2019年08月20日残暑厳しき折ですが・・・確実に秋に向かってますね。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 昨日の「通勤快読」で、今年はあかいえ蚊に遭わないなあ、とこぼしていましたが、なんと蚊に刺されてしまいました。

 トホホ。油断大敵ですな。油断禁物ともいいますけど。

 天災は忘れたころにやってくる、と喝破したのは、漱石の弟子で物理学者の寺田寅彦でした。

 そうそう、寺田寅彦の本は面白いですよー。学生時代に読破しましたけど、去年、全冊買い揃えてしまいました。いずれ「毒書倶楽部」でも取り上げて講義したい、と思います。つうか、9月からの東京原原(第19期)は年間12回つまり毎月講義しますので、どこかで2時間半テーマにそっと入れちゃおっかな。漱石も2回目の全集買い込んじゃったし。。。

 さて、蚊は忘れたころに刺してくる、ものでして。そうか、暑さが少し緩んでましたからねー。あいつらもようやく動ける温度になったんでしょうか。

 秋立つ日詠める.
 秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる
 藤原敏行ですね(古今和歌集)。

 「秋立つ日」とは立秋の日のことですが、今年は8月8日だそうです。
 大暑から数えて15日目ごろ。朝夕涼しくなり、秋の気配が立つ。立春からちょうど半年。この日から立冬の前日までが秋とれています。

 もち、残暑厳しいどころか、1年でいちばん気温が高くなる時期ですよね。

 朝晩、横浜でも暑さが緩み、ああ、秋がそこまで来てるなあ、と感じますね。最近はサーファーが年中チラホラいますが、近くの海も淋しくなる頃です。

♪いまはもう秋 だれもいない海♪

 あっという間に時間が過ぎていきますね。