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2016年05月11日 (水)

「ファーゴ」

 ま、コーエン兄弟好きなんですよ。で、高熱を発していた1週間ずっと見てたのが「ファーゴ」。これ、バンコク帰りの機内から見てましたからね。

 コーエン兄弟の良さってのはクールなとこ。『ノーカントリー』もそうだったけどね。

 そこら辺歩いてる人。たとえば、子どもの頃いじめられてた営業マン。やっはうだつがあがんないの。のび太は年をとってものび太か・・・若いのび太、中年ののび太、爺ののび太。本質はかわんない。つまり、いじめられ体質なわけ。どんなに隠してもね。

 そんな男がかつてのいじめ男と遭遇。2人のバカ息子と歩いてた。で、いじめ男はのび太のことをバカ息子に教えるわけ。

 「おまえ、あの女と結婚したのか?」
 「ああ」
 「だれにでもさせる女」
 「そんなことない」
 「おれも世話になった」
 「そうか」
 「みな知ってる」

 バカ息子も大笑い。大笑いされても、のび太は文句一つ言わず、その場をやりすごそうとします。で、いじめ男はのび太を殴ろうと・・・しただけなんだけど、のび太は過剰反応して自分で壁に後頭部をぶつけちゃう。

 で、病院に・・・。



 「オレなら殺してるね」
 「・・・」
 「おまえは世の中にはルールがあると思いこんでる。そんなものはないのさ。好きなようにやりなよ」
 「・・・」
 「なんなら、オレが殺してやってもいいぜ」
 「・・・」
 「イエスかノーか」
 「・・・」

 実話をもとに生存者の了承が得られなかったので名前は変えてあるが、死者に敬意を表して事実に忠実に描いてある・・・と冒頭出てきますが、これはウソ。これは実話じゃないもの。

 で、それからしばらくして、そのいじめ男が殺されます。同じ頃、のび太は妻と口論。

 「あんたはなにやってもダメな男。やってる最中も私の顔すら直視できない男」
 
 このひと言に過剰反応。ハンマーで頭を殴った。一発で死にます。で、殺し屋に相談。

 知人の警官(署長)が訪ねてきた時、犯行がばれます。そこに殺し屋が忍び寄って警官を殺します。
 
 のび太タイプ、ジャイアンタイプ。のび太の優柔不断と保身がどんどん犯行を増やします。

 で、こののび太。妻を殺してから度胸がつきます。少し変わるわけ。で、業績を伸ばしてトップ営業マンになっちゃった。するとますます犯行を隠す。

 殺された署長は、次の署長はおまえだ、と女性警察官におおいに期待してました。

 「副署長がなるのでは?」
 「おんなバカにさらたらおしまいだ」

 このバカものび太タイプですよ。犯罪が大嫌い。町が平和であればいい。凶悪犯罪などなく、警官がバイトで雪かきに駆り出される瞬間を至福と心得ている男。つつがなく恙なく生きてきた男。で、この男ものび太。
 この男のためにどれだれ犯罪をスルーしてきたか。やる気のある優秀な警官が煮え湯を飲まされてきたか。最後の最後にようやく気づきます。

 「これが終わったら警察を辞めるよ」
 
 自分の力量がわかんない。とうにぬるま湯ではなくなった世界にずっとぬるま湯だと思いこんで生きてきた男。

 実は、こんなのび太がたくさん出てきます。自分を見ているようでかえっていらいらしてしまいましたよ。高熱のある時によ〜見てたなあ。

 殺し屋にビリー・ボブ・ソーントン。アンジェリーナ・ジョリーの最初の旦那だったかな。映画のスティーブ・ブシェミつう役者が好きでね。タンティーノにもよく出てるよね。全10作。あっという間。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「酒場詩人の流儀」(吉田類著・中央公論新社・842円)です。

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2016年02月03日 (水)

ドラマの「白夜行」は小説をはるかに超えている。

 何度見てもいいものはいいですなあ。朝4時からこんな暗いの見てどうすんだろ。けど、時間が光速で過ぎていくんだよなあ。こんなことしてる暇ないんだけど。。。

 「もうあかんでぇ。もう終わりや・・・1991年11月11日、桐原洋介殺害。1998年 藤村都子婦女暴行。花岡夕子死体損害。1999年 死亡届提出。私文書偽造。キャッシュカード偽造。西口奈美江殺人幇助。ゲームソフト偽造。川島江利子婦女暴行。松浦勇殺害。2002年 偽造公文書行使罪。営業秘密不正取得罪。2004年 ストーカー規正法違反。毒物及び激物取締法違反。唐沢礼子殺害。笹垣潤三殺人未遂…及び救助。2005年 栗原典子に一子誕生。
 ・・・おまえには子どもがおる。その子どもに、ちゃんと13階段上る背中見せい! おまえ、自分と同じ子つくる気か? 親父、信じられん子つくる気か!
 間違いだらけやったけど、おまえが精一杯やったの、俺が知ってる! 一人の人間幸せにするために、おまえは精一杯やった! おまえの子に、俺がちゃんと言うたる!
 おまえに流れとう血は、ほんまはそうゆう血や! 俺がちゃんと子どもに言うたる!!」

 「すまんかった。あの日、おまえを捕まえてやれんで・・・ほんとすまんかったのう・・・」



 原作は東野圭吾さん。原作がなければ最高傑作の脚本もできませんけどね。脚本は森下佳子さん。長編です。せめて最終回のDVDだけでも見てほしいわな。

 エネルギー入れてガンガンやんなきゃ。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「国が崩壊しても平気な中国人 会社がヤバいだけで真っ青な日本人」(谷崎光著・PHP・1,512円)です。

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2015年12月28日 (月)

ただいま「白夜行」放送中。。。

 たまりまへんなあ。。。TBSの午前中にやってるのよ。嬉しいよねえ。。。

 綾瀬はるかさんが新番組をやるってんで、ま、番宣の一環として放送しとるんやろなあ。ま、DVD持ってるんですけど、わざわざテレビ番組を録画して見てます。おかしいよねえ。CMなんかありますけど、どうせ仕事しながらですからね。ちょうどいいの。その瞬間、集中できますから。


子役がなんとも巧いのよ。

 もち、雪穂=堀北真希さんバージョンのDVDも見たけど、ダンチですわなあ。堀北真希さんが結婚してもぜんぜんショックがなかったもんね。



 綾瀬はるかさんのセーラー服、ドレス姿、なんと凛々しいことでしょう。まぶしすぎます。「現代のスカーレット・オハラ」そのものです。う〜ん、太陽ですな。だって輝いてるもん。私にとっても白夜行でんねん。

 結婚せんといてね。

 そうそう、私とカットハウス一緒らしいよ。ま、担当が鎌倉駅店にかわっちゃったんで、七里ガ浜には行かなくなっちゃったけどね。どちらもノ〜ゲ〜人とかデルモ〜は多いんだけどね。ま、綾瀬はるかさんともなりますと閉店後にくるか、キムタクさんみたいに出張カットなのかも。。。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「医者に殺されない47の心得」(近藤誠著・アスコム・1188円)です。

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2015年07月19日 (日)

TBS日曜ドラマ「ナポレオンの村」のモデルはあの高野誠鮮さんです。

 さて、8月は原理原則研究会はお休みです。しかし「阿波踊り・うどん県くい倒れツアー」を8月13〜15日に開催します。お盆によくやるよなあ。けど大阪原原のYさんのご尽力で、阿波踊りは絶好の桟敷を、うどん店はマニアックで美味、宴会はベストの店を用意してもらいました。

 さてさて9月ですが、博多原原は奥村眞吾先生がゲストです。 
 国家がいよいよ国民の富を収奪する準備を調えたいま、どう資産を防衛するか、ズバリご教示頂こうと思います。日本、アメリカ、オーストラリアを股にかけて活躍されてますから、ウルトラCがあるんだよな。きっと。。。

 参加希望者はメールよろしく。2次会参加の有無もよろしく。

 名古屋原原と大阪原原のゲスト講義は10月度に開催します。ゲスト講師は熱烈なリクエストにより、スピ研で講義いただいた「霊能者」にご登場頂くことにします。名古屋、大阪と連チャンです。ご期待下さい。。。

 つうわけで、9月度の講義内容が変わります。左欄をチェックしといてね。9月の大阪原原は、いつも通り、午後6〜7時は尾崎式史先生の「100万円を7年間で1億円に殖やす私の方法」の講義があります(10月は尾崎先生の講義はありません)。


 さてさてさて、「ゲスト講師」つながりでお知らせがあります。
 今夜9時からドラマがスタートします。「天皇の料理番」の後番組です。

「ナポレオンの村」・・・主役は唐沢さん。限界集落を蘇らせたスーパー公務員の役。で、このモデルはあの高野さんなんです。

 去年の東京原原のゲスト講師ですよ。石川県羽咋市のスーパー公務員、高野誠鮮さんなのです。

 ベストセラー『ローマ法王に米を食べさせた男』(講談社)の著者ですが、なんといっても、持ち前の企画力と行動力で行政に革命を起こし続けるスーパー公務員なのです。



 家は代々、石川県羽咋の日蓮宗僧侶。41代目。556年続いてます。父親も僧侶をしながら国家公務員。僧侶になるために立正大学に行き、在学中にライターやテレビ構成作家の仕事をしてました。「11PM」「プレステージ」を手がけていたものの、兄が継がないので羽咋に帰らざるを得なくなった、というわけ。

「11PM」で担当したUFO番組が役に立ちます。

 地域にある古文書に「そうはちぼん伝説」という不思議な伝承がありました。「麦藁帽子のような格好をしてて、光ったものが東から西山へ飛んで行った」と書いてある。まさにUFO。で、羽咋市主催で「第1回宇宙とUFO国際シンポジウム」をしちゃう。スタッフは市民。プロに委託するとノウハウが残らないからね。

 そんなこんなで5年半ずっと臨時職員。35歳で晴れて公務員となりました。

 神子原地区はかつて1000人以上の住民がいた。いまや65歳以上の人間が半数を超える限界集落。驚くほど年収が低いので若い人は村を離れる。

「おまえみたいなヤツは、農林課に飛ばしてやる!」
 教育委員会生涯学習課として日本初の宇宙科学博物館である「コスモアイル羽咋」の管理運営をしてた。上司は企業誘致しか考えない。「宇宙なんて税金の無駄遣いだ。コスモアイルなんて閉めてしまえ!」という考え。さらに追い打ち。経済産業省から愛知県万博「愛・地球博」の手伝いをしてくれないかという要請が直接来ます。

「経済産業省の言うことなんか聞くな。最初から断れ!」と訓告処分になっちゃった。

 飛ばされた農林課で農業者に自立を提案すると、「俺らの平均年齢を知ってるか? あと20年経ったら90やぞ。田んぼがもつか」と叱られる。
 彼らの年間所得は87万円。サラリーマンの5分の1。役人は給料もらっているのになんの策も施してこなかった。年金がもらえると農業は続けられるけど、夫婦どちらかが死ぬと子供から迎えが来る。そしてどんどん過疎化が進む。
 農林漁業の最大の欠点は自分で作ったものに自分で値段をつけられないこと。1本100円かけて作った大根を市場に出す。
「今日は全国で大根がたくさんできたから30円だ」
 その瞬間に70円の赤字。生産者が希望小売価格をつけることができないなんて本当の産業ではありません。

 会議なんてや〜めた。何百ページの計画書を作ったら村が変わっていくのか? 変わりません。コンサルタントに依頼して計画を立てさせる。計画書はA3用紙1枚。
 何が足りないか? 行動する力がまったくない。60万円の予算でやってやろう。できるか、と市長から聞かれた。

「やってみないとわかりません。稟議書は出しません。決裁書も書きません。これでよろしいですか?」

 説明しなきゃいけない人の数ばかり増えたら時間がなくなる。できることもできなくなりますからね。

「農民の自立自活なんて、やれるわけがないだろう!」
 ヤジが飛びます。
「おまえ、田んぼに入ったことがないげんろ!」
「客をここに呼んでこいっ!」
「おまえ、売ってみせろよ。売ったら信用してやるから」
「おまえの言っている生産、管理、販売ってのを、俺らがやったるわい」

 必ず賛成、反対、無関心と3分割になります。

 さてさて、パワポをたっぷり活用した講義でしたが、なにより凄い迫力でしたね。なるほど、このパワーで思いを実現してこられたんだな、と思いました。
 エゴからエコへ、日本の農業や限界集落の再生というよりも、日本と日本人が再生できるヒントがたくさんありましたね。「奇跡のリンゴ」で知られる木村さんとの塾は世界にアピールできる「日本の武器」です。ドイツが盛んにアプローチしているようですが、日本からもっと発信していかなければもったいないですね。


「やらなくちゃ!」

 日本は豊かに見えますけど(豊かです!)、「食の安全」にこれほど油断している国もありません。
 放射性物質の垂れ流し以上に、遺伝子組み換え食品、食品添加物等々、きわめて危うい食物がひたひたと浸食してきています。これは今年1月に名古屋原原で講義を頂いた山田豊文先生が詳しいですね。



 食はこのままでいいのか? 農業は農協VS有機農業VS自然農法という枠組のままでいいのか?
 とにかく動かなくちゃ。このままではいけない。やらなくちゃ。思わず火がついてしまいました。TPPはもしかすると天佑なのかもしれません。

 「サロンのような雰囲気でリラックスしてお話できました」との伝言を高野さんから頂戴しました。「奇跡のリンゴ」の木村塾を仕掛けた高野さんならではの世直し論は、ドラマでも余すところなく描かれることでしょう。

 日本の農業はもっともっと面白くなります。農業が変われば命が変わります。教育が変わります。日本人の心と日本の未来が変わります。


報道体質は最低だけど、ドラマはさすが。「ドラマのTBS」だもんね。

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2015年04月11日 (土)

「あにき」「岸辺のアルバム」

 いずれも77年度のテレビドラマ。「岸辺のアルバム」は高視聴率。国広富之さんのデビュー作。山田太一脚本は出色でしたね。
 「あにき」は健さん初にして最後の連ドラ出演も視聴率はいまいち。傑作でしたけどね。

 生涯205本の映画に出演されたそうですが、テレビドラマはこれだけ。脚本は倉本聰さん。



 役者がいいっす。東映俳優が脇を固めてます。田中邦衛さん、小林稔侍さん、阿藤海さんの若いこと。ま、38年前すからね。

 どうして見たかつうと、やっぱあの大原麗子さんが出演してたからっすよ。健さんの妹役。嫁には出したいけど、いざとなると嫌、つうパターン。

 ああ、なんつういい女。儚げで、切なさで、守らなくちゃ、とついつい思わせちゃう。そう、母性本能の逆。

 健さんは人形町の鳶の頭。妻にも先立たれた男やもめ。義理と人情の世界は相変わらず。町内会のいざこざはすべて健さんとこに回ってくる。で、損得勘定抜きで真摯に取り組んじゃう。で、損ばかり。

 みなに頼りされる「あにき」。けど淋しい淋しい「あにき」。自分はだれにも頼れないんだもん。


大御所の島田正吾さんが師匠役なの。

 健さん、足長おじさんなんだよ。世話になった人の忘れ形見のお嬢さんを物心ともに面倒みてやるんだけどさ。女は妻子ある大学の先生に夢中でね。「妻と別れる話がもちあがってる」つう男の常套句を信じてるわけ。んなもん、ウソに決まっとるがな。

 で、なにかつうと健さんに無心すんの。健さん、全部承知なのよ。騙されてやるわけ。

 お嬢の役は秋吉久美子さん。大原麗子さん、倍賞智恵子さんを向こうに回して、ほとんど秋吉久美子さんが主役。

 ここまで献身する健さん。足長おじさん以上の感情が芽生えてたんでしょうな。

 奔放な女。健さんと真逆。健さんは純情。何度裏切られても真心を尽くす。こういう小悪魔に惹かれるのが中年男のサガつうわけさ。

 健さんが唯一相談できるのは幼なじみの小料理屋の女将。倍賞千恵子さんなんだけど、いなくなります。女は女なんだなあ。しょうもないダメ男に惚れちゃうわけさ。いい女ほどそうなのよ。

 健さん、ますます孤独になるばかり。

 なんとも切ないドラマでね。下町風情が漂ってきまんな。滝田ゆうさんの劇画の世界そのまんま。彼のナレーションだけでなく出演しとるかんね。

 で、プロデューサーは「岸辺のアルバム」の大山勝美さん。



 これ、傑作。いまなら驚かないけどね。お互いの夫婦関係は壊さない。どちらか一方がやめたいときはやめる。「浮気」の提案なわけ。いまならセフレつうやつかな。。。


御年80歳超とは思えない美貌です。皇潤がええんやろか。

 なんたって38年前ですからね。「よろめきドラマ」もここまで来たかつう感じでした。

 奥様役を八千草薫さんが演じてるわけ。相手役は竹脇無我さん。とってもいいのよね。

 傍目には幸福そうな家族。けど、ひと皮むけば問題だらけ。繊維商社に勤務する父親は仕事一筋。けど不景気でね。東南アジアからホステスを輸入する女衒みたいなことでしのぐ有様。そこまでして守ってきた会社も倒産の危機。

 長男は優しさが徒でフラフラしてて、結局、二浪確定。
 英語好きの長女は大学で知り合った外人に犯されて妊娠。弟の担任に堕胎先を紹介してもらう始末。

 「男を買った時だけが生きていた証だった」と死期が迫る中、打ち明けた知人に刺激を受けた妻は、電話で浮気を提案されて出かけちゃう。

 バラバラの家族がまとまったのは水害。1974年9月1日、台風16号で多摩川堤防が決壊。民家19戸が流出した狛江水害をモチーフにしてます。

 洪水でマイホームが呑み込まれる瞬間、ぎりぎりでなにを持ち出すか。。。
 
 「忘れたか?」
 「・・・」
 「アルバムだよ」

 けど、そこに写っているのは仮面だろ。もう家族はバラバラだろ。アルバムを抱えてどうすんの? 大切なのは生身の人間だろ。

 すべてを失って気づく。捨てなければ得られない。人間なんてそんなものですよ。

 どちらも77年放送。あの頃なにしてたんだろ。大学生だったかも。「あにき」は1度も見てない。「岸辺のアルバム」はすべて見てた。

 八千草さんの役、岩下志麻さんとか岸恵子さんでもよかったなあ。そうそう「沿線地図」も良かった。あれは岸恵子さん。できたら「それぞれの秋」も見たい。DVD無し。販売せんかなあ。

 そういえば、「幸福」という最高のドラマがありました。竹脇無我さん、岸恵子さん、中田喜子さん(「岸辺のアルバム」がドラマデビュー作)の出演。あれは良かった。DVD持ってるんだよね。よし、これから見よう。

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2015年03月15日 (日)

「高校教師」再放送!

 あの頃のボクは。。。

 ま、野島伸司さん脚本監修ドラマがはじまるっつうわけで、再放送されとるんだけど。TBS系で午前中やってんだけど。録画しとるわけよ。DVD持ってるのにね。

 なんつうか、二宮繭役の桜井幸子さんの透明感。いいっすよねえ。とってもいいっす。清純そのものっす。ドラマは清純からはほど遠いんだけど。


セーラー服が実によく似合います。若さがまぶしいっす。

『百夜行』の綾瀬はるかさんもお似合い。この2人、超好きっす。

 セーラー服といえば、いちばん似合うのはやっぱこのオヤジかしらん。。。


 野島さんの出世作だし、この『高校教師』で良くも悪しくも桜井幸子さんは超有名になったわけで。その後なに演ってもこのイメージを引きずっちゃったなあ。
 この役、ホントは観月ありささんが演る予定だったらしいんだけど、あまりにあまりなもんすから引いちゃったんだろね。いまならなんてことないわな。

 『続・高校教師』では主役の上戸彩さんを喰っちゃった青井優さんが抜群に良かったな(ああいう女子高生いるだろなあ)。。。

 森田童子さんの歌もドンピシャだし。とにかくみなさん若い。帰り来ぬ青春てヤツかなあ。

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2014年07月11日 (金)

「若者たち」

 鳴り物入りでスタート。フジテレビの「若者たち」。俳優さん見ますと、それぞれ単独で主役を張れる人たちばかり。

 う〜ん。ヒットするやろか。。。どないやろ。わからん。

 かつての「若者たち」は2世代前。私ですらリアルタイムでは見てません。長男役の田中邦衛さんなんか御年82歳ですからね。若いけどね。いま、その役を妻夫木聡さんがやるつうわけだかんね。年とるわなあ。。。

 あの頃は団塊世代向けのドラマだったわけよね。むやみやたらに「議論シーン」が多かったのもそのためでしょうな。はい。

 新バージョンでも議論シーンは踏襲するらしいけどさ。「いまどきの若者たち」は「かつての若者たち」とはちがうわけで。いい加減にしないとね。蝶ネクタイだけは。。。

 いまどき、こんなに議論せんでしょ。議論てのは相手の領分まで踏み込んでくるってことだもんね。「いまどきの若者たち」はそこまで入ってこない。入り込んで拒絶されて自分が傷つくのが怖いからね。

 団塊世代のモーレツ世代のあとは「しらけ世代」。議論ばかりしてる連中を冷ややかに見てましたからね。で、次は三無主義ときた。

 団塊世代の懐かし視聴者もカバーしたい、というスケベ心がありあり。「♪懺悔の値打ちもない」をBGMにするなんざなかなかです。

 ヘタすっと空回り。


おかげで売り切れ。きっと団塊世代が購入しとんだわな。

 むかしの「若者たち」に登場しとる小巻さん。なんと可憐なこと。この清涼感。この透明感。ああ、そやねんそやねん。「忍ぶ川」やないですか。69歳のいまもさぞやお美しい方なんでしょうなあ。気品は年齢を超越しまっさかいなあ。。。小巻はん、ぜひ特別出演してもらいたいわあ。凛とした女優が欠乏しとるいま、ぜひご尊顔を拝したいところでおます。全国200万のコマキストにはたまりまへんでえ。

『若者たち』です(クリックすると聴けますよ)。

 映像がええんですわ。それにしても山本圭さんですなあ。「戦争と人間」でんなあ。

 そういえば、小巻さん、満洲財閥大福の1人娘趙瑞芳役で出てましたなあ。で、伍代財閥の長男(高橋悦史さん)に犯されちゃうの。

 「いまホテルの周囲は日本軍で一杯。私が騒げないこと、あなた知ってやった。最初にあなたと出会った時、奉天は占領されていなかった。あの時なら許したかもしれない」
 「ここはもう日本だ!」
 
 恋人役が服部医師(加藤剛さん)でね。

 「ボクの下宿に来ないか? 君を守らせて欲しい」
 「私ここにいます。辱める日本人いるのかまいません。恥ずかしいの私じゃない。日本人です」
 「今夜こそ軍人だったらと思ったことはない」
 「・・・1人にしてください」

 満洲伍代のボス、五代喬介はこのバカな甥っ子をステッキで殴ります。
 「時を考えろ! 敵は日本が隙を見せるのを狙っているのを知らんのか?」
 「おじさん大丈夫です。まわりは日本軍だけですから」
 ますますステッキで殴りつけるのよ。
 「おまえのようなバカが伍代の跡継ぎかと思うと、兄貴が可哀想になる。大福がその気になればおまえなんか一晩で消せるんだぞ。
 雷太、やってみろ!」
 「いいんですかい?」
 「かまわん。オレが許す」
 
 立て続けに投げたナイフが両頬をわずかに斬りつけて壁に突き刺さります。

 「19日の夜明け、この男に3人殺された。命が惜しかったらよく覚えておくんだな。ここは満洲だ。日本じゃない」

 で、用心棒(三国蓮太郎さん)にこのバカを哈爾浜に連れて行ってくれと命令するわけね。

 朝鮮人反日活動家の役が地井さんでしたねえ。巧かったなあ。


 ついでにこんな唄もどないだ?

早川義夫さん・永井龍雲さんの『サルビアの花』です(クリックすると聴けますよ)。

佐々木勉さんの『あなたのすべてを』です(クリックすると聴けますよ)。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『脳には妙なクセがある』(池谷裕二著・扶桑社)です。詳細はこちらからどうぞ。

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2014年07月02日 (水)

「今夜は心だけ抱いて」

 「集団的自衛権」については予測通りの反応ですね。メディアもどっち向いて報道しとるんだか。。。中韓政府の報道を垂れ流し。ま、決まり切った絵ですね。

 呆れたのはノーベル賞作家の大江健三郎さんを登場させたこと。
 「閣議決定は許しても実際の行使までは絶対に許さない。きょうはその誓いの日だ」とのこと。ついでに、「自衛隊員のところにはお嫁に出さないようにしよう!」とまたまた言えばいいのに。。。
 日本の賞は辞退してもノーベル賞だけは欲しくてたまらなかった大先生の発言ですから国民も素直に従うと思いますよ。

 
 さて、NHK衛星の「プラトニック」にはまって、ついでにこちらもチラリ。中山美穂さん以上に食わず嫌いだった田中美佐子さん主演なんすよね。やっぱ苦手。「ダイヤモンドは傷つかない」のときから苦手。ということはデビュー時から好きじゃない(しつこいね)。

 娘役の土屋太鳳(つちやたお)さんがええんだわ。「花子とアン」にも出てますがな。

 ドラマ自体は唯川恵さん原作なんだけど、大林宣彦監督「転校生」の母娘版? でも、こういうシチュエーションのほうがおもしろいですな。

 「シミもない、シワもない、ハリのある瑞々しい素肌。すべてが輝いていたあの頃に戻りたい! でも、それが娘の体だったとすれば・・・12年ぶりに再会した“母と娘”の心が入れ替わった!?」

 宣伝によるとこんな内容なのよ。で、展開もそのまんま。

 わかってるようでわかってない。わかってないようでわかり合える。これって、「プラ」と同じなんだなあ。

 17歳の若さを持て余す47歳の母親。47歳の老いに戸惑う17歳の娘。反目し合ってるんだけど、いやでもお互いを見つめざるをえなくなって、2人ともありえない不相応な恋にトキメいたりしちゃうわけ。

 親と子の関係から女同士。親友同士になる。。。この展開も「プラ」と同じなんだわあ。

 そうか、途中で気づきました。この母親役は田中美佐子さんしかできない。いろいろ女優を想定しましたが、たしかに彼女以外にキャスティングできんわな。

 とかく好き嫌いで見てしまいがちですが、演劇とかドラマ、映画ってそういうわけにはいかんのよね。

 ついでなんで、明日は映画俳優の話をします。。。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『中国4分割と韓国消滅 ロスチャイルドによる衝撃の地球大改造プラン』(板垣英憲著・ヒカルランド)です。詳細はこちらからどうぞ。

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2014年06月29日 (日)

エミー賞受賞ドラマ「ハウス・オブ・カード」。。。

 いま、はまってるのがネットドラマ『ハウス・オブ・カード』っす。


ケビン・スペイシー主演。で、プロデュース。

 内容は。。。大統領選で尽力した政治家フランク。見返りは国務長官のポスト。ところが、これを新大統領が反故にしちゃうわけ。メラメラメラメラ。
 で、復讐心に燃えた彼は直接手を下すようなバカはしないの。ワンクッション置いてね。自分はいつも善意の第三者。そうやってライバルの国務長官候補を落とし、大統領を失墜させる。陰謀の連続。ワクワクしまんなあ。
 「シャーデンフロイデ(Schadenfreude)」つうのは人間の業つうか性なんでしょうな。

 周囲も野心満々の女性記者。薬におぼれるダメ議員。他人の手柄を横取りする女性大臣とかね。権力の渦のなかにはろくなヤツがおせん。マキャベリズム旋風が吹いてますな。
 これ以上の陰謀つうたら中国共産党か藤原摂関政治くらいしかないのでは。。。

 本年度エミー賞でネット史上初のドラマ部門監督賞(デヴィッド・フィンチャー)ほか全3部門受賞!
 原作はサッチャー政権時に保守党の首席補佐官を務めたマイケル・ドブズのベストセラー。さすが陰謀の国だけありまっせ。それを舞台をワシントンに移して制作。超大作でっせ〜〜。

 いまやケビンといえば、ケビン・コスナーじゃなくてケビン・スペイシー。
 助演男優賞をとった『ユージュアル・サスペクツ』とか主演男優賞の『アメリカン・ビューティ』を紹介すべきなんだろうね。あるいは『セブン』とか。。。

 で、この曲、大好きなんす。映画もよかった。ヒットしなかったけどね。やっぱやり過ぎなんだよなあ。過ぎたるは・・・っていうもん。

ケビン・スペイシーの『Mack the Knife』です(クリックすると聴けますよ)。

 元もとは『三文オペラ』の劇中歌なのね。ベルトルト・ブレヒトの歌詞にクルト・ヴァイルが曲を提供。1928年の初演。映画化のリメイク数知れず。

 「マック・ザ・ナイフ」は元々のドイツ語では「メッキー・メッサー」。貧民街のギャングのこと。乞食の元締めの娘に一目惚れしちゃうんだけど、オヤジはかんかん。「許さねえ」と命を狙うわけね。警察まで動かす権力があんだ。で、最後は・・・という劇なんす。

 で、この曲をみごとに歌ってるんだよなあ。2007年にブログで書いてるのよね。次は引用っす。

 ボビー・ダーリンの伝記映画なんだけど、こりゃ、完璧に「ケビン・スペイシー・ショー」になってます。
 歌も巧いし、踊りもできる。芝居はむろんのこと・・・となれば、ここまでやっちまうのもわかりますな。調子に乗ってベガスでホントにディナーショーまでやったつうんだから、役者という生き物は遠慮をしらない。

 さて、ボビー・ダーリンというと甘い声でシナトラと双璧でしたね。
 私がいちばん好きなのは「マック・ザ・ナイフ」。やっぱウテ・レンパーのカバーを持ってるけど、やっぱいい。ボビーのは「エド・サリバンショー」で歌ってるヤツを持ってます。名曲だわさ。

 タイトルにもなってる「Beyond the sea」てのは「ラ・メール」のこと。

 さてと、ボビーは複雑な家庭に生まれてね。15歳の時に心臓病で長生きできない、と医者から見放された。結局37歳で死ぬんだけど、その波瀾万丈の半生をケビン・スペイシーがみごとに演じてます。彼、製作、脚本、監督、主演までしてんだから入れ込み方もハンパないっす。
 ボビーってビルボードTOP40に入った曲だけでも22曲。TOP10入り10曲、もち、「マック・ザ・ナイフ」は1位。グラミー新人賞と最優秀楽曲賞も受賞してます。

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2014年06月13日 (金)

NHK・BS「プラトニック」

 いよいよ明日は新潟原原です。メンバーはご参集のこと。1人のいいだしっぺのおかげで開催にこぎ着けることができました。感謝。
 縁つうのはこういうことなんでしょうな。

 私はいつも縁のことを考えます。この宇宙を支配してるのは「縁」だからです。

 たまたまブログを見て参加することになりました。たまたま本を読んで知りました。たまたま紹介されて。。。

 「たまたま」が縁なんです。そして、それは偶然というより必然といったほうがより正確な出来事なんだと思います。なぜなら、スイッチが入った瞬間だからです。

 臨済禅で公案を投げかけたら、いくら禅三昧でも悟れなかったものが、箒で石ころを弾いてカツンと当たった瞬間、この宇宙の法則をつかむんと同じですな。

 求めなくても手に入ります。嫌だと言っても手に入ります。求めても手に入りません。どんなに欲しくても手からするりとこぼれ落ちてしまいます。

 それが縁です。縁とは不思議なものですな。そして霊妙なものですな。怖さを覚えますな。

 新潟原原メンバーのみなさん、ご縁に感謝です。
 

 さて、このドラマ、いいっす。すっかりはまりました。

 中山美穂さんて女優好きじゃなかったんす。ああいう顔、苦手なのね。妹さんは好きなんだけど。
 だから見なかったのよ。離婚と同時に女優復活ってんで話題にはなってたけど。ま、全盛期の頃から一切見なかったわけ。

 たまたまのたまたま。オンデマンドで見たわけ。やっぱ脚本がええんだわ。はまりました。ミポリン、ええんだわあ。



 けどさ、どうしてもキョンキョンとかぶるわけっすよ。ああ、そうか。キョンキョンはミポリンなきテレビドラマをずっと制してきたのか。。。と。

 「続・最後から2番目の恋」にミポリンが出てもおかしくないしぃ。「プラ」をキョンキョンがやっても違和感ないわけ。

 う〜ん、声まで似てる。♪渚のハイカラ人魚♪ミポリンに歌わせてみたいっす。



 ところで、「プラ」でのミポリンは生まれながらに心臓疾患を抱える娘のシングルマザーつう役。

 「母親になりきる。女は捨てたわ」
 「そんなことできるんでしょうか・・・」

 自殺志願者サイトに「死にたいなら娘に心臓を下さい」と投稿。ふざけたレスばかりの中、「ボクのハートをさしあげます」というレスが・・・。
 臓器売買の抜け道を考えて2人は偽装結婚するわけ。けど、本当に青年に恋心を抱いてしまうんだな。

 青年役はKinKi Kidsの堂本剛さん。私、ジャニーズ大好きなんす。大晦日のカウントダウンライブも見てるしぃ(ファンクラブの知人に当選したら連れてってもらおうかと願ってるんだけど)、ドラマのDVDはほとんど持ってるしぃ。

 脚本は「高校教師」「明日、ママがいない」の野島伸司さんだかんね。堂本さんは「人間・失格」以来じゃないかな。

 明後日15日が第4話目。全8回。必見ですわな。

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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 講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
 著訳書は480冊(電子書籍100冊含む)。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュース延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
 日本青年会議所の「TOYP(人間力)大賞」を87年から3年連続受賞の快挙(横浜JC推挙)。
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