2015年03月18日本講義よりも二次会、三次会。。。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 さてさて、おもしろいメールが飛び込んできましたので掲載しちゃおうと思います。。。

 原原の二次会、三次会は美味しいものばかり食べてる、グルメ会だと思っていたら大間違い(いつも太って帰るため、家内は固く信じています)。
 どうして私が衛星やネットで講義を頼まれてもしないのか。。。通信教育をすべて断っているのか。。。二次会、三次会の質疑応答のほうがある意味、本講義よりも重要だからです。

 で、「二次会」でのやりとりについてこんな感想が寄せられました。

中島孝志様

二十歳前後はがちがちの現実主義者でありました私が
いつの間にか超常現象は、当然だと
あって当たり前と思っている私。

「人が後ろ向きに飛んでゆく?」
そんなことありえないと…。
笑って言うKさん。

この場面に出くわしたとき
原原に誘って良かった!と、本当に思いました。

そして、スピ研を開催してもらって
本当に良かったと思いました。

自分の目に見えることなんて
ほんの少ししかありませんヨ。
色々な機器を使って、人間は見えているようで
実際は何にも見えていない!

こんな事さえ解らず、忘れてしまっている。

実際の経営や生きる事を考えるときの根幹
であるのではないか!と、思っています。

思い、想念は、ある種の超常現象を起こすものと考えると
幸之助翁が言われる
「そうしようと思う意識が大事!」は
すでにスピ研の領域なのですね。

ありがとうございました。

 こういう気づきが大切なんすよ。
 目に見える世界しか認めなかった私が、目に見えない世界が「本質」で、目に超える世界は「現象」に過ぎなかった、とようやくようやく気づいたとき、やはり、愕然としました。いままでなにを見ていたのか。

 見れども観えず。私のような朴念仁は別として、ほとんどの人は素直に直観でつかみとっているのではないでしょうか。。。
 頭でっかちにならんよう「sachlich」で眺めることが大切なのかもしれません。。。これ、「即物的、実際的、実務的。。。」とか訳されてますけど、「地に足着いた」が正解。

 見えている現象の奥の奥に潜む「見えていない本質」を観る。こういうスタンスで生きると、経営の世界、投資の世界、人間世界、宇宙の世界も少しはちがう見え方がしてくるのではないか、と思うのです。

 ああ、そうなのか、と小さく悟ります。もう昨日の自分ではありませんよ。。


 今日のメルマガでご紹介する本は「神仏のしづめ」(梅原猛・松岡新平著・角川文芸出版・2052円)です。