2013年06月18日イギリスと日本のちがい。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 さて、400年間、7つの海を股にかけた。つまり、そんだけ植民地を支配して暴力と搾取のかぎりを尽くしたイギリスが過去の清算におののいております。

 植民地時代のケニア。「マウマウ団の乱」(1952〜63年)という民族自決運動がありましてな。これが15万人にものぼる現地人を刑務所に送ったり、拷問したり、殺したり、。。。ヘイグ外相が「遺憾の意」を表明して、わずか5228人の被害者に1990万ポンド(30億円)の補償金を支払うと発表。

 1人頭60万円くらい? 桁がちゃうやろ。

 で、マレーシアとかキプロスとか、世界中の旧植民地でも非道のかぎりを尽くしてきましたからね、今後、補償請求が噴出しますわな。

 お隣のインドネシアもオランダに請求したらええねん。ベトナムはアメリカに請求したらええねん。

 で、日本。韓国がいまごちゃごちゃ言うとります。ま、そのうち、言わなくなります。

 日韓基本条約で、韓国の国家予算の3年分のお金をふんだくり、15年後にまたまた言いがかりをつけて1兆円のお金を日本からふんだくり、いままた、新たな請求書を突きつけているわけです。

 いつになったら終わるのか。。。何年払い続けたら気が済むのか。

 あのね、韓国とは戦争してないわけ。で、植民地でもありません。日本の国家予算の多くの部分を使ってインフラ、鉄道、電力、水道、教育、医療施設などなどをつくってきたわけ。日本がいなければ韓国が独力でできたかといえば、100パー無理でしょう。

 イギリスは植民地にはなんの施しもしませんでした、なぜなら植民地だからです。植民地つうのは搾取するだけ。だから教育もしませんでした。医療なんてさらさら。

 日本人は優しいですな。日本と同じインフラぐらい作ってやろうと考えました。おかげで韓国は戦後、発展する下地ができました。でも、彼らは当然のことと考えました。イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、ベルギーが植民地にしたことを知らないからでしょうな。

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