2011年11月24日「国家連鎖破綻が、日本経済の夜明けを告げる」 松藤民輔著 徳間書店 1575円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

第1章 マネーのゴールドラッシュ―金の本格上昇はこれから始まる
第2章 すでにアメリカは2番底に突入した―人間を幸福にしない経済モデルの終焉
第3章 デフォルトのドミノ倒しが始まる―ユーロ解散をだれが最初に言い出すか?
第4章 ユーロ危機が中国経済を締め上げる―外貨に依存するパラサイト国家の終焉
第5章 21世紀はバクテリアの時代―世界を救う新技術が日本から生まれる

 ご存じ、松藤さんの最新刊ですね。松藤さんといえば、ミスター金(ゴールド)。

 2007年に入ると、すでにサブプライムローン証券がアメリカ経済破綻のトリガーになる、と予測してましたね。サブプライムなんて、日経新聞にもぜんぜん載ってなかった時でした。

 金と円の独歩高とも。ユーロ破綻、とくに英国。当時、日の出の勢いだった中国は完全なるバブルとも。

 いまや、みなが目の前で観ている風景ですよ。4年前にはなんにも見えなかった。

 いまや金がどこまで高くなるのか、円高がどこまで進むのか、小学生でも話題になるほどです。

 本人はいまさら金価格の動向など、本心では飽きちゃってるんじゃないかなあ。猫も杓子も2000ドル突破、と言い始めてますもんねえ。
 
 けど、まだだれも気づいていないことがあります・・・(続きは会員のみ視聴できます)。詳細はこちらからどうぞ。