2017年05月06日米海軍最新鋭駆逐艦が佐世保にクルゥーー!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 「長生きするから結婚して!」
 これ、年の離れたカノジョに中年お笑い芸人がプロポーズしたときの決め言葉らしいですけど、「早く死ぬから結婚して!」「遺産はぜんぶ君に遺すよう信託しとくから」の間違いじゃね? ま、カノジョも言えんわな。。。


 さて、鎌倉に行く予定があまりにも快晴なので、ついつい横須賀まで足をのばしてしまいました。あまり来る機会もないんだよね。テイストが合わなくて。かつて米兵が闊歩してたのがホンモクで、いまだに闊歩してるのがスカなわけ。

 「軍艦クルーズ」つう人気イベントを毎日やってんだよね。海上自衛隊と米海軍を船で見て回るつうんだけど。これについてはいずれ。


潜水艦はただいまドック入り。

向こうに見えるのが軍艦。


 北朝鮮つうか中国を牽制するためにカールビンソンが日本海に入りましたけど、海自も日本領海をパト中です。あまり気づかないけど潜水艦が活躍してますよ。

 「北朝鮮との衝突は?」と連日メディアがあおってますけど、何度も書いてる通り、北にとっては衝突=終焉を意味するわけですから、トランプを怒らせんよう突っ張ってみせてるのが北なんです。「田植えシーズンなんでちょっとタンマ」なんて緩いわなあ。とてもとても戦争モードなんぞではありまへん。一方、トランプは「国内情勢」を見ながらタイミングを図ってます。やるもよし、やらぬもよし。中国が疲弊すればするだけ得するしぃ。

 中国の足下を見てとったプーチンは北朝鮮を「駒」として手に入れました。ここらへん、火事場泥棒をさせたらロシアほど巧い国はありませんな。


金正恩のやっとること、めだか師匠のギャグと同じやないか。

 米海軍肝いりの「ズムウォルト級ミサイル駆逐艦」がいよいよ佐世保に就航します。ジャパネット本社に買い物行くんとちゃうで。佐世保港や。


30隻つくる予定が余りにも高価なので3隻のみ。

ステルス艦です。

 カールビンソンにしてもズムウォルトにしても敵にしたくないのが海自です。原潜も空母もアメリカの反対で持てませんが、旧海軍の技術力、三菱、川重、IHIが踏ん張ってつくったのが「そうりゅう型潜水艦」です。世界最強。


そうりゅう型潜水艦「せきりゅう」です。

 海軍力でなにが怖いかといって、やはり潜水艦。映画『レッドオクトーバー』でもおわかりの通り。潜水艦はその国の最高軍事技術の粋ですから、ひと目見ればすべてわかっちゃう。

 エネルギーはスターリング発電機、燃料電池、そしてリチウム電池。エンジン音が静かすぎてソナーシステム、レーダーでもキャッチできません。魚雷は時速130キロ。時速5400キロ(水中音速)まで可能とされています。ほぼマッハ級です。
 なんといっても凄いのは900メートルという潜水能力です。米海軍でも500-600メートルがやっと。中国の潜水艦にいたっては水深230メートルで圧壊します。参考までに北朝鮮も潜水艦がありますけど、あれ、浮きっぱなし。潜水不可なのよ。あの国、パレードではミサイルのガワだけ隣の北部戦区からレンタルするわ、見栄ばかりの「張り子の虎さん国家」なのよね。

 ここだけの話。深海では潜水艦同士のバトルは起きてるはず。中国は何隻も沈められてると思うな。海自の潜水艦にね。中国は恥だから公表できない。
 それがわかってるから海自は水面下でやりたい放題だと思うな。「そうりゅう型」に狙われたら逃げられませんよ。米海軍もこれだけは相手にしたくないんだから。

 そうそう、この「そうりゅう型潜水艦(ごうりゅう)」の購入を昨年オーストラリアは断りました。最後の最後になってフランスに乗り換えたわけ。で、当時(16年4月)、いつものことですけど、メディアは「初の大型武器輸出として日本が目指した潜水艦受注は幻に終わった」「フランスは現地事情に通じた人材を投入して勝負をひっくり返した(ロイター電)」と偉そうに報じてました。

 これ、事情をなーんも知らずに書いたんでしょう。

 止めたのはアメリカですよ。なぜか? 習近平の弟が暗躍してたからねえ。習近平の弟。笑えますよ。これでピンと来た人はさすが。「通勤快読」を聴く必要はありません。詳細は週明けの名古屋原原からお話しましょう。ま、二次会の話題かな。忘れてたら聞いてね・・・。

 そうそう、紫陽花の鎌倉もいいけど、軍艦の横須賀もいいっすよ。ツアーやりまひょか。根津神社の躑躅祭は今日で終わりですから。北朝鮮のミサイルが飛んでくる? んなことできるわけありません。