2008年01月28日さすが大相撲!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 いやぁ、迫力満点の大相撲でしたね。強い朝青龍。もっと強かった白鵬。
 たいしたもんです、モンゴル相撲。こりゃ、あちらでも国技になるかもよ。

 さて、今場所最高の殊勲は朝青龍でしょ。こんだけ毎日、マスコミに露出すれば大相撲も注目されますよ。そうすりゃ集客だっていいほうに転がっちゃう。
 満員御礼が8回もあったのは、すべて朝青龍のおかげ。高砂親方のちゃらんぽらんが相撲協会を救ったんです。相撲協会は朝青龍と高砂親方に足を向けては寝られませんよ。

 千秋楽で相星対決。で、ヒールが負ける。こんな心憎い演出はなかなかできるものではありません。いよぉ千両役者!

 どんなドラマでも善人ばかりじゃ面白くないのよ。マンネリになっちゃうもの。やっぱ、ヒールがいないとね。その点、いまの大相撲にはヒール、それも強い強いヒールがいるじゃありませんか?

 朝青龍がいない大相撲を想像してみてください。日本人の新弟子は閑古鳥。いじめで殺人まで行われる。弱い日本人力士・・・凋落の一途をたどるでしょうな。

 朝青龍がいるかぎり、大相撲は永久に不滅なんです。この際、朝青龍のやることは治外法権。勝手気ままにやらせて、「事件」を次々に起こしてもらってはどうでしょうか?
 そのつど、ニュースになる。相撲協会としては、最高の宣伝になりますよ。


懸賞48本! この不況期に偉い!

 相撲は神事であり国技なんですけど、日本人向けのスポーツでもありますね。
 無差別級でしょ? でありながら、柔よく剛を制すこともたくさんあります。勝つべき人が勝てない。だれと取り組むかという運もあります。
 心技体が充実していないとやはり勝てない。

 それと大切なことは、スターが2人いるということ。東の横綱、西の横綱。互角であってこそ、相撲界が盛り上がるわけで、1人横綱なんてつまんないのよ。

 自民党と民主党。ねじれ国会のために、法案が遅々として進まない?
 でもね、小泉時代みたいに自民党が強すぎたら大変なことになるのよ。対立軸が拮抗しているという状態が実はいちばんバランスが取れてるんですね。

 ガソリンの暫定税率について、自民党は議員立法で押し切るつもりでしょうけど、この議員立法というのは国会で審議されること無しに進んでしまいますからね。
 25円安くしたらどうなるか。議論が熱くなるからこそ、国民がチェックするようになるわけでしょ。
 「1人横綱」は国民不在の政治になりかねないわけです。要注意です。

 さて、今日はキーマンネットワーク特別講演会です。ベストセラー『無法バブルマネー終わりの始まり』など、サブプライム問題を2年前から警告していた松藤民輔さん(株式会社ジパング代表取締役)の講演です。めったに講演しない人だけにお楽しみに!