2018年05月12日25年ぶりの倉敷。。。こんなに広かったっけ?

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 いったい何を見てたんだろね。ま、いつも、食べ物のことしか考えてないからそうなんだけど。。。

 35年前、講演で広島に行ったわけ。行きはしかたなく飛行機。帰りは新幹線。で、「倉敷、倉敷」とアナウンスされてたんで、思わず飛び降りたわけ。

 あれ以来です。もち、なんも知らんから、定番の大原美術館あたりをブラブラブラブラするだけ。半日もあれば間に合うやろ、と思ってたら大間違い。こんなに広かったなんてチートモ知りませんでした。とてもとても1日やそこらではカバーできません。



 大原孫三郎が児島虎次郎に命じて収集させ、わが国初の西洋美術展示館となるんだけど、中近東とか中国の美術も展示されてるし、もち、日本人の作品もたくさんあります。

 しかし当時、モネだマネだ、ピカソにロートレック、圧巻はエル・グレコの「受胎告知」とかね。さすがに高価なんで、これだけは大原に相談したらしいけど。

 児島の作品も誠に見事。これだけの絵を描いたんだあ。。。岸田劉生の作品(村娘)とかもあんだけどさ。そういえば、神宮前に聖徳記念絵画館(「しょうとく」ではなく「せいとく」ですからね)あるでしょ。以前、ご紹介したと思うけど。
 明治天皇がなぜか描かれていない大政奉還とかね。

 児島はこの設立記念作品をつくるために根を詰めて短命で終わったらしいね。 

 さすがに美観地区の人手は凄い。町並みがきれいに遺されてますよ。それにしても電線とか電柱がないとこんなにすっきりすんだね。驚きました。バンコクなんか最悪ですよね。電線が何百本も固まってダラーーリ。工事でよく間違えないもんだね。たぶん間違ってると思うよ。どっか停電したりしてね。

 ドイツの城郭都市ローテンブルクがお手本らしいっす。

 騒音がするなあ、と思えば、やはり中国人の塊。アメリカ人もヨーロッパ人もその他のアジア人も静かなもんです。あの連中だけいたずらに人口が多いからかね。自己主張の塊だもんなあ。



 そういえば、大原美術館の隣にある喫茶店。「エル・グレコ」つうんだよね。後継者の大原総一郎が設けた喫茶店。

 大原美術館の向かいにあるのは大原別邸「有隣荘」です。
 ここは昭和天皇が皇太子時代にも泊まられたことがあります。で、大原美術館と有隣荘の間の橋を渡られた。橋の高欄には龍と菊がデザインされてるの。児島虎次郎が彫ったものです。





 ここらへんの風景は、「天皇の料理番」とか「マッサン」のロケ地にもなってます。
 中国地方ダントツの観光地ですからね。グルメポイントもいっぱい。で、こんなんもありました。「豆柴カフェ」。私、わんちゃん大好きなのよ。


ホテルに戻ってテレビ付けたら、なんとこのカフェを芸人が案内する番組やってた。なんついうタイミングの良さ。
 
 倉敷の街が一望できる阿智神社に登りました。ホントに鶴形山というだけありますな。







 倉敷に行こかと決めたのは大阪原原の講義中。そうだ、倉敷行こう。てなもんす。

 たまたまこの週は金曜開催の博多原原がありません。再来週だから、博多はね。で、土曜は出雲原原。いちいち横浜に戻るより大阪でブラブラしてるか、さっさと出雲に入るか、それとも八つ墓村に行くか、ちょいと戻るけど、宮津とか夢千代日記の舞台=湯村温泉か、あるいは宝塚大劇場か、てなことでね。


泊まりは美観地区内のアイビースクエア。ホントにアイビーばっか。


 「倉敷旅日記」「グルメ日記」はFBでがんがん写真アップしてますんで、そちらをチェックしてちょ。