2016年09月28日超高齢社会の到来。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 深沢七郎の『楢山節考』が話題になったのは私が生まれた年でした。その後、何本か映画化されましたけど、その都度、見ましたね。

 地方のおどろおどしい世界。まるで『八つ墓村』か『犬神家の一族』。。。まあ、怪奇な世界ですよ。

 お天道様がようやっと顔を出してくれるようになりましたけど、20日間以上も続いた桁外れの台風にゲリラ豪雨で、気づいたことがありました。

 ニュース速報で、各地域の「避難世帯」と「避難人口」がデータで流れるんですけど、へえ、そうなんかー。。。

 1世帯が2人未満なんすよ。どこもね。日本中どこに行ってもそうかもしれません。横浜市の中区や青葉区もそうかもしれません。けど、1世帯2人未満。それも1.3人くらいなのよ。


60歳70歳は鼻垂れ小僧だわなあ。。。

 ここから想像できるのは。。。この暴風雨の中、家に残ってるのはジジババのどちらか1人。孤独死が多いわけですよ。あるいは独身世帯かもしれんけど。。。

 平均年齢まで報道されてないからわからんけど、台風とゲリラ豪雨に襲われる地域って都会じゃないからね。若者の独身世帯ってのはイメージできないわな。

 で、避難勧告の結果、公民館へと誘導されるわけね。

 この暴風雨とゲリラ豪雨は今年限りのもんじゃないでしょうね。これから「季節の風物詩」になりますよ。

 となれば、「孤独世帯」「古老世帯」は安全地帯に集めるスマートシティ化を急速に準備しないと犠牲者は増えるでしょうね。

 「じいちゃんとの想い出があるから離れられん」
 「老い先短いんじゃ。このまま居させてくれー」

 人権と安心。便利さと安全。命と生き甲斐。理屈と感情。。。桁違いの台風とゲリラ豪雨。実はいろんな問題を日本に持ち込んでると思うな。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「すぐやる!「行動力」を高める“科学的な"方法」(菅原洋平著・文響社・1,490円)です。