中島孝志の聴く!通勤快読 7つの特徴
  • たんなる書評ではありません。日本を代表する政治経済のインテリジェンス人脈をベースに、テレビや新聞・雑誌では知り得ない「価値ある情報」を提供します。
  • ビジネス書や政治経済本だけでなく、小説やノンフィクション、歴史書、エッセーもカバーします。話題のベストセラー7割、ロングセラー2割、いち押しのユニークな本1割とお考えください。
  • 月〜金の平日深夜0時に更新します。月間25冊・年間300冊。1冊当たり約40円です。
  • アナウンサーではなく、中島孝志の肉声による臨場感たっぷりの語りです。
  • 仕事のヒントだけでなく、なによりも「感動&元気」をお届けします。
  • 音声だけでなくテキスト付きですから、多忙なときは斜め読みできます。ケータイでもOK!
  • ゲストを交えたオフ会を開催します。(『村西とおるの閻魔帳』著者・村西とおるさん−10年6月開催済)

※iOS10にて音声が再生できない現象については、iOS10.2にアップデートを行って下さい。

「帝王のいない家 キャバレーミカドの娘たち 前編」 小浪幸子著 1,500円 幻冬舎ルネッサンス 

 「東洋一のキャバレー王」と呼ばれた小浪義明。

 何不自由なく育てられた2人の娘には想像もつかない未来が待っていました。姉は「ミカドを頼む」と父親からキャバレーを託され、妹は治る見込みのない難病に苦しんでいた。

 父の死後、2人の置かれた状況は悪化の一途をたどります。

 人生、悪いことばかりも続かないけど、いいことばかりも続かない。2人は愛する人とめぐりあい、恋をしますが幸せは長く続かない。

 ついに最大の危機がバブル期にやってきました。「赤坂ミカド」の閉鎖。「プラザミカド」建設をめぐる一連の騒動。従業員の反旗、労働組合という名のハゲタカ、地上げ屋の台頭、大手ゼネコン、それと結んで儲けようとする反社グループの暗躍。

 家族は身の危険を覚える嫌がらせと恐喝に翻弄されます。

 「こんな地獄を見るくらいなら引き継がなければよかった」
 「父が遺してくれたものはなんだったのか」

 昭和史の闇のなかに消えたキャバレーミカド。波乱に満ちた経営者一家を描いたノンフィクションです。

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