2019年03月26日上がるのは「金価格」と「VIX」だけ?

カテゴリー中島孝志のとってもいい加減な市場観測日記」

 ただいま午前2時です。ブログ内容を差し替えます。
 ダウが弱いですねー。昨晩は60ドルの反発。深夜には続落。80ドル安。いま18ドル安。

 世界的経済後退つうこと? これで安倍政権は「10月の消費税増税はありません」と宣言するかも。なんたって、「利下げもありうる」とイエレンが発言してますからね。



 まあ、これはパウエル、イエレンそしてトランプの作戦勝ちということですな。

 株式市場が死んだわけではなく、暴落にしても乱高下を繰り返しますからね。トランプは来年の大統領選までは力づくで株価を上げるでしょう。事実、株価V字復活チャンスは4月にあるかも。
 
 世界的な低金利。アメリカでは短期金利が長期金利を追い越しちゃった。逆イールドカーブですね。5年ものが酷いね。







 怖いのはシティとドイツ銀行のデリバティブ残高でしょ。トータル120兆ドル。桁違いです。ドイツ銀行とコメルツなんて落ちこぼれが何行集まったとこで話になりませんわな。もち、ECBは利上げなんてできません、と一昨年から言ってたでしょ。爆弾抱えてるんだから、だれも火中の栗を拾いません。ドイツ首相だってイヤだ、と言ってたんすから。。。

 ドイツ経済、中国経済、米中摩擦、あちこちに爆弾の導火線がありますから、いざ、爆発しても犯人はわからんな。複合的、構造的なものですから。

 けど、ドイツ銀行の最大のお客は中国ですよね。王岐山の海航集団ですよね。フランスで崖から落ちて死んだトップの親玉が中国副主席の王岐山。焦げ付きは中共がなんとかしたんでしょうな。

 こんだけ金利が低くてもだれも借りない。設備投資しても需要があるかわからない。だから融資は不要。銀行は貸出先がないから預金は欲しくない。あったら困るくらい。預貸率でどうのこうのと金融庁から突っ込まれるからね。で、ハイリスクの債券に手を出す。そして焦げ付く。相変わらずです。

 金利を下げれば、社債は発行しやすくなるし、自社株買いが増えて株価も上がる。それが企業経営にもベターと以前「経済教室メルマガ」に書きましたよね。

 けど、「信用不安」は金利をこんだけ下げないとやってけないのか、と市場に見破られたことで発生したわけでしょ。景気悪いよね、と気づいちゃった。となれば、株より債券、金にマネーは向かいますよ。



 原油安は景気後退の兆候? 

 

 上がるのは金価格と債券価格にVIXだけ? REIT指数もあるわなあ、弱いけど。

 これでも日本人はタンス預金最優先。新券切り替えなんぞやったらどうすんだろ? 「キャッシュレス化」をアメリカから強要されてますからね。預金封鎖の防衛策としてタンス預金してるんでしょうけど、終戦直後、新券切り替えを免れたのは法人による株式購入(投資)でした。

 小さな会社つくっておいたほうがいいっすよ。

 久しぶりに経済の話をブログでしちゃいました。