2016年02月13日今日から「和倉温泉加賀屋さん、小田相談役の講話を聴きながら、35年連続1位のおもてなしを体感するツアー&冬の金沢しっぽりツアー」です。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 覚えられないっつうの。長いんだからさ。ま、長くしたほうが具体的でいいわけでね。

 さて、これは民主党のセンセだとばかり思ってましたよ。だって、年増の女子アナと路チューしてたセンセが脳裏に焼き付いてましてね。SPEEDI情報をまったく知らせず、いたずらに地域住民を放射性物質で汚染させた、つうあの人。

 けど、自民党のセンセなのね。選挙があるからさっさとトカゲの尻尾切り。で、このセンセ。前の奥さんは許してくれなかったみたいですけど、2番目の奥さんは「恥かいてらっしゃい!」と送り出したとか。奥様の一本勝ち。「女」を上げました。

 で、「男」のほうは・・・辞職するならするでそれなりのパフォーマンスがあるでしょ。あのカンチョクトさんだって、不倫がばれたら突然、「お遍路さん」の真似してごまかしたんですからねえ。先達を見習わなくちゃ。政治家は。

 でね、このセンセ、京都から出馬しとるようですね。なら頭を丸めて修験者のカッコして記者会見に臨まなあかんわ。「これから支持者に土下座をしてまいります。そのまま聖護院から金峯山まで回峰行にまいります」くらいはいわんと。残念やけど、こんなんでは次はありませんな。
 幸い小物なんだから誰も覚えちゃいないし、後追い取材はありません。この1回に賭けなあかんわ。

 ま、ご家庭の仲は知らんよ。女の恨みは深くて大きい。無事ではスマンわな。

 そうそう、京都どしたら、「鉄輪の井戸」つう話がありますわな。

 その昔、堺町松原下ルに夫婦がおりまして。夫が不倫して、嫉妬深い妻は怒り狂って呪いの願掛けをします。
 それがまるで映画「八墓村」。「祟りじゃ〜」つう感じ。顔に朱をさし、身体に丹を塗り、頭に鉄輪(五徳の鉄輪)、足にはそれぞれ蝋燭さして、口には松明。で、丑の刻まいりは貴船神社へ・・・。満願は7日。でも、6日目に井戸で命尽きちゃった。
 
 これが「鉄輪の井戸」伝説の始まり。

 この井戸の水を飲ませたら、どんな縁でも切れちゃう。で、この水を求めてたくさんの人が詣ります。

 京都にはこんな話がたくさんあんの。去年、「京都怨霊ツアー」で原原メンバーをお連れした安井金比羅神社もそうです。おどろおどろしかったでしょ。

 世阿弥の「鉄輪」にもなりました。丑の刻まいりってのはここから来たわけ。

 いまも鉄輪の井戸は町家の中にあんの。狭い路地をすーっと通ると碑があります。この前ちょっと見たら、ペットボトルが置いてんの。ぞっとしますわなあ。「縁切り祈願」にきてるわけでしょ。

 平成の代でっせ〜。女の恨みは怖いなあ〜。男かも知れんけど〜。

 江戸時代になって、さすがになんとかせえってんで、隣に稲荷明神が祀られるようになりましてん。夫婦和合、福徳円満の神=命婦稲荷神社ですな。

 御利益は縁結び。いとも簡単に縁を切っちゃう怨霊ですから、縁をつなぐのも簡単っしょ。パワフルなわけよ。強い怨霊は味方にしちゃう。だから怨霊なんて言わない。気分害しちゃうからね。で、御霊というようにします。京都にはあちこちに御霊がありますわな。だれも怨霊神社とは言わない。強いモノには逆らわない。で、包み込んでしまう。こういう知恵が列島を生きてきた知恵なんでしょう。

 この原理原則は対アメリカでも同じ。大陸、半島に対しても同じ。東アジアとの関係史を振り返ると痛感しますな。

 まあ、死霊よりも生き霊のほうがはるかに怖いんだけどね。せいぜい注意しましょうや、ご同輩。