2011年07月01日どうして民主党執行部はひ弱なのか

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 早いですなあ、もう今年も折り返し地点に来ました。光陰矢のごとし。

 相も変わらず、フクシマは一歩前進二歩後退。いったい何をしてるんでしょうか。

「動かしたら故障しましてん」
「いま点検してるとこでんねん」

 聞けばアメリカ製の機械だとか。たぶん、こんなことがあちらの工場では日常茶飯なんでしょう。普通、物作りというと品質管理が徹底されてるはずなんだけど。さすがアメリカです。
 
「動かしてみるまでちゃんと動くかどうかわかんない」な〜んて、信じられませんな。

 相も変わらず、菅さんは国民よりも自分の延命ばかり考えてますな。
 人も政権も長けりゃいいってもんじゃありません。老醜を晒したくはないですな。まして、あの人はなにかをやりたくて総理になった人ではありません。「総理」になりたいだけの人ほど、たちの悪いものはいませんな。

 総理になってから、なにか歴史に残るようなことをしたい。なんだべえと考える泥縄政治家。あれこれ思いつきで飛びつくのも、結局、自分でもわけがわかんないからでしょう。

 こんな総理1人引きずり降ろせない連中に、米中ロシア、北朝鮮相手の交渉などできるわけがありませんな。

 民主党の執行部は弱いですなあ。ひ弱なボンボンばかりなんでしょうな。
 この連中は「常識人」しか相手にできません。自民党の石原幹事長にしても、鈴木宗男さんにひと声怒鳴られたとたんにシュンとしちゃって、やっぱり2代目だなと感じたことがあります。

 岡田幹事長も小沢一郎さんを離党させたかったのに、実際、目の前にしたらブルっちゃってまともに交渉もできませんでした。役者がちがうわけです。

 この人、菅さん相手でも弱い弱い。理屈で論破できないからか? ちがいます。迫力と実力がないからですよ。そんな人物が幹事長なんですから、民主党の人事が能力ではなく年功序列であることが透けて見えます。

 せいぜい怒鳴りつけるのは若造議員相手のときだけ。お兄さんにお願いしてイオンの店長でもやらせてもらえばいいのでは?

 菅さんを引きずり降ろすなら、100万円の違法献金をネタにすることですよ。政治資金規正法違反なんですから。これですよ、これ。

 でも、自民党としては菅さん相手に総選挙したいよなあ。この愚かな総理が「脱原発」を争点に解散すれば。。。そういうレベルではないんですよね。菅という政治家のエゴ、民主党という組織の小児病体質に、国民は辟易してるんですよ。

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