2009年06月12日来週火曜日は中島孝志の講義です。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 麻生さん、股肱の大臣より民間の1経営者を優先させるそうですな。
 鳩山さんを切って西川さん続投方針だとか。

 「政局にするぞ」と小泉さんに脅かされたんでしょうか。米国の圧力でしょうか。鳩山さんなら我慢してくれる、とでも考えたんでしょうか。

 いずれにしても、政治家として晩節を汚しましたなあ。いや、「俺もホントは西川なんてヤツ辞めさせたかったんだよ」とシレっと言い出すかもしれませんな。いつも通り。

 米国は1.8兆ドルの国債発行を前提に金融危機に対処。今後10年間で10兆ドルは発行しないといけない。当然、郵貯380兆円は喉から手が出るほど欲しい。つうか、「輸出企業を殺したくないなら出せ!」と脅かして内諾を得ているでしょうね。

 検察を使ってでも民主党に政権を移したくないのは、この約束が反故にされるから。シナリオが狂ったらオバマも終わりですわ。

 その米国債ですけど、ロシアが叩き売ると発表したとたんに価格下落=利率上昇。日本も売りたいけど、まあ無理でしょう。「売りたい」なんて漏らしちゃうと、中川昭一・前財務大臣みたいに一服盛られて失脚させられちゃうもんね。
 
 それに米国債たって、日本が購入した債券は日本国内にはありません。NY連銀の地下金庫に「保護預かり」されてんのよね。米国が破産したら紙くず。米国に嫌われたらたぶん没収。

 一方、民主党は日本郵政幹部を告発。さらに特別背任で西川さんを的にかけると思う。
 新進党以来、小沢さんがだんだん中国寄りにスタンスを置いてきた理由も、日本に味方がいないから。角栄さんの失脚を間近で見てるだけに米国のやり口は熟知。米国とのパワーゲームに対抗するためにもチャイナカードを温存してるんだと思う。

 日本にとって、西川さんが社長のまま居座った方が問題を埋没させないためにも好都合。本番はこれから。

 このゴタゴタでマスコミが騒いでくれれば、「自民VS民主」という争点から「郵政民営化中止VS郵政民営化推進」へと国民の目をそらせることができるってもんです。そうなりゃ自民大敗北がたんなる敗北で済むかもしれない。自民にとっちゃ鳩山邦夫さんは救世主なのかもよ。

 鳩山さんがどう動くか・・・。


 さて、2回続けて特別ゲスト講師が登場されましたんで、すっかりご無沙汰です。
 来週16日は中島孝志が講義します。ええっとなににしようかな。そうだ、あれにしよう、あれあれ。

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 ま、来月、マガジンハウスから発売する本のタイトルなんだけどね。
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 メンバーはご参加ください。

 第8期原理原則研究会は来月で修了。すでに来期の参加予約メールが続々と届いてますが、正式な募集開始は7月22日からです。つまり、最終日の翌日。というわけで、しばしお待ちください。