2007年08月19日感動の24時間テレビ!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 「愛は地球を救う(日テレ系)」がまたまた始まりましたね。
 今回は欽ちゃんがマラソンに挑戦するとのことで、前宣伝も快調のようです(ちと心配ですけど・・・頑張れ、欽ちゃん!)。

 「えっ、ギャラもらえるんですか!」

 これ、かつて、司会をつとめた西田ひかるちゃんの驚きの声。てっきり出演タレントもボランティアだ、と勘違いしたらしい。
 たしかにね・・・。視聴者だって勘違いしてる人多いんだから無理ないって。

 「800万円よ。走るでしょ?」

 これは杉田かおるさんの言葉。彼女もマラソンやったんだよね。で、その時のギャラがこれ。以前、出演したバラエティ番組で自分からばらしちゃった。
 800万円もらえるなら、足が折れても走るかもしれないな。


芸は好きじゃないけど人間的には大好き。著書もぜ〜んぶ読んでます。欽ちゃんの説く運命論は魅力あるよ。「筋を通す人」「義理人情の人」って感じだな。

「偽善番組!」と揶揄する人もいるけど、この世知辛い時代に、一服の清涼剤となればいいのでは? そんなに目くじら立てることもないって。どうせ、テレビなんだから。

 でも、「募金」という浄財の中からタレントの出演料やその他経費をさっ引いて「残ったお金」だけを寄付するなんて、まさか、そんなセコいことはしてないよね?
 浄財は全額そっくり寄付。あとはCMのスポンサーが出す。こうじゃなくっちゃ。

 この手の番組が視聴率を取れる間は、日本人は健全だと思いますね。貧乏人が支え合うマインドが失われたとき、日本はダメになるんだと思う。
 庶民の健全性こそ、日本という国の支えなんだな、やっぱり。
 そういう意味で、この番組は日本人の品格を測るモノサシなんですよ。

 いま、番組終わったけど、こりゃ担当ディレクター、叱られるね。
 放送時間内にゴールインできなきゃ、盛り上がらないじゃん。「行列」をずらしてまで放送したけど、エンディングが終わった後に付録としてつけたら盛り下がりのは当たり前。ギリギリ間に合わないことはわかってるんだから、エンディングも延長させなきゃダメなんだよ。
 これは総合プロデューサーの決断力が安倍さん並だったってことが敗因。