2015年06月11日東京原原レポです。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 最初にご連絡。「聴く!通勤快読」のほうだけですけど、決済会社がGMOペイメントゲートウェイつうとこなのね。
で、音声配信管理会社に連絡があったそうです。「サーバーを入れ替えたので今月の引き落としは間に合わず、来月一緒に引き落とします」だと。つまり、リスナーの皆さんは今月分は来月にまとめて引き落とされる、つうことですのでご留意ください。
 困るのは誰か? 私だけ。だって今月は振込がないつうことだもんね。ま、来月あるならいいけどさ。

 「読む!通勤快読」とは配信管理会社も決済会社も別なのね。で、こちらは今回のようなトラブルはありません。まあ、こちらにすべてまとめてもいいんだけどね。「分ける」ということがリスク管理でもあるしなあ。。。


 さて、5月30日と6月9日の2回とも「マーケティング実践編」でした。「哲理編」に続いてやったんだけど、1回で終わりませんで、2回連続講義となりました。新潟原原からの参加もありぃの、なかなかでやんした。

 とにかく、どうすれば儲かんのよ? だから、こうすりゃ儲かるぜい、つうお話ね。
 おもな内容は以下の通り。

■第1部:まくら。
・2050年に人口1億を切る日本。
・少子高齢化でビジネスはこう変わる!
・2050年、女性の平均寿命は90歳。
・2人に1人が90歳。
・「介護シニアは地方に行きなさい」の大間違い。
・2040年、団塊ジュニアも70歳。
・消費は70代女性がリードする!
・エンゲル係数が一番大きい世代はどこだ?
・流通もグルメも旅行も映画も観劇もシニアで儲けろ!
・コンビニと調剤薬局。どちらが多い?
・このままだとTPPで薬局は全滅する!

■第2部:「日本最強のコンサルが指南する!売上10倍増のマーケ」
・なぜ日本には外資系の旅館がないのか?
・ケーススタディ「星野リゾートの経営」
・「おもてなし」と「サービス」
・レッドオーシャンを捨てろ!
・どうせ苦労するならブルーオーシャンで戦え!
・勝てる土俵はどこにある?
・なければ探せ!なければつくれ!
・マイケル・ポーターの差別癌略
・「ランチェスターの法則」基本の基本
・2番手が勝つ方法
・ケーススタディ「セブンイレブンの経営」
・セブンカフェの戦略!
・コンビニが狙う世代は?
・あれもこれもいらない!一点豪華主義ていけ!
・「ネットスーパー」と「トラベルヘルパー」
・マクドの凋落
・マクド・マーケの勘違い
・2016年、ハンバーガー戦争が始まる!
・価格ヘゲモニーはだれが持っている?
・「のれん」と「ブランド」
・朝食をブランドにして売上5倍増のホテル
・この勝ち組企業も必死にブルーオーシャンを探している!
・ケーススタディ「ユニクロの経営」
・勝利のマーケ「ボトム・オブ・ピラミッド」
・勝利のマーケ「コーズ・リレイテッド・マーケ」
・勝利のマーケ「アンバサダー・マーケ」
・富山の置き薬商法とグリコ、ネスレ、ファミマ
・勝利のマーケ「バイラル・マーケ」
・「最高のお客様」を「最高の伝道師」に変えよ
・勝利のマーケ「TEASEマーケ」
・貧困層相手に成功したグラミン銀行
・大成功の道の駅、大失敗の道の駅 そのちがいはここにある!
・お客様をひきつけるソフト
・ケーススタディ「海士町の経営」
・マーケでV字回復した離島
・地産地消から地産地商に転換する!
・なにを武器にするか?
・ないものねだりはバカの証明
・ないものねだりは「あるもの」に気づかない
・「お荷物」に注目! 短所こそ長所! 欠点こそ個性!
・勝利のマーケ「OMNIマーケ」
・東京ガールズコレクション
・電子書籍をマーケに活用する!
・ベストセラーはこうしてつくる!
・一見さんを信者にできるか?

 どうして成功したのか、なぜ失敗したのか。こんなこた簡単です。気づかないのは、失敗を成功と勘違いしてるケース。これ、多いです。

「ぎょうさんお客さん来てんねん。すごいやろ」
「3倍は来んとあきまへんな」
「!?」  

 つい最近のこと。こんなんて成功したと勘違いしとったらあかんがな。店に入った瞬間、わかりましたがな。あ、ここ、花がない。『花燃ゆ』と同じや。主役になりそうなタマはたくさんあんのに、中心に座る花がない。だから落ち着かない。
 
「こんなんすぐ真似できまっせ。で、1割安くされたらどないします?」
「!?」

 変えなくていいの。まだ競合店いないんだから。でも、いまのうちに次の手、用意しとかなくちゃ。

 「売上が止まったら連絡してちょ。売上3倍増の方法ありますから」
 「!?」

 マーケはおもろいなあ。専門だからね。

 まだまだ講義することあんだけど。2回でも終わりませんでした。けど次回は幸之助経営について連続講義。これで第14期東京原原は修了。つうことで、残りは来期講義します。どうせまたちがう話をするけどさ。


 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「知っていますか、任那日本府 韓国がけっして教えない歴史」(大平裕著・PHP・1185円)です。