2017年05月05日「そばと湯けむりBAR」の弘前盛岡みちのくツアー その3

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 今回は深夜ふらふら、いえ、ブラブラ散歩してましたんでね。
 盛岡城址を横切って、北上川の支流を超えて、まさかこんなとこにつうとこにお目当てのBARがありました。

 ここ? なんで? ちょっと違和感ありすぎ。BARでしょ。で、ここが全国バーテンダーさんが憧れる、あの店なんすか?


繁華街とか大通りとかビルとか関係ないの。川沿いの空き地。医療関係の看板ばっか。

 店は奥様と二人でやりくりされてましてね。二人とも詳しい詳しい。ご主人はなんつうかバーテンバーテンしてないのよね。ウイスキー好きのおっちゃんが自宅開放しました、って感じかなあ。ネクタイもしないし、普通のセーターだもんなあ。

 カクテル注文する客いないなあ。ヴィンテージものばかりだからストレートを舐めてます。


地震あったらどうすんだろ? やっぱ価値あるものばかりだからね。真っ先に客が駆け付けるだろうなあ。割れたら地面舐めるかもなあ。

 けどさ、盛岡って地震にきわめて強い土地柄でしてね。あまりにも岩盤が強くて地下街がつくれないほどだもん。なんでもいいけどさ、どうして岩手大学はこんなにでかいんだ? 盛岡中心部をそっくり呑み込む広さですよ。




1杯1000円ー7000円くらい。Mさんはしめて23000円なり。「銀座で飲んだら10万超えてます」と納得。「お金貯めてまた来よっと」だとか。「ぴよこちゃん倶楽部」で勉強してね。


もらってくればよかった。

 ここでミツバチ研究で有名な藤原誠太さんと遭遇。いい店にはいい人が来る。これ、真実です。『日本ミツバチ在来種養蜂の実際』(農文協)は名著です。

 東京農大から経営者大賞を受賞されてます。いま客員教授されてます(娘さんは東大大学院を卒業したばかり。やはりテーマはミツバチ研究なのよね)。
 そういえば、『ミツバチは警告する』は読んだなあ。「通勤快読」でも紹介してるよね。 藤原養蜂場のトップです。

 〆は深夜ラーメン。腹ごなしに歩くにしてもまた食べるからねえ。「蘭蘭」つう名店なんだけど、消防組合の寄り合いの後なのか、ご一統さんで満席。しばし待機。


私はワンタンメン。新潟「天龍」よりちょい薄。けど美味し。

アカ担々麺とクロ担々麺。


 食べ過ぎました。明日は朝食抜きにしよっ。