2017年11月30日湖南三山&湖東三山 紅葉狩りの旅・・・その4

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 百済寺に続いて、実は多賀大社に参拝するつもりだったんすよ。けど、通り道なんでね、軽い気持ちで寄ってみたところ・・・大当たりーーー。





 本堂は奥の奥の奥つうか上の上の上。百済寺も登山でしたけど、こちらは本格登山でございました。爺さん婆さんが杖をついて登ってくるのはなんの目的があってでしょうか。ありがたい観音さんに会いたいが一心でしょうな。

 秘仏=日本最古の大黒天様が特別公開されてました。平安時代初期、最澄が唐より請来された古代インドの戦闘神の面影を残された天ですな。

 大黒天は当初は食料の神様でしたけど、後世、日本古来の神である大国主命と神仏習合して福徳の神として信仰されるようになります。似てるからね。いまや七福神のメンバーでんがな。特に金運招来の神さんですからね。





 ここは名勝庭園が有名ですからね。なんと700メートルも登山せなあかんので、ちょいと庭園でチャージしといたほうがええよん。
 







豆の木茶屋でんねん。


なーんも期待せんかったけど、かき揚げ天ぷらうどん注文。注文受けてから揚げるのよ。野菜たっぷりでめっちゃ美味やなー。お汁まで飲み干して、おかわりにきつねうどん。出汁がええわいなー。近くにあったら毎日通いまっせ・・・帰りにもう1杯食べよっと。


やっぱね。

 まだ前半くらいのとこなのよ。本堂までの参道に地蔵さんが千体もあるらしいっす。てことで、次回もここ「金剛輪寺」にします。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「ひとまず、信じない 情報氾濫時代の生き方」(押井守著・842円・中央公論新社)です。