2017年02月20日金正恩が考えていること。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 マレーシアのクアラルンプール空港で暗殺された金正男の遺体を、北朝鮮が引き取り要求。で、マレーシア政府は引き渡すそうですね。「ただし、引き取る家族のDNA鑑定を経てから」という手続きのあと。
 となると、北は金正男の家族を脅かして引き取らせて、途中で奪うかもね。生きてる人間の拉致だってたくさんしてきた連中ですからね。マレーシア政府がきちんとガードせんと恥の上塗りだわな。

 いよいよ北も終わりだな。

 実行犯の女2人は逮捕したモノの、指示、管理していた北朝鮮籍の男性容疑者4人は事件当日に出国したんだとか。「マレーシア政府もグルなんちゃう?」としか思えない体たらくですな。


中国やロシアがわざわざ暗殺するこたないわな。ほかの血族も根絶やしにするだろね。



世界中の嫌われ者だけどね。

 さて、金正男の遺体を引き取ってどうすると思います?

 金正日の長男だからやっぱ国葬にする? 金正恩は亡き兄を前に号泣してみせる? 儒教国家だから? 世界中が疑いの目を向けてるからなおさらそうする?

 んなこたしませんよ。たぶん見せしめのために公表すると思いますよ。
 
 その公表の仕方が気になるわけ。というのも、朝鮮民族が「敵」を見せしめとするとき、バラバラ事件と同じやり口ですから。

 儒教の世界にはあの世はありません。すべてこの世です。天と地が繋がってるわけ。ですから、2度と蘇らないよう切り刻んで、あちこちに捨て去り、墓はつくらない。もちろん祀らない。

 怨霊はあの世のものですが、あの世がなくてこの世のものですから、徹底的に殲滅します。中国人も同じ。
 日本人はぜんぜん違います。死んだらみな仏様。祟らないように祀ります。

 私はいま、引き渡された後にどうするか、に注目しています。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「古代から来た未来人 折口信夫」(中沢新一著・756円・筑摩書房)です。