2019年06月03日熱中症必至の大仙古墳。

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 さーーて、先週少し報告しただけでそれっきりになっておりましたが、名古屋原原の翌日は大阪原原でして、名古屋で熱田神宮と断夫山古墳を参拝したからには、大仙古墳と古市・百舌鳥古墳群に行かなくちゃ、とひらめきまして、そういえば、7月に世界文化遺産に登録されるとか。

 5年前にぐるり回ったことがありますが、まあ、登録直前にもう一度見ておこう、というわけです。

 名古屋から新大阪。そしてなんばで南海電車に乗り換えて目指すは「堺東駅」です。堺市役所21Fが展望フロアになってるわけ。

 駅からすぐですね。大型バスが横付けされてましたがな。やはり展望ルームから古墳群を見学するんでしょうな。


見渡す中でどれくらい古墳があると思います?

日本にどれくらい古墳があると思います? 前方後円墳はどれくらいあります?

 なんとボランティアの解説者が数人。私のトコにもツーッと寄ってきて解説してくれまんねん。いらんけど、聞かなくちゃ悪いかなと、うんうんう、へーそうなんですか、と適当に相づちを打ってまんねん。ここらへん、ほら、外面だけはいいから。

 「これから大仙古墳行かはるんですか?」
 「歩いていってきますわ」

 私、早歩きで時速10キロくらいなんすよ。市役所から拝所まであっという間。汗びっしょり。太陽を遮るものがありません。自販機もなし。古墳の周囲はつうと古墳古墳古墳。それに住宅と学校。



 大仙古墳は第16代仁徳天皇陵として治定されとりましてね。確たることは宮内庁が調査を禁止してますんでわかんないの。

 かつて昭和天皇はポツダム宣言受諾に先だって、各皇族を123代すべての陵に派遣されまして、「降伏やむなし」と奉告された上で受諾の御聖断を下されたらしいですね。

 陵は遺跡ではありません。皇祖の墳墓なんです。



 堀が三重ですから真夏は蒸しまっせー。7月登録でメディアはやいのやいの大騒ぎすると思いますけど熱中症必至ですな。





 帰りはJR百舌鳥駅から三国ヶ丘駅。南海電車に乗り換えてなんば駅。

 あれ、コロッケそばがある!

 南海電車の立ち食いそばかー。これは食べなくちゃ。思わず大盛りコロッケそばを注文。

 ・・・。いままで食べことがないコシのなさ。茹で過ぎやん。ぐにゃぐにゃ。いくら立ち食いでもいい加減な仕事したらあかんな。一口だけ食べて返しました。もったいないから食べなくちゃ、とは考えないの。短い人生で一食分損したと考えるから。

 やっぱちゃんとした蕎麦屋さんに行こ。といっても、四天王寺までガラガラ牽いてくのは嫌や。そうだ、ホテルのそばに「守破離」があったような。堂島店ね。4時までやってんのかー。間に合いそう。名古屋駅を8時に出てきた甲斐がありまんねん。

 喉からから。ビール呑まなくちゃ。