2016年02月22日これから注目すべき新刊。。。

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 3月の新刊です。平川さんの本は力作です。パナソニックで平社員から営業戦略担当幹部として活躍。とくに北米パナソニックでは自動車メーカー相手に獅子奮迅。某P社の牙城を切り崩してシェアを完全に塗り替えしてしまいました。

 彼の戦略思考が学べるだけでなく、山下俊彦さん以降、パナソニックの歴代経営トップのもとで仕事をしてきた、という巡り合わせがなんとも面白い。エピソード満載。ただいま、ジャーナリストによる辛口パナソニック本がたくさん出版されてますけど、「真実=ホントの話」はすっぽり抜け落ちてますね。

 ホントの事情を知っているのはたいてい2〜3人ですよ。パナソニックはメディアで話題になる決断の連続でしたが、ああ、あれはこういうことだったのか、とようやく悟る「貴重なインテリジェンス」がちりばめられている1冊だと思うな。



 3月の東京原原は、メンバーである平川さんの出版記念講義です。「通勤快読」メンバーもぜひ聴講に来てください。ただし、この本が入場料がわりです。もち、原原メンバーも購入して、当日、ご持参のこと。

 原原メンバーでは、名古屋原原の吉川さん(宝蔵院住職)が去年(高野山1200年開創記念)、空海本を3冊上梓されました。手塚治虫、ジョージ秋山さんとのコラボです。近々、大手暴力団・元大幹部の「営業トップになるための本」が電子書籍で刊行されます。
 松藤民輔さんの「恐慌本」も今週、電子書籍になります。チャートをふんだんに駆使して、これからの日本と世界経済を予測しています。彼のパースペクティブはやっぱりさすがです。

 ついでに、私の新刊も出ます。紙の本は原稿4冊分、出版社に渡してますので、続々と出るでしょう。電子書籍は15冊くらい出版されると思います。




 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「古代史の謎は「鉄」で解ける」(長野正孝著・PHP・864円)です。