2013年10月31日隠れたロングセラーと隠れてないベストセラーです。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

「増刷です!」
 物書きの端くれにとって、この言葉がいちばん嬉しいですね。政治家にとっての投票と同じですから。テレビ局にとっての視聴率ですわな。

 初版部数5万部だけど増刷0より、初版1万部だけど何回も増刷するほうがどれだけ嬉しいか。
 著者にとって、自分のやっていることの方向性が正しいかどうかを吟味するのは読者の反響しかないんですね。編集者よりも正確でそしてシビアです。しかし、その評価は大正解だとわたしは思っています。

 で、昨日、手紙が1通。「増刷になりました」。ふつう担当編集者が連絡してくるものですが、この版元はいつも経理部からの文書による報告。

 毎年確実に5000〜1万部ずつ増刷してるんです。10年前に出版以来累計10万部。いまだに渋谷TSUTAYA書店でベスト10に入ってます。
 親本は講談社。その後、ここと講談社の2社から文庫が併売されています。『上司は部下を育てるな!』も講談社と併売してるはずですね。


アマゾンでは最近までこの本はアップされてなかったんです。

 ベストセラーつながりでいうと、いま、アマゾンではキンドル1周年記念で激安販売してるんですよ。で、私も次の本も選ばれてしまいました。めちゃ安売り。で、これは三笠書房『しないことリスト』とは1行もかぶってない。完全書き下ろしです。明日から元の値段に戻るらしいんで、買うならいまのうちかも。



 本書だけでなく、いま電子書店でいろいろ仕掛けてます。キンドルで検索すると、わたしの本がベスト50に5〜6冊は入ってるはずです。11月中に10冊はランク入りします。紙の本は11〜12月に2冊、1月に1冊発売されます。

 電子書籍は面白いですな。ほとんどの出版社そして取り次ぎ、書店はぜんぜん気づいてませんけど、これから大きな動きがありますよ。いま仕掛けてますから。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『大局を読む 世界経済明と暗の潮目』(長谷川慶太郎著・徳間書店)です。詳細はこちらからどうぞ。