2018年08月30日日穏公演「星の砂」(下北沢・劇「小劇場)

カテゴリー中島孝志の落語・演劇・タカラヅカ万歳!」

 忘れないうちに・・・次回「銘柄研(9月22日)」で紹介するにはタイミングを少々逸してしまうかもしれないんで、本日午前3時に「添付データ」をメーリングリストで流しました。「ぴよこちゃん倶楽部」のメンバー全員に流しました。

 トランプの選挙状況次第ですが、10月は相場にとって「ネガティブサプライズ」がいつ発生してもおかしくありません。投資はタイミングと自己責任。んなもんで、添付データを研究してください。講義ではチャートをすべて比較解説できるんすけどね。しょうがない。

 もしかすると、来月の大阪原原の翌日(9月14日・金)、大阪で「中島孝志の緊急銘柄研究会」を開催するかもしれません。その時はオープン講演会にしようかな、と思います。


 「暑い暑い暑い」と舞台で役者は言うけど、あいにく今日はそんな暑くない。

 原原幹事のマサさんが演出家とお友達だとかで、初めて拝見。

 本多劇場とかスズナリにはよく来てるんで、この劇場は知ってます。入るのは初めて。こじんまりとしていて観客と演者が近い近い。

 とんでもなく近い。

 へえ、2階はラーメン屋なんだ、冷やし中華もあるな、と本気で思ったほど。これ舞台だったのよね。


9月2日まで。下北沢の「劇」小劇場。予約したほうがいいよ。


 時代は昭和44年。つうことは、東大入試中止になった年ね。
 この年に一橋、京大、東工大に合格した学生さんはかなり優秀だったと思う。パスして1浪覚悟で東大に入るのはしんどかったと思うなあ。いまみたいに少子化で東大もゆるゆるで入れる時代じゃなかったからね。

 東京オリンピックの5年後。証券不況のあとで景気が戻ってきた頃。

 そんな年のラーメン屋。公害で蛍が激減。で、蛍橋商店街は祭もできるかどうかの瀬戸際。ラーメン屋の2階は貸し部屋。キャバ嬢も住んでるけど、そこに蛍の専門家が住むようになります。

 オタクの典型。どもりで子どもの頃からバカにされてた。味方になってくれのはいつも春ちゃんだけ。その春ちゃんも消えた。

 総勢9人による100分の芝居。うーん。なんというか、戦後日本がオリンピックま5年後で世界に認められるようになった。日本人も自信をもって世界に飛び出ようとしてた。

 翌年は大阪万博だもん。「月の石」だよね。並んだなあ。。。

 音楽もそうだし。

♪空に星があるように。。。

 「3丁目の夕日」じゃなくて「ラーメン屋の月」「蛍の光」。

 東京では蛍も見えなくなりました。古い人には懐かしく、若い人にはDNAのどこかで共振するような芝居かな。

 なにが驚いたって、「満席」に素直に驚きました。こういう芝居をたくさの人が喜んで見ていることに驚き。日本人は健全だなあ。
 う〜ん、私、B作さんの芝居、苦手なんすよ。ほのぼのしてるの。どことなく欽ちゃん風でね。けど、いつも満席なのよね。

 どこにでもあって、だれもが経験してて、そうそう、普通の人しか出てこない、この芝居もそう。オヤジは栃木弁丸出しだし。

 けどけど、ほんわかあったかい芝居です。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「泣くのはいやだ、笑っちゃおう 「ひょうたん島」航海記 前編」(武井博著・1,944円・アルテスパブリッシング)です。