2016年05月24日石清水八幡宮は心落ち着く処でした。。。

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 大阪原原はつうわけでございましてね。これがすごいコンテンツでございましてね。

 とレポる前に、前日は名古屋原原でして。物々しい警備のなか、早めに出立。京都下車。どこに向かったかつうと、八幡市なんす。近鉄丹波橋駅で京阪に乗り換え。で、八幡市で下車。

 そうなんすよ。石清水八幡宮に参拝するためなんすよ。


京阪電鉄八幡市駅下車。目の前の男山ケーブルで石清水八幡宮へ。

 登ってもいいんですけどね。せっかちなもんすから。帰りは歩いて降りました。
 
 八幡市男山は都から見ますと裏鬼門。表鬼門は比叡山延暦寺。都の守護神ですし、木津川・宇治川・桂川の三川が合流し淀川となる地点で水運の要でもありました。


ランドマークみたいなもんやね。

お炊きあげんみたいなもんやね。


南総門から見ますとご正面が少しずれてることに気づきます。

 ご本殿中央(中御前)には応神天皇(おうじんてんのう)、西に比め大神、東に神功皇后がお祀りされてます。

 鎌倉の鶴岡八幡宮は、東北をたいらげたあと、源氏の祖がここを勧請したわけっす。宇佐八幡と合わせて日本三大八幡宮となります。

 ちょいと突っ込んでいいますと、いま勅祭社が16ありますけど、3大勅祭社の一つです。名古屋原原で葵祭(賀茂祭)について30分くらい雑談した時に石清水八幡宮の話もしましたよね。

 貞観元年(859年)、清和天皇の御代ですが、大安寺の行教和尚が宇佐八幡宮にこもると、八幡大神より、「われ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」という御託宣を賜ったことがきっかけで御神霊を御奉安申し上げたのが起源らしいっす。

 源氏は清和源氏で知られてますしね、源義家が「八幡太郎義家」と名乗ったのも、石清水八幡宮で元服したからですね。


さすがパナですな。私は銅板を少しだけ寄進させて頂きました。お下がりを頂きました。


帰りはこんな道を少し歩きます。宇佐八幡もそうでしたけど、氣がとてもいいですよ。


年1回の重要イベントが行われる頓宮です。

例大祭石清水祭で有名な放生川。舞台はここ安居橋。毎年9月15日、この橋の上で「胡蝶の舞」が奉納されるわけ。

 名古屋原原メンバーのSさん。少し話しただけなのに、翌日、もう訪れたらしいっす。感度ええなあ。。。思い立ったら吉日。やっぱ行動=考動せんとあきませんな。

 さて、平川さんの講義ですが、どんどんパワーアップしてまして。東京原原の出版記念講演とは段違いにバージョンアップしてます。いま、全国の商工会議所や経営者倶楽部で引っ張りだこになってるのもわかります。短期間でここまで練り上げるとはただ者ではありません。くせ者です。ま、パナには多いけど。。。


「巨木はいともあっけなく倒れる!--私だけが知っている!ホントはやっぱり凄い、パナソニックの経営」



売れてます。必読の書ですよ。

 以前は1時間講義すると質問時間に移ってましたけど、今回は2時間たっぷり。パワポは質量ともにドカンと増えてましたが、パワポを説明するための講義ではなく、パワポはあくまでも「ついで」。伝えたい理念、思い、メッセージが強烈にある。それは本を出版してから、パナOBの方々からの叱咤激励とか、本の中で触れた亡き大先輩(役員の皆様)の奥様からの感謝状とか、感動するレスポンスがたくさんあったからではないでしょうか。

 情報というのは発信基地が最大最高の受信基地になるんです。平川さんは身をもって体感されたのかもしれませんな。

 つうわけで、9月の名古屋原原のゲストは平川さんです。その頃にはさらにバージョンアップしてるんじゃないかな〜。


 さて今日の「通勤快読」でご紹介する本は「ツバキ文具店」(小川糸著・幻冬舎・1512円)です。