパワーで思いを実現してこられたんだな、と思いました。
 エゴからエコへ、日本の農業や限界集落の再生というよりも、日本と日本人が再生できるヒントがたくさんありましたね。「奇跡のリンゴ」で知られる木村さんとの塾は世界にアピールできる「日本の武器」です。ドイツが盛んにアプローチしているようですが、日本からもっと発信していかなければもったいないですね。


「やらなくちゃ!」

 日本は豊かに見えますけど(豊かです!)、「食の安全」にこれほど油断している国もありません。
 放射性物質の垂れ流し以上に、遺伝子組み換え食品、食品添加物等々、きわめて危うい食物がひたひたと浸食してきています。これは今年1月に名古屋原原で講義を頂いた山田豊文先生が詳しいですね。



 食はこのままでいいのか? 農業は農協VS有機農業VS自然農法という枠組のままでいいのか?
 とにかく動かなくちゃ。このままではいけない。やらなくちゃ。思わず火がついてしまいました。TPPはもしかすると天佑なのかもしれません。

 「サロンのような雰囲気でリラックスしてお話できました」との伝言を高野さんから頂戴しました。「奇跡のリンゴ」の木村塾を仕掛けた高野さんならではの世直し論は、ドラマでも余すところなく描かれることでしょう。

 日本の農業はもっともっと面白くなります。農業が変われば命が変わります。教育が変わります。日本人の心と日本の未来が変わります。


報道体質は最低だけど、ドラマはさすが。「ドラマのTBS」だもんね。

カテゴリー:中島孝志のテレビっ子バンザイ!

2015年04月11日 (土)

「あにき」「岸辺のアルバム」

 いずれも77年度のテレビドラマ。「岸辺のアルバム」は高視聴率。国広富之さんのデビュー作。山田太一脚本は出色でしたね。
 「あにき」は健さん初にして最後の連ドラ出演も視聴率はいまいち。傑作でしたけどね。

 生涯205本の映画に出演されたそうですが、テレビドラマはこれだけ。脚本は倉本聰さん。



 役者がいいっす。東映俳優が脇を固めてます。田中邦衛さん、小林稔侍さん、阿藤海さんの若いこと。ま、38年前すからね。

 どうして見たかつうと、やっぱあの大原麗子さんが出演してたからっすよ。健さんの妹役。嫁には出したいけど、いざとなると嫌、つうパターン。

 ああ、なんつういい女。儚げで、切なさで、守らなくちゃ、とついつい思わせちゃう。そう、母性本能の逆。

 健さんは人形町の鳶の頭。妻にも先立たれた男やもめ。義理と人情の世界は相変わらず。町内会のいざこざはすべて健さんとこに回ってくる。で、損得勘定抜きで真摯に取り組んじゃう。で、損ばかり。

 みなに頼りされる「あにき」。けど淋しい淋しい「あにき」。自分はだれにも頼れないんだもん。


大御所の島田正吾さんが師匠役なの。

 健さん、足長おじさんなんだよ。世話になった人の忘れ形見のお嬢さんを物心ともに面倒みてやるんだけどさ。女は妻子ある大学の先生に夢中でね。「妻と別れる話がもちあがってる」つう男の常套句を信じてるわけ。んなもん、ウソに決まっとるがな。

 で、なにかつうと健さんに無心すんの。健さん、全部承知なのよ。騙されてやるわけ。

 お嬢の役は秋吉久美子さん。大原麗子さん、倍賞智恵子さんを向こうに回して、ほとんど秋吉久美子さんが主役。

 ここまで献身する健さん。足長おじさん以上の感情が芽生えてたんでしょうな。

 奔放な女。健さんと真逆。健さんは純情。何度裏切られても真心を尽くす。こういう小悪魔に惹かれるのが中年男のサガつうわけさ。

 健さんが唯一相談できるのは幼なじみの小料理屋の女将。倍賞千恵子さんなんだけど、いなくなります。女は女なんだなあ。しょうもないダメ男に惚れちゃうわけさ。いい女ほどそうなのよ。

 健さん、ますます孤独になるばかり。

 なんとも切ないドラマでね。下町風情が漂ってきまんな。滝田ゆうさんの劇画の世界そのまんま。彼のナレーションだけでなく出演しとるかんね。

 で、プロデューサーは「岸辺のアルバム」の大山勝美さん。



 これ、傑作。いまなら驚かないけどね。お互いの夫婦関係は壊さない。どちらか一方がやめたいときはやめる。「浮気」の提案なわけ。いまならセフレつうやつかな。。。


御年80歳超とは思えない美貌です。皇潤がええんやろか。

 なんたって38年前ですからね。「よろめきドラマ」もここまで来たかつう感じでした。

 奥様役を八千草薫さんが演じてるわけ。相手役は竹脇無我さん。とってもいいのよね。

 傍目には幸福そうな家族。けど、ひと皮むけば問題だらけ。繊維商社に勤務する父親は仕事一筋。けど不景気でね。東南アジアからホステスを輸入する女衒みたいなことでしのぐ有様。そこまでして守ってきた会社も倒産の危機。

 長男は優しさが徒でフラフラしてて、結局、二浪確定。
 英語好きの長女は大学で知り合った外人に犯されて妊娠。弟の担任に堕胎先を紹介してもらう始末。

 「男を買った時だけが生きていた証だった」と死期が迫る中、打ち明けた知人に刺激を受けた妻は、電話で浮気を提案されて出かけちゃう。

 バラバラの家族がまとまったのは水害。1974年9月1日、台風16号で多摩川堤防が決壊。民家19戸が流出した狛江水害をモチーフにしてます。

 洪水でマイホームが呑み込まれる瞬間、ぎりぎりでなにを持ち出すか。。。
 
 「忘れたか?」
 「・・・」
 「アルバムだよ」

 けど、そこに写っているのは仮面だろ。もう家族はバラバラだろ。アルバムを抱えてどうすんの? 大切なのは生身の人間だろ。

 すべてを失って気づく。捨てなければ得られない。人間なんてそんなものですよ。

 どちらも77年放送。あの頃なにしてたんだろ。大学生だったかも。「あにき」は1度も見てない。「岸辺のアルバム」はすべて見てた。

 八千草さんの役、岩下志麻さんとか岸恵子さんでもよかったなあ。そうそう「沿線地図」も良かった。あれは岸恵子さん。できたら「それぞれの秋」も見たい。DVD無し。販売せんかなあ。

 そういえば、「幸福」という最高のドラマがありました。竹脇無我さん、岸恵子さん、中田喜子さん(「岸辺のアルバム」がドラマデビュー作)の出演。あれは良かった。DVD持ってるんだよね。よし、これから見よう。

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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