2008年12月25日「成功する5シクミの法則」 中島孝志著 ソフトバンクバブリシティ 1260円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 日本では5万部しか売れなかったのに、韓国版がなんとあちらで20万部も売れてしまい、版元のランダムハウス・コーリアから「続編でこんなのどう?」と出版依頼。日本語で企画書を送ってくる熱心さ。ホントはほかにもいろいろ仕事があったんだけど、「よし、やるか!」と発奮。

 本日、ようやく出版。日韓同時発売となりました。

 これでも、私の本は韓国版・中国版に100冊くらいは翻訳されてるのよ。でも、20万部を超えることはありません。今年、韓国の全出版物のなかで第6位! ま、こんだけ出版してればね、こんなこともありますよ。プロデュース本ではミリオンセラーも何点かあんだけど。
 新刊もそんだけ反響があるといいけどね、版元は売る気満々、やる気満々。

 参考までに、韓国バージョンはこんな装丁です。


20万部売れても・・・猛烈なウォン安円高だからなあ。

 内容は、どんなヤツでもこのシステム=仕事のシクミがわかれば、ちゃちゃっとできるヤツになる、という本。
 毎日残業続きのあなた。要領の悪いあなた。なかなか結果を出せないあなた・・・向けの1冊かな。

目次
第1章 成功する人の 仕事のシクミ
■オンリーワンでなければ生き残れない!
■考えた仕事をする
■ゼロベースで考える
■情報を多面的に集める
■ポジティブに考える
■人と真逆に動く
■同じものを見て違うことを考える
■早起きを習慣にする
■意識を高める

第2章 成功する人の 時間のシクミ
■朝の時間を有効に使う
■さっさと動く
■周囲の人に宣言してしまう
■5分前行動を心がける
■メリハリをつける
■時間のへそくりをする
■電話魔になる
■他人を利用する
■残業しない
■ルール化する

第3章 成功する人の 速読のシクミ
■必ず結果を出す
■すべてを熟読してはいけない
■調べるのではなく考える
■知的スパーリングを愉しむ
■声に出して読んではいけない
■目次を利用する
■1週間の精読よりも10分ずつ3回読む
■3段階に分けて読む
■エッセンスをピックアップする
■読まず嫌いの本を読む
■脳のメカニズムを速読に活用する

第4章 成功する人の 手帳のシクミ
■夢をかなえる
■手帳に書き込む
■いつも手帳を携帯する
■会いたい人に会う
■手帳で未来を切り開く
■4色ボールペンを駆使する
■チーム全員のアポをガラス張りにする
■手帳を脳を活性化させる

第5章 成功する人の 人脈のシクミ
■会社の人脈、個人の人脈
■死火山、休火山の人脈を活火山にする
■さりげなくアピールする
■時代遅れのほうが好印象を与える
■名刺は最初の切り札
■ブログとメルマガで人脈を広げる
■勉強会、交流会に参加する
■一人だけ知り合えればいい
■今までの自分を壊す
■人脈作りのシクミを作る
■どんどん増殖するシクミを作る
■一流講師をタダでよぶ
■講演しない人に講演させる
■カネよりもコネとホネを大切にする