カテゴリー:中島孝志の演劇バンザイ!

2017年01月22日 (日)

星組 紅ゆずるさん 新トップスタープレお披露目『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』はサイコー!

 コメディエンヌやらせたら、宝塚ナンバーワンちゃう(ロックンロールも)。ま、大阪人だしぃ、つっても、タカラヅカは大阪人多いしねえ。
 
 これ、最高に笑えまっせーー。脚本がとても良くできてます。
 舞台はインド映画界。で、「輪廻転生」をうまく取りいれてるとこなんざ、「巧いね!」「さすが!」のひと言。


紅さんと綺咲愛里さんの新トップコンビのプレお披露目。


07年にインドで大ヒット。世界中で上映されてる『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』。

 70年代と現代のインド映画界。脇役俳優が人気女優に恋すんだけど、実は大物プロデューサーと結婚してて、しかも妊娠してる。男の方は大金持ちの令嬢と浮き名を流してるからこの女が疎ましくて、事故に見せかけて殺そうとすんの。脇役俳優が助けようとすんだけど事故に巻き込まれて命を落としちゃう。

 30年後・・・事故の日に生まれた男の子は実家が大金持ち。脇役俳優と同じ名前でスター俳優として映画界に君臨。そこに愛する彼女くりそつのめちゃヘタな女優の卵が現れて・・・と話は進んでいくんだけどね。

 なにがいいって、悪党役の礼真琴さん。主役より、このミュージカル、この役のためにあんじゃね?つうほど光ってますんや。

 千秋楽に再演決定!(梅田だけど) もしかすっと、この悪党役(大物プロデューサー)いまバウホール『燃ゆる風−軍師・竹中半兵衛−』に主演してる七海ひろきさんが演るかもしんないけど。元もと彼女のファンなんだけど。


だいま宝塚バウホールで人気沸騰っす。

 礼真琴さん、いいっすね。一目惚れっす(何回も見てるはずなんだけど)。
 
 紅さんのトップお披露目公演は「THE SCARLET PIMPERNEL」とのこと。これ、新人公演で主演したやつでしょ。へえ、そうなんだ。大劇場行かなくちゃ。。。


チケ売り切れ必至ですわな。。。

 先日、3月公演『グランドホテル』の参加申込を募りましたが、プラチケをご用意できるかも。お楽しみに。 

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2017年01月20日 (金)

トップスター勢揃い!いい齢の重ね方をされておられるなあ。。。宝塚『エリザベート スペシャルガラ・コンサート』

 今日は博多原原です。昨日、参加申込がありましたよ。凄いなあ。そういえば、東京では開始1時間前に参加申込なんてのもありましたっけ。

 さて、雪だいじょうぶかいな。飛行機ムリなら新幹線しかないわな。明日は新潟原原っす。博多から飛行機っす。以前、福岡から飛べるけど新潟空港が閉鎖されてダメだったことありますからね。飛ばなきゃ羽田空港経由上越新幹線で新潟入りだわな。
 そういえば、数年前、鹿児島から羽田に行くのに台風で危なくてね、電車を乗り継いで午後7時に渋谷に到着したことあったなあ。日本の鉄道網は凄いっすよ。

 ま、今回もなんとかなるでしょ。


 ヅカは卒業したけど、舞台にライブに活躍中の人、ほぼ引退してる人・・・40代50代でもやっぱ現役顔負け。中山ヒデさんの奥様(白城あやかさん・宝塚歌劇団の元星組トップ娘役)なんぞ歌唱力もスタイルも当時のまま。驚きました。つうか、まだまだやれたのに・・・ね。

 92年ウィーン初演以来、世界中で上演されてる定番『エリザベート』のガラ・コンサート。世界に先駆けて96年、一路真輝さんがトップスターだった雪組で初演。それから星組(96年)、宙組(98年)、花組(02年)、月組(05年)、雪組(07年)、月組(09年)、花組(14年)そして宙組(16年9月9日〜)と再演。宙組は朝夏まなとさんがトートだったよね。ブログでご紹介した通りっす。

 定番中の定番なわけね。


オーチャードホールで今日まで。。。

 ウィーン初演20周年メモリアルイヤーにも「スペシャル・ガラ・コンサート」は上演されてるんです。ヅカ歴代キャストを中心に組や期を超えた組み合わせ=「夢の共演」ですよ。

 宝塚歌劇団の初演20周年記念。去年の梅田芸術劇場に続いてBunkamuraで開催。

 で、いろんなバージョンでやりますんで何回も満喫できるって寸法。

 「モニュメントバージョン」は一路真輝さん、花總まりさんなど96年初演出演者たちが勢揃い。「フルコスチュームバージョン」は本編を日替わりキャストで上演します。卒業直後の月組トップスター龍真咲さんも登場してますよ。
 「アニヴァーサリーバージョン」は宝塚版出演の各世代各組が集合。名曲を披露してくれます。なんたって、ご存じのように音楽がめちゃいいのよ。

□出演は「モニュメントバージョン」が一路真輝/花總まり/高嶺ふぶき/轟悠(ビデオ出演)/香寿たつき/朱未知留/古代みず希/安蘭けい。宝塚歌劇団:京三紗/飛鳥裕/五峰亜季/美穂圭子の皆様。
□「フルコスチュームバージョン」は姿月あさと/水夏希/麻路さき/彩輝なお/大鳥れい/白羽ゆり/龍真咲/樹里咲穂/初風緑/稔幸/湖月わたる/涼紫央/えまおゆう/出雲綾/未来優希/大峯麻友/立ともみ/初嶺麿代/月影瞳/磯野千尋/飛鳥裕/久路あかり/京三紗の皆様。
□「アニヴァーサリーバージョン」は麻路さき/高嶺ふぶき/稔幸/えまおゆう/姿月あさと/湖月わたる/月影瞳/彩輝なお/安蘭けい/春野寿美礼/朝海ひかる/水夏希/大鳥れい/霧矢大夢/白羽ゆり/龍真咲/初風緑/樹里咲穂/彩吹真央/立ともみ/京三紗/磯野千尋/飛鳥裕/大峯麻友/出雲綾/未来優希/越乃リュウ/久路あかり/初嶺麿代/望月理世の皆様。
□「全公演出演者」は紫城るい/美郷真也/夢輝のあ/朝峰ひかり/久路あかり/初嶺麿代/天羽珠紀/音花ゆり/羽咲まな/愛純もえり/月央和沙/美翔かずき/蓮城まこと/天風いぶき/有瀬そう/百千糸/七瀬りりこ/美穂圭子(宝塚歌劇団)の皆様。

 ファンにとってはたまらない企画でやんすな。一路真輝さん、安蘭けいさん、姿月あさとさん、水夏希さんに会えただけでも良かったっす。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「最強の組織力」(長谷川慶太郎著・1,729円・ビジネス社)です。

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2016年12月04日 (日)

渋谷天外さんと出逢ったーーー。

 木曜日は大阪でした。出版パーティで挨拶するためだけに大阪入り。。。かと思いきや、やっぱ、「必然」つうのはありまんな。

 ここ数日、写真をアップしてますけど、『聖の青春』の主人公、村山聖さんの足跡巡りみたいなことしてました。アパートまで乗り込んで「ストーカーか!」つうノリですけど、「ご縁」なんでしょう。


右から天外さん、私、鈴木先生、天外さん令夫人。帰り際、「これどうぞ」。ビンゴの賞品(ダンヒルのベルト)を私に譲ってくれましてん。太っ腹やなーー。。。ありがとうございます!


渋谷久代さんの最新CDどす。滝由女路(たきゆめじ)の芸名で19000超の舞台出演!

 ご縁つうのは不可思議なものでしてね。求めても求めても得られないのが「ご縁」なんでしょうね。でも、求めなくても気づいたら手に入れている。それも「ご縁」なのかもしれません。

 公園から2階を眺めてたら、ガラッと開いて、「見ますか?」と声をかけられたわけでね。このひと声あればこそでしてね。

 そういう意味では「渋谷天外」さんとの遭遇も鈴木和宏先生のおかげ。


どうすれば「利益」「資金」を残せるか、マーケと税務の立場から実際の指導例で描かれてますからわかりやすいのよ。

 鈴木先生と渋谷天外師匠の「ご縁」は大学時代だそうです。席が前後してたらしいんですね。たしかに50音順だとそうなりますわな。

 鈴木先生は大阪原原のメンバーでしてね。税理士界のブルース・ウィルス言われてまんねん。とことん面倒を見る先生ですし、毎週、税務対策のセミナーとか勉強会をしてはりまっせ。浪花の人情税理士ゆうてね。
 この鈴木先生を引きずり込むつうか、紹介してくれたのが大阪原原のHさん。彼とは星回りが一緒。270万人に1人くらいの確率らしいです。ま、原原に10人くらい入会させてますからね。なにかしらご縁があるんでしょうな。

 さて、渋谷天外師匠は藤山寛美逝去後の「新生松竹新喜劇」の代表・座長としてご活躍中です。92年に3代目渋谷天外襲名。その前には在京テレビ局中心にあちこちのドラマ等々に出演されてましたな。

 最近だと2日から始まった「神野美伽特別公演 松竹新喜劇参加公演」でしょうね。1部は喜劇、2部は歌謡ショーつう構成です。



 神野さんゆうたら、いまや演歌の女王でしょ。7月22日に日経新聞元社長が郷土長崎県の集まりに呼んでくれましてね。そのイベントでメインのショーが彼女でした。ほかにも有名なシャンソン歌手、ソプラノ歌手、演歌歌手などが出演されてましたけど、群を抜いてましたよ。
 この時、彼女が披露した「酔歌」に痺れました。吉幾三さんの作品ですけど、「ソーラン節」を加味するのが彼女のオリジナル。哀しい曲なのに盛り上がるんですよ。もち、ケータイにダウンロードしてます。

 そうそう、単館スタートから全国展開している『この世界の片隅に』に渋谷天外師匠は特別出演されてます。ひと声だけなのでほとんど「ウォーリーを探せ」状態ですけど、見つけてみようと思います。


東京では新橋演舞場で「二月喜劇名作公演」。中村梅雀さん、波野久里子さん、市川春猿さん、山村紅葉さんのほか、ヅカの大和悠河さんも出演。これは行かなくちゃ。。。

 松竹新喜劇つうと、先代先々代の渋谷天外、寛美もそうですけど、きら星のように名優がしのぎを削ってましたよね。
 とくに私が好きだったのは、ほかにミヤコ蝶々、石井均(西川きよしさんの師匠)、曽我廼家明蝶・・・。
 明蝶はテレビドラマ「姿三四郎(50年前放送)」の住職役をいまでもよっく覚えてます。柔術の達人なのよ。で、強くて思い上がってた三四郎を池の中に投げ飛ばして、「鉄壁の不動心」と諭すわけ。まあ木鶏の境地ですわな。
 前回、原原講義で「鉄壁の不動心」つうパワポが1枚あったと思うけど、実はこのセリフなんだよね。

 あと、なんといっても浪花千栄子。古い人にはオロナイン軟膏(大塚製薬)のCMに出てた人ゆうたらわかるかな(わからんかー)。

 で、やっぱ『悪名』の女大親分(実在の女傑・麻生イト)ですな。
 「約束にそむいたらタダおかないよ。私はねシルクハットのとうちゃんとはちょっとばかりわけが違う。子分も2000人からいるんだからね」
 ところが、 女郎を足抜けさせて、八尾の朝吉(勝新太郎)は仕置きを覚悟で戻ってくるわけ。

 「このバカが。なんで戻ってきた。バカ正直もええ加減にさらせ!」
 何度もステッキを打ち下ろすんだよね。 
 「わいのど根性が強いか、それともあんたのど根性が強いか、ど根性比べじゃ」
 音を上げない朝吉に女親分も打ち疲れましてね。
 「わし、おまえに敗けた。いまにええ男になるやろう。うん、名も売れる男になるで。起きられたらな、このステッキにすがって帰れ」
 砂浜に残された朝吉がつぶやくのよ。
 「わいが死んでも、わいのど根性は死なへんわい! 名が売れる? 何ぬかしてんねん。そんなもんどうせ悪名やないけ。あほんだら!」

 因島の女大親分に一目置かれ、朝吉は任侠界で男を売ります。ご存じ今東光原作。女親分役なのよね。

 それと高田次郎さんですなあ。御年85歳? いやあ若い。この役者さん、大好きでんねん。むかし、白雪劇場つうのがありましてね。酒造の白雪ですわな。で、フジ・関テレがつくってたのが「船場」「どしょっぽね」「どてらい男(やつ)」とかね。
♪おとこあるけばぁぁ つきめにあ〜たるぅぅ ぼやぼやするなよぉぉ♪
 で、この高田次郎さんがいつも意地悪な番頭役。それはもう憎々しげな演技をするわけですよ。名バイプレーヤーですわな。立命館出身のインテリ役者ですな。

 稀代の名優は、ただいま藤山寛美の孫(藤山扇治さん)を仕込んでるらしいっす。新橋演舞場「朗らかな嘘」で主演。場内を爆笑させた喜劇俳優ですわな。藤山直美さんの子供かいな、と思いきや、伯母さんらしいっす。祖父にも伯母さんにもよー似てはりまっせ。

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2016年11月18日 (金)

本田の物真似で人気のじゅんいちダビッドソンさんのライブに行こう。。。

 じゅんいちダビッドソンさん。単独ライブやるらしいっすよ。本田ネタを超えた新ネタ披露だとか。期待してまっせーー。。。


ゲスト:井上マーほか。一部と二部は少しだけ内容変えるそうっす。

 終演後、グッズ購入者にサイン&2ショット会。ローチケで発売してます。Lコード:31811ですからLoppiで買えばいいわけね。
 
 テレビとラジオでも活躍してます。最近、ちらちらとキー局でお見かけしますが、こういうライブを大切にしないとね。やっぱ芸人はライブ感覚がいちばん。

 本田圭佑選手が実質オーナーをつとめる、オーストリアのサッカークラブsvhornのスペシャルサポーターだとか。仕事してまんなあ。「ご招待します!」な〜んてメール頂戴しましたけど、買わないとダメ。期待すればするほどね。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「沈黙の宗教 儒教 前編」(加地伸行著・1,296円・筑摩書房)です。

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2016年10月27日 (木)

北翔海莉さん引退公演(宝塚星組トップスター)は最高ですよ!

 いよいよ東京でも始まってます。北翔海莉さんのラスト公演ですね。

 「10年に1度」と言われる柚希礼音さん(08年ブロードウェイミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」、10年フレンチミュージカル「ロミオとジュリエット」など)の後を襲って専科から抜擢されたのが北翔さん。みごとにその重責を果たされたと思います。
 次期トップスターは生え抜きの紅ゆずるさん。大阪の酒屋さんの娘さん。

 いずれトップスターにはなると思ってましたが、あまりにもカリスマ性のあった礼音さんの直後では潰れていたでしょうね。さすがに考えてますなあ、宝塚は。間になんでも努力で解決しちゃうタフな北翔さんをキャスティングしたわけでね。使命を十分以上に果たされたと思います。


あなたはえらい!

 ラストの出し物は桐野利秋でしょ。「人斬り半次郎」ですよ。映画では緒方拳さんが演じたのが記憶に残ってます。

 幕末動乱期に薩摩藩の郷士として生まれ、その後、維新の立役者の1人となった人物で、地元では、いまなお、西郷さんと桐野利秋の人気がバツグンです。

 西郷さんを担いで西南戦争に突入するわけですけどね。

 この戦争が最後の内乱となります。そして狡猾な英仏の野望を打ち砕いて日本統一=本当の維新へと導いたわけでね。維新前の旧体制と旧秩序をすべて雲散霧消させるための戦争だったのかもしれません。

 徳川幕府最大の功労者が慶喜だったように、維新の最大の功労者は大西郷であり桐野だったのかもしれません。

 滅びの美学、破滅の論理。こういうテーマがラスト公演にふさわしいかどうかわかりませんが、清く、正しく、美しく、という宝塚精神には合致してるわけで。北翔さんの凛々しさを引き出すには格好のテーマ、人物像だったのかもしれませんね。

 20日までの公演。さすがに貸し切りが多いそうでチケはなかなかとれないでしょうけどね。薩摩弁丸出しのヅカも趣がありまんなあ。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「通貨の日本史 無文銀銭、富本銭から電子マネーまで」(高木久史著・中央公論新社・907円)です。

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2016年09月25日 (日)

宝塚宙組「エリザベート 愛と死の輪舞」

 「戦争という殺し合いは他家に任せ、わがハプスブルグ家は結婚で領土をかちとるんだ」

 700年間、政略結婚で世界を征してきたのがオーストリア・ハンガリー帝国ですわな。

 第一次世界大戦を引き起こした「サラエボ事件」にしても、この帝国の次期皇位継承者フランツ・フェルディナンド夫妻の暗殺から始まったわけでね。

 暗殺はつき物なのよ、この帝国は。。。

 さて、このミュージカル。主役はエリザベートではありません。黄泉の帝王トートなの。だって宝塚なんだもん。

 時代はハプスブルク家末期。ま、大戦で消えちゃいますが。。。

 煉獄ではいまだに100年前の殺人事件で裁判やってます。被告はルキーニ。罪名は皇后エリザベート殺害。

 「望まれて殺ったんだ。エリザベートはトートと恋仲だった」

 証明のためにハプスブルク家の霊魂が呼び寄せられます。

 1853年、バイエルン王国のおてんば娘は綱渡りに失敗して意識不明。臨死体験で冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目惚れしてしまいます。

 「生命を返してやろう」

 以来、トートはエリザベートを追いかける「愛と死のロンド」。

 ところが、姉と結ばれるはずだった皇帝と結婚。エリザベートは皇后になってしまうわけ。つっても、宮廷は皇太后にすべて仕切られていて、子供たちもとられてしまう。

 子供の頃から「自由」を生き甲斐としてきただけに、息もできない窮屈な世界で精神的に追いつめられてしまうけど、トートに唆されても「死」に逃げることだけはしなかった。

 絶世の美貌に気づくと、彼女はそれを武器に世界を動かしていきますが、女の権力争いは熾烈ですな。美女には美女を・・・皇太后は美女を山ほど侍らして皇帝との仲を裂こうとします。

 権力争いに勝ち、子供を取り戻したものの、顧みる時間なんてありえず、結果、孤独に苛まれた皇太子は革命に荷担。事件は隠蔽されたものの王位継承権を失ってしまいピストル自殺。

 宮廷生活にすっかり関心を失ってしまったエリザベート。

 「死にたい」
 「まだ俺を愛していない」

 黒服をまとったエリザベートは彷徨い続けるなか、レマン湖で暴漢に襲われます。いったん振り切ったものの、トートの叫びを聞くや、自ら刃物に向かっていきます。

 エリザベートはトートの愛を信じて空に舞う、ラストは愛と死のロンド。やっぱりタカラヅカ。


92年ウィーン初演以来、各国で上演。96年、雪組(一路真輝さんのサヨナラ公演!)。

 宝塚では・・・星組(96年・男役トップ麻路さきさん)、宙組(98年・姿月あさとさん)、花組(02年・春野寿美礼さん)、月組(05年・彩輝直さん)、雪組(07年・水夏希さん)、月組(09年・瀬奈じゅんさん)、花組(14年・明日海りおさん)・・・ただいま、宙組(朝夏まなとさん)で再演中でございまして。。。

 これまた、さすがタカラヅカつう舞台ですわな。

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2016年09月10日 (土)

じゅんいちダビッドソンさんのライブがありまっせ〜。。。

 昨日は重陽の節句。「菊の節句}ともいわれておりまんなあ。
 なんで、菊か。国花だから? いえいえ、それは結果論。菊は不老長寿なんです。

 で、観菊の宴なんて乙なモノを催したりするわけでね。せめて、菊の花弁をぱらぱらとっては盃に入れて呑む。菊酒でんな。せめてそのくらいはせんとね。


 さあて、じゅんいちさん、ですね! 単独ライブやるらしいっすよ。本田ネタを超えた新ネタ披露だとか。期待しまっせ。。。


ゲスト:井上マーほか。一部と二部は少しだけ内容変えるそうっす。

 で、終演後、グッズ購入者にサイン&2ショット会。この24日10時からローソンチケットで発売とのこと。Lコード:31811ですからLoppiで買えばいいわけね。
 
 テレビとラジオでも活躍してます。
◇9月10日(土)13時30分〜14時25分「なんごくバケーション」(KYT) 薩摩川内出身の前園さんと鹿児島の旅巡り番組です。
◇9月13日(火)21時05分〜21時55分 「天使のつくり笑い」(NHKラジオ第一)。サンドウイッチマンの番組にゲスト出演。これは聴きたいっすね。

 ほかに、本田圭佑選手が実質オーナーをつとめる、オーストリアのサッカークラブsvhorn。じゅんいちさん、スペシャルサポーターなのよね。で、深夜abemaTVのSVホルン中継にゲスト出演!

 仕事してまんなあ。「ご招待します!」な〜んてメール頂戴しましたけど、買わないとダメ。期待すればするほどね。

 そういえば、一昨日、神保町をぶらぶらしてまして。神保町シアターで「原節子特集」してたのよ。「東京物語」「晩春」「麦秋」といった紀子3部作はもちろん、「山の音」「めし」「青い山脈」・・・原節子ファンにはたまらんっすよ。鎌倉でも原節子特集は大成功でしたしね。今月で終わりですから、さっさと行かないとね。


9月5日が1周忌でした。


 あの時代、こんな容貌の女性がいたわけでね。つうか、奈良時代も鎌倉時代もいたわけで。おかめだらけの中、醜いアヒルの子で浮いてたかもね。。。

 で、びっくり。なんと吉本興業の小屋「神保町花月」の1Fにあんだよね。つうか、花月が神保町にオープンしてるのは知ってたけど、まさかねえ。。。

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2016年07月19日 (火)

宝塚花組「Me And My Girl」は最高の出来!

 ま、宝塚はなんでも最高なんすけど。なんとも素敵でオシャレな舞台でしたよ。

 定番の「Me And My Girl」 は1930年代のロンドンが舞台。ひと言でいうと、『マイ・フェア・レディ』の男性版を女性が演じる、つう、ややこしいんだけど、めちゃシンプルなミュージカルでして。


今年は花組。明日海りおさんと花乃まりあさん。まりあさん、綾瀬はるかさんに似とるんよ。

 下町ランベスで育った、元もとは名門貴族の御落胤。育ちが悪いからやることなすこと上流階級とはちがうわけ。で、この若者をジェントルマンに仕立てあげる、つう話。

 初演はコメディアンのルピノが主役を演じたらしいっすね。で、大当たり。ロングラン公演。ブロードウェーにも上陸。

 公爵夫人マリア、姪のジャッキー、公爵夫人の甥ジェラルド、親族のバターズビー卿、バターズビー夫人、ジャスパー・トリング卿、そして後見人の男爵ジョン卿・・・。

 パーチェスター弁護士が見つけてきた若者は無教養で下品。まあ、がさつなヤツ。跡継ぎにはとてもとても認められない。この若者にはやっぱ下町娘の恋人がいるんだよね。相思相愛だから、お互いに相手のことを慮るわけさ。で、ちぐはぐちぐはぐ。

 2人を別れさせたい。でも、いまなお、昔の恋人が忘れられず、彼らに負けないほど、一途な愛を捧げるジョン卿はあることを閃くのよね。

 ま、「マイ・フェア・レディ」がベースだかんね。ご想像通りの展開だと思うけどさ。

 さて、宝塚では1987年〜1988年に月組。ビル役涼風真世さん、ジャッキー役剣幸さん。95年〜1996年も月組。天海祐希さんと麻乃佳世さん。08年も月組。博多座ではジェラルド役とジャッキー役を龍真咲さん(いまの月組トップ。9月引退)と明日海りおさん(いまの花組トップ)が役替わり。
 09年は花組。ジョン卿役を壮一帆さんと愛音羽麗さん。ジェラルド役を愛音さんと朝夏まなとさん(いまの宙組トップ)、ジャッキー役を役替わり。
 13年は月組。ジェラルドとジャッキーを美弥るりかさんと凪七瑠海さん。パーチェスターとヘザーセットを星条海斗さんと沙央くらまさんが役替わり。

 で、今年年は花組。ジョン卿役を芹香斗亜さん(巧かったなあ)と瀬戸かずやさん。マリア役を桜咲彩花さんと仙名彩世さん、ジェラルド役を芹香さんと水美舞斗さん、ジャッキー役を柚香光さんと鳳月杏さん、パーチェスター役を役替わり。

 宝塚はいつも最高っす。大阪原原メンバーは初宝塚でこの舞台を満喫されたそうっす。運がいいっすよ。宝塚のいいとこがすべて出てる作品ですからね。。。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「ポイズンドーター、ホーリーマザー」(湊かなえ著・光文社・1512円)です。

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2016年07月17日 (日)

七月歌舞伎は最高のエンタテイメントっす!

 いまいちばん乗ってる役者、猿之助、海老蔵、中車が勢揃い。チケがなかなかとれないのもムリないっしょ。

 新国劇? 瞼の母? 長谷川伸?
 そんな感じがしますけど、たしかに、原作は真山青果。この「荒川の佐吉」は超売れっ子、長谷川伸へのライバル心で書き上げたとか。

 「最初はみすぼらしくて哀れで、最後に桜の花の咲くような男の芝居」

 15代羽左衛門のために書き、1932年初演だとか。

 澤瀉屋と成田屋では身体も声質もちがうけど、どちらも通りがいいね。久しぶりに泣ける芝居でしたよ。



 「鎌髭」と「景清」は演出が最高。花火大会かと思いましたよ。これなら宝塚もびっくりしてくれるっしょ。ラストの津軽三味線がとてもいい。

 平家再興の野望を持つ不死身の景清。源氏の武者どもが勢揃いの中に乗り込んで、酒合戦や力比べ、牢破り・・・スーパーマンぶりが痛快っす。団十郎ゆかりの歌舞伎十八番。

 「海老蔵が相務めます」と大きく書かれてます。この目、リピーターがたくさんいると思うな。それにしても世の中せまいっすね。なんと出雲原原のメンバーと遭遇。この前は名古屋原原のメンバーと宝塚で、東京のメンバーとは寄席で遭遇。犬も歩けば棒に当たる。どこかで見かけたら声かけてちょ。

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2016年02月06日 (土)

喬太郎・扇辰二人会。。。

 本日は、越後新潟の原原です。ラス前ですね。来月が新潟原原はラストです。なんとか来期は増やしましょう。出雲メンバー並にやれば倍増しちゃいますよ。
 要は、ほんの少し意識するかしないかの違いです。なんちゃって、上から目線ですいません。

 シャープがホンハイ入りするとかしないとか。年末に労組幹部対象に講演してきたとこですよ。みなさん、やる気満々。とくにケータイ部門はこれから先が楽しみなんだけど。

 そうですか、ホンハイですか。あそこ、EMSでしょ。部品会社が総合家電メーカーを飲み込むわけね。付加価値を追求してきた会社と、安けりゃなんでもいい、つう会社では、文化が真逆。ホンハイの代表は「シャープのブランドを守る」なんて宣言してるけど、んなこたいわれなくても守るでしょ。

 ホンハイはOEMメーカーなんだからさ。縁の下の力持ちが縁の下から出てくる、つうことね。

 74年創業。創業者は現会長の郭台銘(テリー・ゴウ)さん。グループ社員は100万人超。99パーが中国大陸の工場(ほかにベトナム工場)。売上は大きいですよ。けど、このところ、中国経済が大きく減速してますから余裕なんかないわな。

 特長はOEMメーカーだわなあ、やっぱ。インテル、AMD社のマザーボード、デル、ヒューレット・パッカードのPC、インクジェットプリンタ、ソニーのプレステ、プレステポータブル、任天堂のニンテンドDS、Wii、マイクロソフト,アップル、携帯電話ではモトローラ、ノキア、ソニーエリクソン、そしてiPhone。ソフトバンク、ソニーのブラビアも製造してますね。

 製造技術かなあ。つっても、アセンブリーメーカーって人件費さえ安けりゃどこでもできるわけでね。

 子会社のフォックスコン中国工場では労働者の飛び降り自殺が相次いでました。「低賃金で長時間労働の冷血工場?」と中国メディアが報道すると、即座に賃金を40パーも引き上げた。
 事実は中国メディアの報道とはちがって、労働環境劣悪で自殺者が相次いだのではなく、待遇がよすぎるために自殺者が増えたわれ。

 元もと中国は自殺率が高いのよ(農村部は世界でもダントツです)。10万人あたり13.9人(99年度。以来統計がない)。労働者40万人で10人はかなり低いっすよ。で、郭台銘さんは自殺者に120万元(台湾元)もの弔慰金を払ったんです。これ、年収20年分すよ。高すぎますよ。で、自殺未遂者の部屋から「弔慰金目当てに死ぬ」つう遺書まで見つかってます。「もう弔慰金を出しません」と発表すると自殺はぱったり止んだんです。

 でもさ、軍資金どうすんだろ? 「ユニット叩き売りはしないし、40歳以下の雇用も確保します」と約束してるみたいですけど、会社をまんま中国に売ったりしてね。

 役員連中がホンハイにしたい理由は簡単。産業革新機構は「全員退任してもらう」ですけど、ホンハイは「そのまま」つう約束だもんね。

 どちらに転んでも茨の道。スイスの農薬最大手シンジェンタも中国に買収されました。ホンハイにしたって実質的には中国企業でしょ。シンジェンタはモンサントに即売却。シャープはハイアールに即売却なんてことにならんように・・・。

 いま、中国では上から下まで人民元の叩き売り。ババ抜き状態です。人民はメイド・イン・ジャパンの炊飯器や化粧品に爆買いならぬ爆両替。崩壊後に食べていくための知恵ですわな。

 大好きなシャープがその一つにならんことを祈ります。 


 さて、恒例の「ぎやまん寄席」。湯島天神参集殿にていつも開催しとるのよね。


前座のわん丈さんは5月から二つ目。楽しみだね、この噺家。

 柳家喬太郎さんと入船亭扇辰さん。扇辰師匠はさすがに巧いね。いつも感心します。越後長岡のご出身でしょ。朝日酒造さんのホールでもよく独演会してますよね。

 喬太郎さんは相変わらず。「猫屏風」ははじめて聴きます。得意のウルトラマンネタまで披露しちゃった。
 古典よし新作よし、で、はちゃめちゃよし。小さん的であり、米丸的であり、柳亭痴楽的であり、幅が広いし深い。「大河への道」レベルの新作古典をてがけてもらいたいなあ。間違っても、文枝さんにはならんのがええわいな。

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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 講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
 著訳書は330冊。ほかに電子書籍100冊。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュースは延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
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