2016年03月16日22日の東京原原は平川さんの出版記念オープン講義です。今回だけはどなたも参加できます。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 いよいよ来週です。出版記念講演会をします。ぜひご参加ください(東京原原メンバーは返信しないでね)。

◆テーマ:「巨木はいともあっけなく倒れる」
 「テーマを換えます。『パナソニックV字回復の真実(3月11日全国発売)』に書かなかったことをお話しすることに決めました」とのこと。


ベストセラー街道ばく進中でっせ〜〜。

 「私の3つの体験談をお話します。FMS(マツダ、サンヨー、フォードの合弁会社)、Sanyo、Clarion、Pioneerをゲリラ的に追い詰めたお話です。いずれも私の担当顧客市場では巨木でした。圧倒的シェアをもつ、倒れるはずのない巨木。これをどのように追い詰めたのかドキュメンタリータッチでお話します。

 さて、圧倒的シェアをもつ立場か、それとも巨木を倒そうとする立場か、決めて聞いてください。巨木の立場でしたら、私の攻勢をどこでどう止めたら良かったか考えながら聞いてください」とのこと。

 北米赴任10年間に繰り広げられたライバル壊滅ドキュメンタリーです。

◆開催日:3月22日(火)午後7時〜(開場は午後6時です)
◆参加費:本書持参のこと。
◆申込法:「平川さんのパナ講演参加希望(パーティ参加の有無もよろしくね)」と記してお名前等をご記入の上、次のメアドにご返信くださいませ。
nakajima@keymannet.co.jp
◆講演会場:青山SIビル

◆出版パーティ:講演後、近くでパーティをします。会費は5000円。飲み放題。平川さんと仲良くなってください。中島孝志も参加します。名刺をたくさんお持ちください。

 力作ですよ。パナソニックで平社員から営業戦略担当幹部として活躍。とくに北米パナソニックでは自動車メーカー相手に獅子奮迅。某P社の牙城を切り崩してシェアを完全に塗り替えしてしまいました。

 彼の戦略思考が学べるだけでなく、山下俊彦さん以降、パナソニックの歴代経営トップのもとで仕事をしてきた、という巡り合わせがなんとも面白い。エピソード満載です。

 ただいま、ジャーナリストによる辛口パナソニック本がたくさん出版されてますけど、「真実=ホントの話」はすっぽり抜け落ちてます。ホントの事情を知っているのはたいてい2〜3人ですよ。

 パナソニックはメディアで話題になる決断の連続でしたが、ああ、あれはこういうことだったのか、とようやく悟る「貴重なインテリジェンス」がちりばめられている1冊です。

 「通勤快読」メンバーもぜひ聴講に来てください。本書が入場料がわりです。


 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「これを大和言葉で言えますか?」(知的生活研究所著・青春出版社・691円)です。