カテゴリー:日本一の原油アナリスト藤澤治がズバリ直言する!「原油・シェールガス・資源の近い未来」

2013年04月04日 (木)

原油価格の決まり方

ブログをお読みの皆さんに朗報です。毎週木曜日に私の敬愛する藤澤治さんに原油・シェールガス・資源についての最新情報を描いてもらうことになりました。

 藤澤さんとは東洋経済時代からのつきあいですからなんと25年。日本を代表するオイル・アナリスト(FEアソシエイツ代表/米国の某大手オイルコンサルタント会社特別研究員)です。MIT大学院を卒業後、シェル石油、メジャーのシェル石油本社勤務。サウジ・ペトロリアム・リミテッド(サウジ・アラムコ)で一貫して原油アナリストとして活躍されました。リタイアしてもアメリカ企業が辞めさせてくれず、いまも毎月レポートを届けています。藤澤さんの予測で原油を契約してるんですね。日経新聞、日経CNBC、日経ラジオでも活躍中です。


 皆さん、こんにちは! 藤澤です。中島さんとは長いつきあいですが、正月に久しぶりに長時間話し込んでしまいました。で、今回、少しエネルギーについてお話するチャンスを頂きました。なにしろ原油の世界にどっぷり浸かって半世紀。いまは改善されてるでしょうが、昔のサウジ生活はハードでしたねえ。

 さて、初回ですから、そもそも原油価格ってどうやって決まっているのか、その真実を少しご紹介してみたいと思います。

 原油価格といってもほとんどの人は門外漢でしょう。なじみがなければどんなものもわからない。ただでさえスパンは長いし、複雑怪奇の業界ですから、わかれ、というほうが無理。
 いちばん身近に感じるのは、ガソリン代の高騰や冬になれば灯油価格の高騰でしょう。ガソリン、灯油、軽油、重油はいずれも原油を精製して得られるので、原油価格が上がれば、結局、ガソリン代も値上げされてしまいます。

 この原油価格はどのようにして決まるのか?

 世界の原油市場は、大きく3つに分かれています。北米、欧州、アジアです。
 新聞でよく見かけるニューヨーク商品取引所(NYMEX)で取引されるアメリカ産のウエスト・テキサス・インターメディエイト(WTI)の相場が上がると、連動して世界の原油価格も上がるとされてきましたが、2010年夏からはロンドン市場のインターコンチネンタル取引所(ICE)で取引されているブレント原油が世界の原油価格を決める一大指標価格となってます。

 アジアではシンガポールの取引が中心で、ここで取引されているドバイ原油がアジア原油価格の指標です。

 原油市場はグローバル化しているので、世界の3大市場=ブレント、WTI、ドバイ原油はそれぞれ関連づけて取引されているのが現実ですね。

 原油を買って石油製品に精製するのは、もちろん、最終的には製油所を持っている石油会社です。日本では中東産油国と長期契約(長期といっても1年更新)ですから、毎月、油種ごとの一定契約数量を産油国から引き取ります。

 価格はドバイ原油を基準とした(厳密にはオマーン原油価格との平均)フォーミュラが油種ごとに産油国からの通知ベースで決められています。

 参考までに、2012年の日本の原油輸入は、中東原油が83%、東南アジア原油が7%、その他が10%。ドバイ原油の価格が世界市場で上昇すれば日本が購入する原油も高くなります。

 世界市場の価格は先物市場で投資家が将来、需給に対してどう考えるか、その思惑で決められているといっていいでしょう。

 近い将来、原油が逼迫する」と投資家が思えば、買いが増えて価格は上がるし、需給が緩和すると予想すれば、売りが増えて価格は低下します。

 では、この思惑を左右するのはなにか?
 それは
1将来の需給に対する予想
2経済、金融の見通し
3地政学的要因

 これらについては来週、お話ししましょう。「最近ブームのシェールガスについて早く聴きたい」という人は多いでしようね。しばしお待ち下さい。メディアが伝える情報と実態はかなりちがいますからね。お楽しみに。いずれにしても、また来週、ここでお会いしましょう。

  
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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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 講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
 著訳書は330冊。ほかに電子書籍100冊。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュースは延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
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