2011年07月14日月がとっても青いから。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 人吉市に8日間ほどいました。市内でいちばん高いとこに泊まってまして、周囲どころか市内に遮るモノはなにもありません。だから裸んぼうでも平気なわけ。

 夜になってビックリ。

 半月が明るいこと明るいこと。おいおいおい、すぐそこにあるよ。なるほどねえ〜。

 明月を とってくれろと 泣く子かな(一茶)

 これなら手が届きそうだもんなあ。とってくれと泣くわなあ。そのくらい近い。
 星がたくさんある。やっぱ明るい。

 う〜ん、そうだ。南米をうろちよろしてたとき、やっぱ星がたくさんあって、目が痛いくらいでした。あの地に比べたらぜんぜん少ない。だってアマゾンでは隣の星にぶつかりそうなくらい。「星のラッシュアワーや〜」と彦麻呂が叫びそうなほどだったもんねえ。

 横浜に戻って唖然。星がすくな〜。月が遠い〜。きれいだと思ってたけど、やっば空気汚れてるんだろな。

 あまりに月と星がきれいだったんで、ちょっと驚き。小さな感動。昔の人が月を見てウサギやかぐや姫をイメージし、歌を詠もうとする気持ちがわかります。慈照寺(銀閣)をつくった足利義政は月を最高のポジションで愛でたかったんでしょうなあ。

 
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