カテゴリー:中島孝志の落語・演劇・タカラヅカ万歳!

2017年12月22日 (金)

宝塚歌劇 星組ミュージカル「ベルリン、わが愛」とタカラヅカレビュー90周年作品「Bouquet de TAKARAZUKA」

 清く、正しく、美しくの宝塚。今回のテーマは大きくて大変ですわな。

 愛と勇気の宝塚でございました。


上演はクリスマス・イヴまでです。
 
 う〜ん。ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督と女優マレーネ・ディートリッヒがモデルなんしょ? そう、彼らの最初の作品はかの有名な「嘆きの天使」すよ。ハリウッドで撮った「モロッコ」も良かったよなあ。
 シルクハットに燕尾服。ズボンのポッケに片手を入れる。このポーズ。幼い美空ひばりにさせたのが「悲しき口笛」でしょ。
♪丘のホテルの 紅い灯もぉぉぉ♪



 ドイツ占領のベオグラード放送から毎晩流れるのが「♪リリー・マルレーン」。ドイツ兵、イギリス兵、連合国の兵士たちはみな耳を傾けた。ドイツ放送禁止令も効果無し。「21時57分にベオグラード放送にダイヤルを」が合言葉だったんよ。

♪兵舎の大きな門の前
 今も街灯が立っている
 その下でまた会おうね
 あの街灯の下に二人で立とう
 昔のように リリー・マルレーン
 
 二人の影が重なり一つの影に
 僕らが愛し合ってたこと
 見れば誰にもわかること
 みなが見たってかまわない
 街灯の下に二人で立とう
 昔のように リリー・マルレーン

 歩哨の呼び声
 鳴り響く帰営ラッパ
 遅れりゃ三日の営倉入り
 「戦友よ いま戻る!」
 これが別れの合図
 ホントは君と一緒にいたかった
 君と リリー・マルレーン

 街灯はすべて知っている
 君がそこに通うのを
 毎晩明かりは灯るけど
 僕はそこに立てなくなった
 僕の身に何かが起きたとき
 君は誰とそこに立つ
 君は リリー・マルレーン

 静寂の中から地の底から
 夢のように浮かぶのは
 恋をする君の唇
 夜霧があたりを包んだら
 僕は街灯の下にたたずもう
 昔のように リリー・マルレーン♪

 こんな歌流れてきたらたまらんわな。まして戦場でしょ。ラジオから流れてくる彼女の歌。明日死ぬかもしれない命。すべてを忘れられる瞬間だと思うな。



 かなりの戦場まで慰問に行ってたらしいね。ナチに抵抗して渡米。けど、ベトナム戦争では自分を受け容れてくれたアメリカ政府にも抵抗。
 「歌で闘う」という筋金入りの女優歌手ですな。この作品は「われわれは映画で闘うぞ!」つう意思がベースに流れてます。

 ナチ政権下の映画業界。サイレントからトーキーへの変革期。女優が国策に駆り出されていた時代。わが国で言えば「李香蘭」ですわな。

♪あわれ春風にぃぃぃ 嘆くうぐいすよぉぉぉ
 月に切なくもぉ 匂うぅぅ夜来香♪てか。

 それにしてもジル・クライン役の綺咲愛里さん。お美しいこと。化粧しない方がずっと綺麗ってどういうこと? 吉永小百合さんがデビューした時はこんな感じだったんじゃね。

 といっても、星ではやっぱ紅さんと七海さんが好き。:s@x<ヴィクトール・ライマン役の天寿光希さん、凄いわな。巧い。いくつなん?

 テオ役の紅さんはコメディエンヌで本領発揮なんすけど、それはレビューでアドリブ連発。トーク最高。もっと出してもええんやけど、テーマがテーマだかんね。

 それにしても、次のトップ、だれになるんかな。。。北翔さんみたいにワンクッション置くんかな。凪七瑠海さん、専科から出演。元もと首席入団ですけど、歌、巧くなりました。努力って大切だわな。
  
 同期は・・・明日海りおさんに望海風斗さんに美弥るりちゃん。で、大好きな七海ひろきさんもそうだしぃ。七海さん、もっと頑張ってもらいたいなー。このままだと礼真琴さんとどんどん差がついちゃうよねーー。

 レビューはシャンソンのオンパ。シャンソニエで聴く「モンパリ」はそんなにいい曲に思えなかったけど、やっぱいいね。宝塚はシャンソンだわな。


シャンソン聴くならこれっしょ。。。来年1月10日。大阪梅田のみの開催。う〜ん、どうすっかなあ。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「教科書には絶対書かれない 古代史の真相 後編」(松重楊江・中原和人著・3,250円・たま出版)です。

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2017年12月16日 (土)

風間杜夫さんは落語が巧いね。。。

 あちこちでやってるのよね。なんつうか、一人芝居も今年やってましたし、ある意味、落語は一人芝居ですしね。

 喬太郎さんに言わせると、一人芝居と落語はぜんぜんちがう、とのことですが、たしかに落語は上半身だけ。動きをつけるって難しいですよね。

 てわけで、風間杜夫さんの落語会「EBISU亭」にいってまいりやした。



 う〜ん、恵比寿ガーデンホールなんだけど、珍しいね。パイプ椅子。お尻いたし。。。

 風間さんの演目は「夢の酒」。ご存じの通り、亭主の夢にも焼き餅を焼く奥さん。オヤジさんにも夢を見てもらって、亭主が夢で会った美人に文句をつけてくれ、と無茶なことを言い出すわけ。嫉妬に狂った女ほど御しがたい生き物はありませんからね。

 「私ゃ昼寝の習慣はないんだよ」という親父さんを無理やり寝させちゃう。で、親父さんもその美人のとこに上がりこんじまうわけ。

 「さっき若旦那が、うちの親父は三度の飯より酒が好きと聞いてます」てんで、酒を出そうとすんだけど、この親父、燗酒しか呑み付けないときた。

 「火を落とした? 早く熾しとくれ。じきにお燗がつきますから、それまで冷酒で召し上がってくださいな」
 「いや、冷やはいただきません。しくじったことがありましてな」

 そんな夢うつつの中、起こされちゃう。

 「惜しいことをした」
 「お小言をおっしゃるところでお起こし申しましたか」
 「いや、冷やでもよかった」

 こういうオチなのね。

 ゲストの喬太郎さんは「カマ手本忠臣蔵」。いやあ、翌日(12月14日)、旧暦では赤穂浪士の討ち入りですから。

 天才が唱える新たな「討ち入りの真相」。まあ、歴史学会はゼッタイに認めないと思うけどね。けど、あの殿様・・・いやあ、やめときましょう。
 でも、殿中で刃傷沙汰起こしたらどうなるかわからんわけないわな。平気でやったわけだもんね。吉良上野介はもともと家康よりも格上。有職故実に通じた名門上杉家ですからね。綱吉としては内心、いつか潰してやろうと思ってたはず。

 だから赤穂浪士が襲撃しやすいように、呉服橋から本所松坂町に引っ越しさせたわけでね。赤穂浪士の動きにしたってすべて幕府に筒抜け。浪士は半蔵門から四谷に住んでたわけでね。幕府は自分の手を汚さずに浪士に殺させたかったということ。

 ま、「カマ手本忠臣蔵」はもっとぶっ飛んだ解釈なんだけどね。いつかどこかで喬太郎さんの落語聴いてみてよ。

 もう1人のゲストは宇宙海賊ゴー☆ジャスさん。これがとてもええんだわ。ここんとこ学園祭出演オファー日本一らしいよ。「宇宙一」と言っときゃいいのにね。

 落語好きの俳優さん、多いよね。花禄さんからどこかの一門に入れば3年くらいで真打ちになれるんじゃいなか、と誘われたらしいけど、「あくまでも落語好きの俳優です」とご本人はきっぱり。

 玄人はだしってやつもいいかもね。ヘタつうよりつまらん噺家多いからね。どしてこの人がやるとつまんなくなんの、って、すんごくよく感じてますから。

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2017年12月03日 (日)

小三治師匠は元気だった。

 ふらっと入った焼鳥屋さん。6人しか入れないんじゃー。で、奥のシニアは精神科医のご夫婦。

 自然に落語話。ま、自然につうのが不思議なんだけど、渋谷のガード下ってのはそういうとこなのよ。「東横寄席」の時代から通ってる。つうことは40−50年来ですわな。先代の文楽とか小さんとか。志ん生もナマで見てるわけでね。

 二つ目だった小ゑんとか朝太にしてもそう。

 市馬師匠とか喬太郎さん、白鳥さん等、パラエティに富んでる噺家がずらりのいまも凄いと思うでしょうが、この名跡を考えたらちょっと羨ましいわな。

 「コースで頼まないの?」
 「ちょいとこれから小三治なんすよ」
 「へえ、いいね」
 「でしょ」



 人間国宝はこのカッコで舞台に出てきました。で、弟子2人が演るとこ、ご本人の「まくら」で潰してしまいました。で、いきなり座談会。


弟子たちが懸命にグッズ売ってます。師匠は売るな、と言ってるのよ。

NHKの落語でムービーでもお馴染みの三三師匠。こんなカッコしてたらわからんな。

はん治師匠も懸命に売ってます。


 この座談会なんすけど、先日、「さん喬一門会」でも座談会がありましてね。自分の師匠をいじめブームなんだろね。ま、手っ取り早く時間を潰せますしね。

 やっぱ違うね。師匠が違うから弟子も違う。社風つうの? 芸風ではなく、たたずまいが違う。

 やっぱ小三治師匠、真面目なんすよ。弟子のやり方も。真面目のどこが悪い、と言われたら返す言葉はありませんけどね。もっと飛ばないとさ。自己規制しちゃうんだよなあ。

 客からの質問にしたって、師匠が嫌がるような質問で突っ込まないとさ。「好物は?」「どんな女性が好きですか?」なーんてマジな質問してどうすんだ!

 「噺家と客」つう関係でなければゼッタイ近寄りたくない人物でしょ、小三治つう人は。ま、それでいいわけですけどね。友達じゃないんすから。この一門。「真面目」から解放されないとつまんないかも。お手盛りの噺になっちまう。

 こんだけバラエティに富んで、しかも巧い弟子がわんさかいるんだから、育て方は巧いんだろうね。


一琴師匠の噺おもしろいっすよー。好きだね、この人。紙切りは余技なんすけど巧いのよ。ま、これじゃ食えんけどさ。

 文句ばかり言うなら聴かなきゃいいのに? それを言っちゃおしまいよ。

 で、小三治師匠の「死神」は4回目。下げが変わりましたね。

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2017年10月29日 (日)

宝塚宙組『神々の土地』〜ロマノフたちの黄昏〜朝夏まなとさん退団公演です。

 1916年ロシア革命前夜。帝都ペトログラードでは、皇帝と皇后が怪僧ラスプーチンに操られている、という噂(まるでバククネさんじゃないっすか)。



 大戦で困窮した民衆はロマノフ王朝への革命に燃えたぎってたわけでね。
 まなとさん演じるドミトリー・パブロヴィチ・ロマノフは皇族にして軍人。皇帝を護るためにペトログラードへ転任してきます。
 次期トップの真風涼帆さん演じるユスポフ公爵は彼にラスプーチン暗殺を持ちかけます。同時に、皇帝は皇女オリガとの結婚を勧めます。そして王位を譲るとも言われるんですけど、彼にはずっと愛する女性がいましてね。

 王位も望まず、かといって、愛する女性はロシアに殉じ、一人、凍てつく土地からペルシャへと逃避行。

 公爵は彼を救うためにボリシェビキにレンブラントの作品を売るけど失敗に終わり、NYCに亡命してしぶとく彼を待つ。

 時代が一変する中、純愛を貫く・・・清く、正しく、美しい宝塚ならではのロマンですな。
 
 レヴューは『クラシカルビジュー』。人を惑わせる華麗な宝石(ビジュー)に煌めきを放つ宙組をなぞらえたシーンのオンパ。なんとも凛々しいお姿に感動。

 けどさ、宙組はまなとさんが佐賀、涼帆さんが熊本。九州のおなごはがばいばい。

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2017年10月28日 (土)

歌舞伎「マハバーラタ戦記」

 ちょいと変わった歌舞伎ですが、話題作ですね。
 
 「マハー=偉大な」「バーラタ=バラタ族」=偉大なバラタ族の物語ってことです。全18巻=10万詩節超。『聖書』の4倍。日本語訳はいまだに完結してないっす。しかしTVや映画にはなってるわけで。

 今回も4時間超の芝居です。

 88年6月、銀座セゾン劇場で上演されたことがありましたね。上演時間9時間!



 「王国のためになぜ親族で殺し合わなければならないのだ」とアルジュナが沈んでいると、クリシュナが現れて語りかけます。

 「執着を捨てて義務を果たせ」

 家族や友の死に苦しんではならない。彼らは罪により死んでいる。肉体の死は彼らの病んだ魂を純粋で平和な世界へと解放する。正義のために試練を経ることは、平和と邪悪、正義と不実に対する神の勝利として、おまえのこの世での使命を果たすことになる、

 正否、犠牲、結果、報酬にとらわれず、やるべきことをやるだけだ。

 「ダルマ」に徹して「カルマ」を超えろ、つうことですな。

 なぜか? 人の身体というものは「魂」を乗せた船にすぎないわけですよ。身体は消滅しても魂は永遠に生き続けるわけ。いまは、おまえの使命を果たせ、と言いたいのよ。

 『パガパドギーター』の1シーンです。この台詞が聞きたくて見たようなものです。
 


 壮大な物語でして、はじめに、天の神々が人間界をつくり出すところから始まります。そして地上界を見下ろすと、戦争ばかりしているくだらない生き物で、神々はあきれ果てます。しかし、見所のある人間もいる。少し様子を見よう・・・てなわけです。

 バラタ族のなかのカウラヴァ家(クル家)とパンダヴァ家(パーンドゥ家)の対立を軸に物語は進んでいきます。



 ベースにあるのはバラモン教=ヒンズーの原型ですな。カーストで知られてると思うけど。お釈迦さんの仏教もイエス様のキリスト教も、もちろん、バラモン教の影響を強く受けてます。仏教なんてヒンズーでは一分派活動ととらえられてますし、難行苦行のバラモンでは人々は救えない、と易行に転じてしまうのが革命的ですよね。

 ですから、バラモンの神々と仏教の仏は一体化しとるわけでね。ここらへんは原原でじっくりお話するつもりです。

 パーンドゥ王は呪いを受けて妻と交わることができない。神を呼び出す呪文を知っていた妻のクンティが神々との間にもうけたのがユディシュティラ、ビーマ、そしてアルジュナ。王のもう1人の妻と神の間にもナクラとサハデーヴァが生まれます。パンダヴァの5王子ですな。

 クンティには太陽神との間に生まれた子がいたんだけどね。若かったクンティは川に流してしまった。その子カルナを演じるのが主役の尾上菊之助さん。

 太陽神の子ですから生まれながらに耳輪を身につけてるわけで、この耳輪が永遠の生を保障するものなんだけどね。

 義理を果たすためにカルナは実の弟であるアルジュナ(演ずるは松也さん)ら5王子と闘わなければならんのよ。ここらへん、カルナはまるで『日本侠客伝』の「健さん」そのもの。

 「恨みはなにひとつありやせん。浮き世の義理。死んでもらいます」

 たぶん、健さんの大ヒット映画のシナリオもベースは『マハバーラタ戦記』だろうなー。ラスト? まさしく健さんっす。涙無くして語れません。

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2017年09月21日 (木)

宝塚月組『All for One〜ダルタニアンと太陽王〜』

 FRB、リーマンショック以降、積み上げた資産縮小。利上げは据え置き。円安に振れるけど金価格は下落。ホント、アップダウンが激しいわ。1300ドルは切るやろなー。金融株が上がりITは下落ってとこかな。。。


 う〜ん、月組はトップの珠城りょうさん(ダルタニアン役)もいいけど、三銃士の美弥るりちゃんがお目当てでございまして。
 なんといきなりのご本人登場なんで、「ええなあ、ええなあ、そんなにええんかー」と1人で突っ込んでおりました。



 あれれ、見事なコメディエンヌ登場。芸達者。やっぱ専科? なるほどねえ。モンパンシェ公爵夫人してた沙央くらまさん。めっちゃタイプなのよん。

 アレクサンドル・デュマ作『三銃士』をベースに小池修一郎さんの脚本、演出した作品。

 「太陽王」てのはルイ14世のこと。参考までに、妃をとっかえひっかえしてたルイ15世はまんま「最愛王」と呼ばれてたしね。パン屋さんの名前で知られるポンパドールなんてのも愛人でしたしね。
 で、ルイ16世はフランス革命で妃のマリー・アントワネットとともに処刑されちゃう。

 今回は太陽王の時代。

 スペインから王妃を迎えなくちゃならんのだけど、このルイ14世。ホントは女。双子で生まれたんで不吉だからどちらかを捨てなさい、と霊能者のご託宣。間違えて男の子を捨てちゃった。

 この秘密をネタに枢機卿マザランから脅されちゃう。

 ある時、ルイ14世ならぬルイーズは城を抜け出し、居酒屋で遭遇したダルタニアンと恋愛関係になっちゃう・・・つう展開。

 夏目雅子さんの姪っ子=風間柚乃さんは、旅芸人一座の親方夫婦に拾われたホントの後継者ルイ14世役をきっちりこなしてまっせ。。。お父さんによー似てるわー。当たり前か。



 それにしても、くらまさんええわあ。鞍馬天狗やんかー。そういえば、人間国宝の小三治師匠も鞍馬天狗の大ファンらしいっす。木久扇さんも鞍馬天狗の真似するけどね。

 シャンソンとかジャズとか歌ってるみたい。歌もダンスも巧いもんな。なにより艶っぺーーー。喜劇も悲劇もなんでもこい。今度、ディナーショー行かなあかんな。。。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル 後編」(ジェリー・E・スミス著・1,944円・成甲書房)です。

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2017年08月19日 (土)

じゅんいちダビッドソンさんのイベントです。。。

 忘れないうちに・・・昨日のマーケは大幅下落でしたが、来週はもっと大波乱っすよー。原原もぴよこちゃんもないのが残念っす。。。緊急講演会やっかなーー。
 9月2日(土)は「ぴよこちゃん倶楽部」。ゲストは暴騰銘柄探求の天才。ズバズバ出てきますからね、メモしといてねーー。お楽しみに。けど来週からマーケは・・・ああ大変。

 そういえば、4月1600円台のPSが予言通り一部昇格。なんと4倍になりました。ぽろっとこぼす。けど、意識してこぼしてるわけでね。ボーっとしてたらあかんねん。


 本田選手がイタリアからメキシコへと移籍するにしたがって、いまや、スペイン語で挨拶するようになりました。

 てわけで、20周年イベントがあります。




新作落語会なのよ。大好きな被噺家がずらり。


 「実験落語」にも行ってきましたけど、完全アウエーの中、落語スタイルのシッティング・トークでバカウケ。元もと、天満天神繁昌亭で高校の先輩桂かい枝さんの落語会でやったのがきっかけらしいね。
 和服、グラサン、両手に腕時計で古典落語「時うどん」ならぬ「時パスタ」を披露したんやね。

 物真似では最近、料理の土井先生をよくやってますな。

 いろんなトライアルが多いライブなんで飽きないと思うよ。

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2017年08月14日 (月)

宝塚花組「邪馬台国の風」「『Santé!!』〜最高級ワインをあなたに〜」は必見です。

 やっぱ花組だわな。「邪馬台国の風」はもちおもしろいんですけど、本日は「ショー」のほうを少々。



 「Sante!!」って「サンテ・ド・ウ」の「Sante」(「健康」つう意味)ですし、乾杯のかけ声ですよね。「サルー!」つうのと同じね。
 ま、シャンソニエでしか聞かないけどさ。いまはなき銀座の老舗シャンソニエ「鳩ぽっぽ」では必ずありましたよね。

 で、シャンパンゴールドがキッラキラ。ああ、目が眩む。

 しっかし、スーツに黒ソフト帽のジゴロたちがずらり。ほれぼれしまんなー。心奪われるつうの? 吸い込まれてしまいそう。

 つうのも、音楽ええんだわ。

 大好きな大好きな「♪ブルージーンと革ジャンパー」やんか。アダモですよ、アダモ。アダモチャンご存じでっか? ペイ! 正確にはSalvatore Adamo。大昔見たことあるけど、意外と小柄なイタリア男なのよね。

 この曲イカしてるよなー。ダンスキレッキレだもん。さすが宝塚。

 音楽がいいって言ったでしょ? どっかで聴いたなあ。歌詞違うけど。歌ったことあるなー。裕次郎の「♪ブランデーグラス」ちゃう? こんなとこにぶっこんで来ましたか。

 さすが藤井大介ワールド!


ショーがいいからCD発売するらしいっす。8月24日だって。私? もち、速攻予約済み。ケータイで聴こうっと。


何回見たかわからんけど、今回のショーはサイコーの出来ちゃう?

 とくに美穂圭子さん。この人の「♪愛の讃歌」は巧いつうレベル超えてます。なんつうのかなー、ああ、こう歌わんといかんよな、とつくづく感じるわけ。

 私、根っからのシャンソン狂いでして、ピアフの歌(本人でなくても)は何百回聴いたかわからないっす。私だけでしょうが、「♪La Vie en rose」も「♪愛の賛歌」も好きじゃないの。でもさ、これって定番でしょ。だから必ずだれか歌うっしょ? よしゃいいのに、客もリクエストしちゃったりしてね。

 こちとら根性曲がってるから「早く終わんねーかな」って聞いてるわけ。

 どうしてこんなに違うんだろね? ああそうなんだ。美穂圭子さんとの違いが少しわかった気がします。「♪頬と頬よせ・・・」から違うんだわ。



 生涯でいちばん愛した恋人マルセルが事故死する前につくってた曲でしょうけど、これから歩む長い長い辛い辛い人生を暗示させる歌だったわけでしょ。

 いわば「覚悟」を決めた歌なわけ。

 心つうか魂まで響くかどうかってのは歌う技術じゃないのね。腹のくくり方なのよね。「あなたの燃える手で私を抱きしめて」「命の限り愛したい」っても死んじゃったんだからさ。頬と頬よせてくちづけをかわしたくたっていないんだもん。「なんにもいらない」ったって本人もいないんだもん。

 だから、ラストは決意の言葉なんだよ。想い出だけで生きていける、それほど愛したよ、あなたのこと、私はね、って。演説だわな。それほど強い。
 ああ、この歌、人生ドラマそのものなんだ。はじめて気づきました。歌詞読めばわかるけど、なーんも感じなかった。映画見ても感じなかった。ピアフ本人の歌聴いても感じなかった。どころか、嫌いだったもんね。

 彼女の歌で涙が溢れて止まらんかったな。今年2回目、こんな体験。ピアフ聴き直してみます。

 で、感心したのは「♪乾杯」っす。ご存じ長渕剛さんのヒット曲なんだけど。なるほど、そうきたかー。あれ、これ、「♪そして今は(Et Maintenant)」じゃね? ベコーの名曲ですよね。私、シャンソニエでいっつもリクエストしてたのこれだもん。ボレロ好きなのよ。

 そうなんす、ボレロバージョンの「♪乾杯」なわけ。で、舞台は黒燕尾揃い踏み。あかんなー。反則っしょ。カッコ良すぎだわなー。ヤンさん(ANJU)の振付なの? なーるほど。02年「琥珀色の雨にぬれて」「Cocktail」の再演てわけね。

 それにしても、「キザ」がここまで素敵に決まってるショーはないわな。まいりました。宝塚サイコーっす。

 お勉強させて頂きます。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「靖国の軍馬」(加藤康男著・907円・祥伝社)です。

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2017年08月06日 (日)

宝塚星組「阿弖流為(アテルイ)」。。。

 忘れないうちに・・・本日の日経新聞ですが、知らないで書いてるのか、知ってて書いてるのかよーわからんですが、ミスリード情報が大きく報道されてましたんで、ひと言。


この数字まったく触れてません。なんでだろ?

 「征夷大将軍」つう言葉を聞いたことがあると思うけど。。。「誠意大将軍」じゃないよ。

 最近、ダンスの巧い参院議員と歯科医議員ならぬ市会議員の不倫とか、モルモン教徒とその主治医との不倫疑惑なんぞが立て続けに話題になっとりまして。
 そういえば、サオの安売り男が嫁さんと義父に「誠意大将軍!」と懸命に弁解しとったのーー。

 モルモン教徒の女優さん。同じクルマ乗ってますから、町内ですれ違うとわかります。

 噂されてる先生ですけど、大陸か台湾がわからんけど、中国人2世か3世じゃないかなあ。お父様、中国関係の学校の校長さんかなんかじゃなかった? その縁なんでしょうか、医療ビジネスのだけじゃなく、託児所とか中国語学校とか手広く経営してたんじゃなかったかなあ。

 近くにポルシェ3台の邸宅がありましてね(私でも2台っす)、だれが住んどるんやろーーと不思議だったんすよ。今どき、医師でこんだけ景気のいい人も少ないからね。
 
 よーわからんけど。。。実は、ガキんちょと幼稚園が同じでしてね。5人兄弟でしょ、あそこ。優秀ですよ。

 はっきり言って、モルモン女優のご主人のほうがはるかにカッコいいよね。イケメンつうレベルを超えてます。不倫とかなんとか考えられんな。踊りの巧い参院議員とはぜんぜんちゃうよ。


 さて、アテルイ。宝塚は宝塚でも、星組は星組でも、礼真琴さん主演です。星組2番手スターですよね。人気あるわなあ。

 780年の伊治呰麻呂(これはるのあざまろ)の乱から、桓武天皇は蝦夷と30年戦争に突入します。で、平安遷都直前の789年、桓武天皇は紀古佐美(きのこさみ)を大将軍として軍隊を派遣。

 蝦夷をまとめて立ちはだかったのが蝦夷軍総大将アテルイ。


劇団☆新感線(02年新橋演舞場公演)では主演市川染五郎さん。15年には歌舞伎『阿弖流為』上演。

 紀古佐美率いる朝廷軍1万、アテルイ軍1000。結果はアテルイの大勝利。


宝塚星組ミュージカル『阿弖流為―ATERUI―』(梅田芸術劇場シアター・ドラマシティと日本青年館)は大ヒット上演中です。

 アテルイの拠点は胆沢(奥州市)。嘗めてかかる朝廷軍相手に徹底したゲリラ戦を展開。朝廷軍の戦力を少しずつ削ぎ落とし、最終的には包囲しちゃう。

 作戦勝ちですよ。弱者の戦略ですね。敵を包囲した段階で戦力差は影響なくなります。

 紀古佐美大敗北で、桓武天皇の白羽の矢が立ったのが坂上田村麻呂です。

 彼の賢い処は大規模軍にもかかわらず、正面衝突を避け、分断作戦をとります。慎重な性格であることがわかりますね。そして蝦夷を懐柔にかかります。

 そして、胆沢を本拠とするはアテルイに対して、胆沢城を築き上げるわけ。

 外堀も内堀も埋められたアテルイは戦意喪失したと思うね。戦ったところで仲間を失うだけだもん。まさしく戦わずして勝つ「孫子の兵法」ですわな。

 802年、アテルイは坂上田村麻呂に降伏します。アテルイを連れて平安京に戻ると、貴族たちはアテルイ処刑を宣告。田村麻呂だけが反対しますが、桓武天皇も蝦夷を人間扱いしない。

 ここらへん、大東亜戦争をめぐる人種差別主義者ルーズベルトと、対独戦のために展開した日本包囲網に反対したフーバーとの違いがあります。橋本龍太郎を日本版フーバーと揶揄する勢力がいますが、これは大東亜戦争を正統化したい勢力のシナリオです。ようやくフーバーの著書がアメリカで出版されましたけど、彼ほど未来を透視していた政治家はいませんよ。

 田村麻呂は「蝦夷のことは蝦夷で統治すべし」という考えでした。これ、アレクサンドロス大王もチンギス・ハーンも同じ。

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2017年07月02日 (日)

宝塚雪組「幕末太陽傳/Dramatic“S”!」は必見です!

 う〜ん、早霧せいなさん(愛称は本名から「ちぎちゃん」)、いよいよ卒業されてしまうんですけど(今月23日が千秋楽っす)。姿格好といい、仕草といい、現役トップスターの中で、私にはベストに見えるんです。


宝塚随一の男前、轟悠さんとかぶるんだよなあ。。。私だけ?

 で、卒業演目がこれ。なかなかっす。1957年封切の日活映画。鬼才川島雄三監督の代表作ですね。

 当時、ドル箱スター裕次郎で大儲けした日活。裕次郎演じる「太陽族」てのは湘南の不良ですからね。「あんなもんをヒーロー扱いしていかがなモノか」つうバカな意見に幹部が右往左往。
 ま、実態は太陽族映画であてたターキー等へのやっかみでしょ。私も経験ありますからよくわかります。足を引っ張るのに「世論」とか「メディア」とか抽象的なモノを使うわけ。

 リーマン幹部たちと大喧嘩しながらつくったのがこれ。だから、わざわざ「太陽傳」としたわけ。幕末の太陽族を描いてやれ、つう心意気よ。

 まあ、こんな監督ですから、製作直後に日活を辞めちゃいます。バカな組織てのはどこも同じでね。逸材を放り出してヒラメを残します。行く末は・・・裕次郎、旭以降はどか貧を怖れてじり貧。最後は女の裸にすがるしかなかった。

 もち、名匠たちは辞めていきました。おかげで10年待っても監督になれない連中にお鉢が回ってきます。埋もれた才能が大暴れしたけど、ま、焼け石に水。
 韓国みたいに邦画を保護すればいいのに、完全に自由化しましたからね、バカな政治家たちは。映画界は「暗黒の20年」どころではなかったのよ。

 この傑作をひっさげて卒業とはあまりにもイカしてるじゃありませんか。

 「幕末太陽傳」てのはご存じの方も多いと思いますが、「居残り佐平次」「品川心中」「三枚起請」「お見立て」等、古典落語の名作を本歌取りした作品です。最初から最後まで笑わせてくれます。

 幕末の品川宿。一文無しで相模屋を訪れ、女郎おそめを揚げて大尽遊びの佐平次。翌朝から居残りを決め込んじゃう。で、番頭まがいに働きます。反射神経がいいから、次々と騒動を解決しちゃう。で、礼金をちゃっかり貯めこんじゃう。高杉晋作に久坂玄瑞。幕末の志士たちとの交流も痛快っすよ。

 映画では左平次はフランキー堺。もち、早霧せいなさんが演じます。
 おそめが左幸子。映画「飢餓海峡」のヒロインですよね。この人、元もと、体育と音楽の先生やってたんですからね。この映画ではじめてとてつもない美人なんだと気づきました。雪組では一緒に卒業する咲妃みゆさんが演じます。

 映画ではライバル女郎こはるにこれまた絶世の美女南田洋子なんだけど。

 高杉晋作に石原裕次郎、久坂玄瑞に小林旭さん。それぞれ二番手スター望海風斗さん、彩凪翔さんが扮してます。
 


 相模屋の放蕩息子と幼なじみで駆け落ちする女中おひさは・・・大好きな大好きな芦川いづみさんが演じたのよ。「あいつと私」で裕次郎と共演。ああいう顔、大好きなんすーー。藤竜也さんの奥様。最盛期に引退。横浜に住んでるんだよなー。藤さんの弟さん知らない仲ではないから紹介してもらおっかな。えっ、81歳? う〜ん、スクリーンで会えればいいっす。


日活ダイヤモンドライン&パールライン揃い踏み。向かって一番右。隣はトニーですねー。懐かしいなあ。

 新潟原原のH先生の奥様とお嬢さんも「宝塚命」で、すでに大劇場で満喫してきたらしいね。お目が高い。これ、超お勧め。ただしチケはプラチナ超えてダイヤモンド。ま、しょうがないよね。見ないと人生損すると思うけど。。。

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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 講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
 著訳書は330冊。ほかに電子書籍100冊。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュースは延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
 日本青年会議所の「TOYP(人間力)大賞」を87年から3年連続受賞の快挙(横浜JC推挙)。
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