2010年02月10日「坂本龍馬に学ぶ33の仕事術 日本を洗濯致したく候」 中島孝志著 マガジンハウス 1365円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 今月はマガジンハウスから2冊出版します。うち、1冊がこれ。

 昨年末、編集者と打ち合わせしてたら、

 「中島さん、龍馬好きでしょ?」
 「嫌いな人、いないと思うよ。司馬遼さんの『竜馬がゆく』はベストセラーだしね」
 「来年、福山の龍馬伝じゃないですか」
 「そうだね。龍馬役は内野聖陽さんがいちばんしっくりくるな」
 「『仁』ですね」
 「そう。あれ、巧い」
 「いままでの著作でも龍馬について少し書いてますよね」
 「うん」
 「龍馬でビジネス書できませんかね?」
 「できますよ。あの人、ビジネスマンだもん」
 「じゃお願いします」
 「!?」

 で、ビジネスパースンとしての龍馬を考えると、いったいどんな特長があるのか? アトランダムにあげたらなんと33もありました。

 龍馬が龍馬であり、いちフリーターが日本中のVIPと人脈を築いてダイナミックな仕事を成し遂げられたのには「理由」があるんですよ。
 たまたまじゃないの。龍馬はかなり周到に準備してその能力をマスターしたんです。この能力こそが一目置かれる「きっかけ」になったんです。
 それからの龍馬は、周囲に飛び交っているたくさんの情報の中から「本質」のみピックアップして再構成。そして自分なりに未来予測をしてたと思う。
 
 この本、歴史家や作家の皆さんが解説するような「手垢の付いた内容」ではありません。新説だらけ。でも、こう考えたほうが素直に納得できる・・・龍馬観だとわたしは自負しております。 
 
 てなわけで、?龍馬の人間的魅力、?龍馬の地頭の良さ、?龍馬の超常識発想力、?龍馬の0ベース発想力、?龍馬の危機感と突破力、?龍馬のPRの魔術・・・に分類し、計33の仕事伝を解説してます。
 日本人がいまいちばん勉強すべきは坂本龍馬なのかもしれません。

 いきなり宣伝でゴメンネゴメンネ〜〜。詳細はこちらからどうぞ。