2007年03月18日真打ち登場!ムーディー勝山

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 「エンタの神様」、好きじゃないの。同じ日テレの「笑点」は好きなんだけどね。
 理由?
 いろいろあんだけど、ひと言でいうと、笑いの偏差値が低いからかな。あと、手を加えすぎ。これ、プロデューサーの五味さんのテイストなんだろうね。
 だから、芸人さんにしても、舞台の笑いと違うもんね。「えっ、こんな芸じゃないでしょ? この人」って芸人がちらほら、はらほろ、ひれはれ。

 プロの笑いってのは人工的なものなんだけど、それを人工的に見せないのが芸じゃん。だけど、この番組は完璧に手を加えてる、作ってるというのが透けて見えるんだなぁ。だから、私、白けて笑えないのよ。
 藤原紀香の旦那さんの芸なんて、1度も笑ったことないもんね。ていうか、だんだんつまらなくなってるって感じてるの私だけ?

 芸人志望の愚息も、この番組だけは嫌いなんだよね。「笑いのGスポット」がめちゃ広くてがばがばなんだろうな。「俺だけが笑うポイント」ってのを堪能できないのがそこそこ笑いを知ってる人間には物足りないんだな。

 ターゲティングとしては、ものすごくストライクゾーンが広いんだ。
 だからこそ、テレビ的には成功なのよ。視聴率ってのは、所詮、ミーハーを動員しなければ取れませんからね。


「勝山梶」のコンビは芸が違うんだよなぁ。

 けど、ようやく、笑える芸人が出てきてくれましたよ。
 ムーディー勝山。これ、いけまっせ。いま、ケータイの着信音にしてんだけど。受けますなぁ。
 今年、紅白出るんとちゃう? 歌? もち、「右から来たものを左へ受け流すの歌」、いや、「上から落ちてくるものをただただ見ている男の歌」、いやいや、「数字の6に数字の5を足しましたの歌」、いやいやいやいや、「2日前から後頭部に違和感がある男の歌」、いやいやいやいやいや、まっ、なんでもいいよ。なんでもいいから聞かせてくれぇ。