2018年10月16日先週のダウ暴落は「警告」に過ぎない。「本番」は今週では?

カテゴリー中島孝志のとってもいい加減な市場観測日記」

 いつものように連載してる「有料サイト(毎月曜朝配信)」の1日遅れ配信情報をお届けします。

 これ、日曜に渡してますからね。2日後となると暴落してたり暴騰してたり、けど、まんま転載したいと思います。

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●手にとるようにすぐわかる! どん底マスター中島孝志の「V字反発する“どん底銘柄 特急便”」は日曜定期便&そのつど臨時便となります。

 暴落暴騰はいつも突然やってきます。サンプルでおわかりのように「スキャンダルの二次災害=連れ安銘柄」てのもたくさんあります。必ずV字反転しますけど、そのタイミングはいつなのか? これまた突然ですから定期便ではカバーできません。で、そのつど臨時便てことです。

 ま、ホットな情報をお届けします。ご期待ください。

 さて、ここから有料サイトの転載です。

 これは一時的な調整? それとも暴落の予兆?
 
 ボリンジャーバンドと一目均衡表でチェックしますと「調整」としか思えません。けど株価を決定する要因は、1にファンダメンタルズ、2にダウ平均株価、3に上海総合指数、4にドル円相場(為替)と言われますが、さらに「地政学=イベントリスク」に大きく左右されてますよね。

 ブログで書いてきた通り、9月28日でほぼ手仕舞い。調整あるいは大きな下落があればそこで拾えばいいわけです。すると、10月11日に大幅下落。1週間で1100ドル。「スズキ」「ソニー」を慌てて買い戻す有様。







 4日大きく下落した後、先週末ようやく上昇に転じました。



 「これから上昇に転じる」という解説の多い中、私は、「来週(つまり今週)もう一度大きく下げるのでは」と予測しています。


大引けにかけて、あっという間に萎んじゃった。小さい値幅だけど乱高下は相変わらず。やっぱなあ。

 理由はダウ平均株価、ナスダック、S&P500の先行指標=「ラッセル2000指数」がダラダラ下げ続けているからです。



 ダウその他の大型株は減税の恩恵と社債発行で増やしたお金で、大企業が自社株買い(7-8割)と配当(2-3割)に投じますから株価だけは上がります。もちろん、中身はバブル。

 長期金利に振り回されてる株価ですが、株価の下落は米国債の売れ行き不振にあるのではないでしょうか。

 輸出で儲けたお金で米国債をせっせと購入する中国に大幅な報復関税をかける、と脅かしてるんですから米国債は売れません。結果、価格は下落する=金利は上がる。

 新興国は虎の子の金準備を崩してドルを買ってます。ドル高にはなりますが、米国債は買わない。結果、長期金利は上がります。

ドル調達金利(2.5%)が米国債金利(2.5%)より高くなってしまっては、日本も購入を控えます。米国債が売れない結果、長期金利は上がります。



 FRBのテーバリングも進んでいます。今週にでも長期金利が跳ね上がってもおかしくありません。



 金利よりもはるかにコスパの高いビジネスをしているならいざ知らず、やはり、低金利の恩恵で企業活動はダイナミックに動いていますから、不動産のプロでもあるトランプ大統領がFRBに利上げを止めろ、と要請するのも当然です。

 「12月の利上げはない」と私は考えています。あったとしても、0.25%ではなく0.1%程度。市場は利上げストップと判断するでしょう。

 FRBは中立金利(2.875%-3.0%)を超えても(3.5%まで)利上げを続けたいでしょう。金利を高くしておかなければ、金融危機に見舞われたときに下げられないからです。

 けど、イエレンのクビを切ったトランプが許さない。



 日本のエコノミストのみなさんは、日経平均株価は12月後半にも25000円を超える、と予想されていますが、ほとんどの理由は、「12月の利上げ」にあります。



□ほとんどのエコノミストたちの予測
 FRBが利上げする→長期金利が上がる→ドルが上昇する→円安になる→日本の輸出産業に追い風が吹く→値がさ株が上がる→日経平均株価が上がる

 12月の利上げを織り込み済みで動いていますが、ほんとうにそうでしょうか。「年末株高」という結果は同じですが、出発点とプロセスが異なります。

□中島孝志の予測
 FRBが利下げを発表する→長期金利が下落する→ドル安円高になる→ダウ平均株価が大幅に上昇する→日経平均株価が連れ高する
 原因は真逆ですが、結果は同じです。ただし、私の予測では金価格は高騰します。

 トランプの戦略を考えるとき、いまダウ平均株価を暴落させ、中間選挙直前にはV字回復させておきたい。先週、ダウ平均株価を1100ドルほど下落させたのは「警告」です。今週が本番ではないでしょうか。

 どうなることやら。今週から来週早々には判明するでしょう。