2018年10月03日紙の最新刊「ミスよけ大全」を出版しました。。。

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 今週金曜日はは博多原原です。メンバーはご参集のこと。また、東京から何人か乱入すんのかな。。。

 さて、久しぶりの紙だけの本です。これで469冊目らしいですよ。ずいぶん書きましたな。


紀伊國屋書店新宿本店1Fではワゴンセールしてくれてまんねん。営業さん、ありがとう!

 情けないことに、FBで紹介した時、『ミスよけ大全』と書くべきところ、『ミスよせ大全』と書いてしまったわけで。しかも気づかない。別の版元の編集者が「誤植です」とメールが届きまして、慌てて訂正したわけでね。

 これじゃミスがどんどん押し寄せてしまうじゃん?
 
 「本の装丁も載せてたもんなあ」
 「いえいえ、なくてもわかりますよ。ミスをよせちゃいかんでしょ」
 「たしかに」

 だれでもミスや失敗、エラーはあります。

 怖いのは「思い込み」ですよ。正しいのにわざわざ間違ったほうに訂正されちゃったこともありますもん。
 27、8年前のことですけど、「病気を治す」という章がありましてね。これをダイヤモンド社の編集長が「直す」と書き直したわけ。これ、誤植のイロハのイでしょうが。けど、彼は「直す」と書くんだ、と思い込んでたわけ。

 蘊蓄豊富な男で雑学もたくさん仕込んでるんで、「まさか!」と思ったね。責了で著者に断らずに修悪しちゃったわけでね。まあ、簡単なものはいちいち確認しませんけどね。だから怖い。ケアレスミスではなく、完全な思い込み。いままでも何回も間違えてたと思う。けど、そのつど、間違いをただされることがなかった。

 ホント、怖いですよ。私も他人のことをとやかく言えませんけど。なんたって『ミスよせ大全』なんすから。




 つうわけで、最新刊は「ミスよけ」がテーマです。「あっ、やっちまったぜ」「困ったな」「どうしよ?」とならないように仕事するには?
 やっちまったら、どうすりゃスマートに解決できる?

 ま、そんなテーマでまとめました。「大全」とあるようにすべて押さえてます。巻末に索引つけましたんで、「この失敗はどうすりゃいい?」「このミスの解決法は?」つう疑問にもちゃちゃっと模範解答を用意しました。

 いわば、まさかの時の解決事典なのよ。大型本です。

 仕事と人生の「ロス」がなくなる――「ミスよけ=失敗を予防するちょっとした仕組み」を全160個紹介!

 予定は「未定」「仮定」「確定」の3段階で管理する/「30分単位」でスケジュールを組む/Googleカレンダーで「一元管理」する/「口頭+書面」で伝える/情報は「複数のソース」で確認する/「目標時間」を設定する/書類やファイルは「縦置き」する/「スマートトラッカー」でなくさない仕組みをつくる/「片づいている状態」を写真に撮っておく/名前と顔を忘れない「特徴メモ」/ノートは「案件ごと」に変える/フォルダは「3階層以内」にまとめる/〆切の「1日前」に終わらせる/仕事の「量」と「負荷」を平準化する/「1カ所」変更したら「全体」を見直す/「二重入力」で確認漏れをなくす ……etc。

 ミスは私たちから「生産性」「効率性」を奪っていきます。毎日のようにミスをしている人は、ミスをしない人に比べて大きなハンデを背負っているようなものです。本書の「ミスよけ」によって、そのハンデをなくすことができたら、あなたの人生はもっと面白くなるはずです。

 ま、そういうことなんでよろしくお願い申し上げます。ペコっ。


 さてさて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「ビートたけしのオールナイトニッポン2018 幸せ元年 前編」(ビートたけし・高田文夫著・1,404円・文藝春秋)です。