2016年05月30日原油20ドル、株価2万円回復の根拠。。。その3

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 こんにちは、滝川クリステルです。そういうわけで、続きです。
 その前に・・・次回のピーピーぴよこちゃん倶楽部ですが、とんでもない「大物ゲスト」にご登壇頂けることになりました。

 で、どうしてもこの方の投資スキルを勉強したい、教えてもらいたい、ご紹介したい・・・ので、次回ぴよこちゃん倶楽部は6月25日(土)午後6時より開催とさせてください。ユダヤ人資産家の利殖指南を長年されてきてめちゃ凄いパフォーマンスをあげてきた方です。

 当初お知らせしていた7月3日(日)は、アメリカ企業視察のため渡米せなあかんので不可能となりました。誠に誠に申し訳ございませんが、万障お繰り合わせの上、6月25日(土)、ぜひご参加頂ければ幸いです。
 その代わり、9月(開催日調整中。6月早々お知らせします)に「おまけ」として「ピーピーぴよこちゃん倶楽部 特別講演会番外編」を開催します。もち、無料ですよ。

 もちろんレポはまとめますので、万が一、参加できなくても「コンテンツ」をお伝えできると思いますが、「閃き」はゲストのお話を伺いながら刺激をおおいに受けてゲットしてください。

 聴かないと後悔します。4月も5月も参加できなかった方は大損した、と実感されていると思います。


今年後半の予言どす。

 ま、景気が上向かない。株価がさえない。円高がすべて悪い・・・「アベクロミクスは失敗じゃ〜!」と能なし野党はやいのやいの言っとります。ま、評論家は安全地帯でぬくぬくと好きなことを吠えられますからラクチンどす。野党に任せてたら日本経済(政治も)は奈落の底だったでしょ。

 でね、上向かない、さえない、円高が悪い・・・つうけど、いまの日本経済、そして消費活動を見たら、世界中の人たちは「どこがさえないの?」とクビをかしげるでしょうね。

 エコノミスト、アナリストにしても、どんな悪材料があってこんなに投資も消費も上向かないのか不思議がっとるでしょうな。

 すべては「マインド」が上向かないからですね。設備投資するにしてもシャープみたいになりたくないしぃ、消費が上向かないといっても欲しいものないしぃ。金はあんだよ。欲しいものがないの。

 「とりあえず貯金しとるわけよ」

 こんな調子でしょうね。個人資産1700兆円。利益剰余金354兆円。対外純資産は過去最高(2015年末時点で339兆円。ドイツ195兆円、中国192兆円)。つまり、個人、法人、国家。どれをとっても世界一のお金持ち。

 日本はお金の三冠王です。

 でね、一昨日少し触れましたけど、ルーさん(ルー大柴じゃないよ)が奇しくも指摘されてましたが、「日本は外需ではなく内需に目を向ける必要がある」。これ、ある意味で大正解なんすよ。

 けどね、日本はいまのいままでずっと内需国家なんですよね。輸出依存度はたいてい10%台前半ですからね。あの高度経済成長期でも11%くらいだったんじゃないかなあ。参考までに、お隣の韓国のデータをご確認ください。どのくらい凄いか。。。原原ではとっくにこういうお話はしましたね。

 で、いまの株価一喜一憂モードつうのは、尻尾に身体が振り回されてる犬みたいなもんでね。ちょっと視点をずらすと、あれ、これ凄くない、みたいな銘柄、セクターがあんのよね。





 選挙まで、選挙後、短期勝負、長期保有、株式と債券、金(ゴールド)、そしてドル高トレンド投資・・・イベントリスクの要素。テロ一発でダウは暴落、金と円は暴騰。







 マザーズは赤字でも上場できますからね。シニアマーケの1%くらいしかないけど、暴騰も暴落もあるのがジュニア。

 で、これからの成長セクター。つまり、政府が依怙贔屓しそうな銘柄、セクターを勉強せんとね。これは現場を熟知した「ホンモノのアナリスト」のご登壇を期待したいよね。ま、6月のゲストはそんな方っす。ユダヤの超資産家が行列をつくって指南を受けてる、つう方ですよ。


 市場介入はせんけど、量的緩和はするでしょ。80兆円から100兆円に広げるんとちゃうかな。タマはまだまだありますからね。


 でね、「マイナス金利」についてコメンテーターの人たちもあまり詳しくないと思うのよね。大切なことが抜けてるつうか、知らんのだろうな。

 日本は3つの箱を用意しました。
1視力検査並だけでゼロ金利ではけっしてない、0.1%も金利がつく箱。
 これ、210兆円の当座預金がありますからね。黙っていても2100億円も儲かるのよ。「失われた20年間」はわれわれ預金者からガリガリ亡者に付け替え=所得移転が行われてきた、つうこと。
2ゼロ金利。
3マイナス金利。ほんの一部。ビールでいったら泡ほどにもならんボリューム。

 「マイナス金利のせいで経営が苦しくなる!」と嘆いてる金融機関は、自分たちの商売下手をアベクロミクスに責任転嫁しとるわけでね。

 ま、来年末くらいまでがモラトリアムでしょ。なんの? 全額マイナス金利化までの猶予期間つうこと。海外では全額そうっすよ。だから、預金するより真剣に投資先を考えてるわけでね。

 えげつない銀行でもさすがに個人預金者にはマイナス金利を課さないでしょ。けど、「全額マイナス金利にするかんね」と言い出したら、法人預金については、「すまんの〜。手数料くれんかの〜」つうことになると思うのよ。

 本気で投資先を考えるようになるかもしれんし、どうせとられるなら設備投資しよか、優秀な人材確保のために人件費増やすか、手数料とられてもいいからとりあえずなにもせんとこ、つう判断もあるでしょうしね。

 いずれにしても、マネーが動き出します。

 マネーが動かない。凍りついてる。だから景気が悪いわけでしょ。

 メガバンクはええけど、地銀とかどうすんだろ? 2018年から共同出資して資産運用? 間に合うんかいな? ボリューム増やしたところで、「全額マイナス金利」を課せられるようになるかもしれんのよ。



 でね、昨日ご紹介したデータの1つでっけど、なにが言いたいか気づいた人います?


この金、ぜ〜んぶ米国債に変わらんかな・・・FRBの本音。

 近接未来ではパリ協定もそう、古くは国際連盟もそう、で、この「逃避資金ストーカー法」もそう。利上げもそう。アメリカつうのはいっつも自分の利益だけ。

 で、TPPの本質はなんなのか? 最終着地点はなんなのか? 6月の原原(「まくら」)で詳しくお話しましょう。  

 
 さて、解散総選挙ですけど、参院選直後じゃないっすか〜。都知事選と同日になるでしょ。
 与党候補は橋下徹さん、あるいは小泉進次郎さんでは? つうかこのくらいの候補者じゃないとあかん。「都知事選×衆院解散総選挙」がシナジーになる方程式を描かんとあきまへん。


 さて今日の「通勤快読」でご紹介する本は「いいとこ取り! 熟年交際のススメ」(西原理恵子著・新潮社・562円)です。