カテゴリー:中島孝志の不良オヤジ日記

2016年03月01日 (火)

マイナス金利、もっとダイナミックにやるんとちゃう?

 「アベノミクス賞味期限切れ」「黒田バズーガ不発」「株価下ぶれ」「デフレ危機」「国債危機」・・・株価が下がるとやいのやいのうるさいですなあ。

 株価ってのは乱高下しないと儲からない商品なのよ。上がってばっかりいたら面白いないでしょ。。。

 で、マイナス金利。先週の名古屋原原、大阪原原のオープン講演会で少し触れましたね(消化不良を承知で、マネジメントだけでなく、政治、軍事、経済、投資と・・・話題てんこ盛りにしてごめんなさい)。

 「預金したら罰金とられるの」
 「そうっす。けど、金融機関がね」

 だって、「金融」ってくらいでしょ。マネーを融通して、たくさんいい仕事をしてもらって、その上がり(リターンとか収益)で国も民も豊かにする。国民生活の血液であり、殖産興業の血液でもありますよね。

 いままで不十分な金融しかしてないから、もっと投融資しろ、でないと罰金とりますよ、つうのがマイナス金利っす。

 金利には、プラスの金利、ゼロ金利、そしてマイナス金利と3種類あるわけで。債券部門で働いてる人に聞けば、「2014年9月から短期ものはマイナス金利でしたよ」と言うでしょうね。


ドルがやっぱ基軸通貨なんだよね。

 交易で年間まわってるマネーだけでも1500兆円。為替の世界では比較にならないほどマネーのやりとりがされています。けど、基軸通貨がドルであることは言うまでもありません。



 このドル。2014年に「いちぬ〜けた」とFRBが量的緩和QE123をやめましたよね。で、同時期に日本は黒田バズーガ第2弾を打ち込んだわけです。

 かたや、や〜めた(テーパリングね)。かたや、ふ〜やそ。となりゃ、発行通貨の価値は変わりますわな。ユーロもどんどん緩和しとるしねえ。

 ドルの一人勝ちっしょ、ホントはね。ま、メディアが伝えているほどドルの総本家アメリカの景気は良くありません。ウォール街だけですもんね。金融機関がアップアップしてるから緩和をやめただけだもん。

 でも、世界を見渡せばドルが欲しい国ばかり。旅行して現地通貨に替えたものの、帰国と同時にゴミとして捨てちゃう人も多いのでは。そんな国では国債出したくても自国通貨じゃだれも買ってくれない。
 だからドル建てにするわけで。しかも償還できなきゃ破綻するわけで。破綻つうのはドルがないことですわな。



 去年の利上げでしたけど、ふつう、金利が上がればドル高になりますわな。つうことは相対的に円安になるわけ。けど、あのとき、円高になっちゃった。で、日経平均株価が下落。

 犯人は人民元売りですよね。中国はバカみたいにSDR入りなんて目指しちゃったから、国内のパンピーから富裕層まで、紙くずになる前に円に替えとこ。日本製品買っとこ、つうわけで、円買い人民元売り。

 爆買いで有名な中国人ですけど、いちばんの爆買いは・・・日本円と日本国債ですわな。この動きを当局は露骨に介入できない。介入したらSDR入りにふさわしくない、とレッドカードが突きつけられるかもしれませんものね。

 だから、せっかくの円安チャンスが相殺されてパーになっちゃったわけ。



 いまや海外勢が日本国債を買いにまわってます。ここ数年そうっす。
 マイナス金利? ノープロでやんす。がんがん買いまくってます。

 だから日本国債人気で価格は上がる。結果、金利は下がる。どんどん下がる。マイナス金利の幅が広がる。彼らドル種族はノープロです。



 「だって、ボクたちドル種族は円の調達にはプレミアつけてもらってるんだもん」

 グリコのおまけなのよ。邦銀同士が円を調達するより有利な金利がついてるんです。このプレミア分が大きいからマイナス金利なんてノープロなわけ。



 さて、満を持して出した「マイナス金利」つう黒田バズーガ第3弾ですけど、3日天下でした。まあ、ムリもないでしょ。

 ドル金利の「下げ(0.48%)」のほうが5倍近くあったもんね。だから、インパクトはドル金利のほうが強かったし、そもそも、市場への影響力は圧倒的にドルのほうがパワフルなわけで。



 たぶん、「マイナス0.75%」にすんじゃないかな。ここまでやればインパクトはあります。ただし、円プレミアはますます大きくなりますけど。

 「マイナス0.75%」つうと、去年1月のスイスフランを思い出してください。昼飯食べてる間に、スイスフランが暴騰したことありましたよね。理由は「対ユーロ無制限介入なんてや〜めた」つう決定でした。実は、このとき、スイス当局が提示した金利が「マイナス0.75%」でした。インパクト&サプライズはかなりのもんでしたよ。

 参院選直前。国民の意識を上向けるには株価を上げるのが特効薬です。百も承知の黒田バズーガ第4弾はこれではないかしらん。もち、日本円だけではできません。米ドルのバックアップもないとね。

 日米ともに利害が一致してますからありうるんとちゃうか。。。

 とにかく、ブログでも本でも述べてきましたが、安倍さんの真意はデフレ脱却ではなく「賃金上げ」にあります。20年以上続いたデフレの真因は賃金が上がらないことにあります。賃金を20%上げたら乗数効果で消費は大幅アップ。円安で売上が増える外需企業がフロントエンジン、そしてゆっくり火がつく内需企業はリアエンジン。2つのエンジンで日本つう国を引っ張りたいのがアベノミクスなわけで。。。

 春闘、夏のボーナスでドカンと上げて、10月頃に「インフレ政策や〜めた」となればベストだったのでは? もち、財政赤字を減らしたい財務省は「インフレ命」でしょうけどね。国民生活は年収さえ上げてしまえば、デフレ、円高のほうがいいわけでね。


 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「信長 近代日本の曙と資本主義の精神」(小室直樹著・ビジネス社・1728円)です。

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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 講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
 著訳書は330冊。ほかに電子書籍100冊。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュースは延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
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