2015年03月19日「雪の金沢!美味美酒美妓美泉の旅」(その8)。。。

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 やってきました。白山ひめ神社です。ご祭神は白山ひめ大神=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、伊弉諾尊、伊弉冉尊の三柱です。
 昭和天皇も参拝されている聖地でございます。霊山の雰囲気だけでなく、霊気をしかと感じます。

 う〜ん、スピリチュアル。。。

 白山は霊峰ですから山ですね。「山」といえば「川」です。別に忍者の符丁ですなく、山は川なんですよ、とくに日本の場合はね。山が水を蓄えているんです。山のない地域は水がないんです。
 河川は? あれは流れて海に注ぐだけです。山こそ命の水を育んでいるんです。


まずは表参道の一の鳥居です。

 左右に老杉並木を見ながら上ります。なんとも気持ちがいい。当然、雪が残っています。


琵琶滝です。

手水舎ですな。作法に則ってね。

 神門の傍らに鎮座する境内摂社が荒御前神社です。『日本書記』では、神功皇后が朝鮮出兵した際に守護したのがここの荒御前神です。



樹齢1000年の大ケヤキです。

幣拝殿ですね。

 拝殿は人間が神に対して拝礼する場所ですからね。拝殿と幣殿は一体化しています。

 で、いよいよ参拝です。



延命長寿の霊水として名高い白山水系の伏流水です。どこもそうだと思うけど、ここも遠方から汲みに来られているようです。


 やっぱ美味いわなあ。三杯ほど飲み干しました。う〜ん、美味い、もう一杯!

 なんともいえない落ち着きのある神社ですね。ほとんどの神社は落ち着いてますわな。10月も来なくちゃいかんわな。スピ研でも来たいところっす。

 さあて、次は造り酒屋さんを訪問します。銘酒『萬歳楽』の醸造元である小堀酒造店さんです。会長さん自らご案内頂きました。ありがとうございます! なんとなんと凄い酒に遭遇しました。めちゃ美味です。乞うご期待!


 今日のメルマガでご紹介する本は「『腹を括れば道は拓ける』 煩悩和尚の人生を変えた、空海の言葉。」(吉川政瑛著・マガジンハウス・1296円)です。