聴く!通勤快読
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中島孝志の聴く!通勤快読 7つの特徴
- たんなる書評ではありません。日本を代表する政治経済のインテリジェンス人脈をベースに、テレビや新聞・雑誌では知り得ない「価値ある情報」を提供します。
- ビジネス書や政治経済本だけでなく、小説やノンフィクション、歴史書、エッセーもカバーします。話題のベストセラー7割、ロングセラー2割、いち押しのユニークな本1割とお考えください。
- 月〜金の平日深夜0時に更新します。月間25冊・年間300冊。1冊当たり約40円です。
- アナウンサーではなく、中島孝志の肉声による臨場感たっぷりの語りです。
- 仕事のヒントだけでなく、なによりも「感動&元気」をお届けします。
- 音声だけでなくテキスト付きですから、多忙なときは斜め読みできます。ケータイでもOK!
- ゲストを交えたオフ会を開催します。(『村西とおるの閻魔帳』著者・村西とおるさん−10年6月開催済)
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2025年9月12日(金)
「そしてドイツは理想を見失った 前編」 川口マーン惠美著 946円 KADOKAWA
現代ドイツを切り口に「理想」と「自由」の関係までを考察した渾身の1冊。
第二次世界大戦後の泥沼から理想を掲げて這い上がり、いまや世界最強国家の1つともいわれるようになったドイツ。しかし、その実情はといえば、理想主義に足をとられてエネルギー・難民政策に失敗し、EUでもオーストリアのクルツ首相はじめ、「反ドイツ」の動きが止まらない……。
そして、盤石だと思われていたアンゲラ・メルケル政権は、2017年の総選挙で実質的には敗北を喫し、右派政党AfD(ドイツのための選択肢)が躍り出た。あの「民主主義の優等生」が、いつの間にかこうした混乱に陥っていたんです。
「理想のない政治はよくないが、政治が理想に支配されてしまうと、国家は破綻する」
ドイツ在住30余年、その内実を現場から見つめつづけた川口さんは語ります。
ドイツがその理想を託すEUは、このまま空中分解してしまうのか? 日本で報じられないドイツメディアの日本・中国評から、「自由」と「規制」の関係までを深く考察した、どうしてもいま日本人に伝えたい「理想」「自由」「国家」の本質です。 -
2025年9月11日(木)
「昭和の謎 後編」 本橋信宏著 1,980円 大洋図書
続きです。
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2025年9月10日(水)
「昭和の謎 前編」 本橋信宏著 1,980円 大洋図書
本橋信宏さんが見つめた、熱狂と影の時代。
「昭和31年生まれ、バブル焼け跡派」の著者が贈る、私的昭和史。深夜ラジオ、少年漫画、ビートルズ、そして3億円事件や731部隊の影――。昭和の残像を感じる、懐かしい記憶が蘇る、単なるノスタルジーを超えた「改めて」昭和を感じるために……。私たちが懐かしく思う昭和の風がこの本にある。
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2025年9月9日(火)
「倍音 音・ことば・身体の文化誌 後編」 中村明一著 1,980円 春秋社
続きです。
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2025年9月8日(月)
「倍音 音・ことば・身体の文化誌 前編」 中村明一著 1,980円 春秋社
美空ひばりのカリスマ、小泉純一郎のリーダーシップ。彼らの影響力には「倍音」という、目には見えない音の秘密があった!
風鈴の音を楽しみ、鈴虫の鳴き声を愛でるのは、世界でも日本人だけ。他の国々の人には雑音にしか聞こえていない音をわれわれが感ずることができるのはなぜか。
はたまたモンゴルの「ホーミー」やオーストラリアの「ディジヤリドゥ」、インドの「シタール」からブルガリアの「ブルガリアンヴォイス」まで、人々を魅了する不思議な音の謎を解く。
脳科学の知見からもさまざまな効果・影響が探られている不思議な音「倍音」のすべてを、世界的な尺八奏者がいま明らかにする。お笑い芸人が売れるための鉄則から、古来より伝わる秘伝の呼吸法「密息」までつなぐ画期的身体文化論です。
目次は以下の通り・・・。
はじめに 第三の耳 最後に残された「魔法」
第1章 不思議な現象
第2章 倍音とは何か
第3章 メディアを席巻する倍音
第4章 日本という環境・身体・言語
第5章 日本文化の構造
第6章 超倍音楽器、尺八
第7章 人間にとって音、音楽とは何か
終章 未来の響きに耳を澄ます
あとがき -
2025年9月5日(金)
「境遇」 湊かなえ著 669円 双葉社
主人公は36歳の女性2人。この対比がキモ。
一人は政治家の夫と幸せな家庭を築いて、さらに絵本作家としても活躍中。もう一人は天涯孤独の新聞記者。ふたりは親友。そして生まれてすぐ親に捨てられた過去を持つことも共通しています。
ある日、「世間に真実を公表しなければ息子の命はない」という脅迫状。絵本作家の息子が誘拐された。
真実は一体何なのか ……。 -
2025年9月4日(木)
「石油で読み解く「完敗の太平洋戦争」 後編」 岩間敏著 880円 朝日新聞出版社
続きです。
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2025年9月3日(水)
「石油で読み解く「完敗の太平洋戦争」 前編」 岩間敏著 880円 朝日新聞出版社
筆者は元石油公団理事。その「石油屋」が、「アブラ」を縦軸にして太平洋戦争を読み解く。
航空用ガソリン精製の日米技術力格差、真珠湾攻撃の「石油施設見逃し」事件、サハリン・中国・中東の油田開発の大失敗、さらには、タンクの「最後の一滴」まで吸い上げられていた戦艦大和の燃料の秘話、海軍官僚の南方進出欲に踊らされた国政担当者の弱腰ぶりなど、知られざる事実満載。現在に続く「石油と戦争」の深い関係が断然よくわかる。 -
2025年9月2日(火)
「ほんとうの中国 日本人が知らない思考と行動原理 後編」 近藤大介著 1,100円 講談社
続きです。
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2025年9月1日(月)
「ほんとうの中国 日本人が知らない思考と行動原理 前編」 近藤大介著 1,100円 講談社
中国人は何を考え、どう行動するのか? 日本を代表する中国ウォッチャーが鋭く答える。
中国人と日本人。なにかとすれ違う背景には、日本人が知らない中国人特有の思考と行動原理があった。
・大陸が生み出す研ぎ澄まされたリスク感覚
・勝者がすべてを総取りする「超」弱肉強食社会
・日常生活は、他者との絶え間ない「闘争」
・中国人は性悪説で考える。騙すのが悪いのではなく、騙される方が悪い
・すべてにおいて「カネ」優先。お金は「自分の命」と同等かそれ以上
・「愛社精神」「絆」は、中国人には理解できない
本書の構成
目 次
プロローグ
第一章 中国の骨格である基本原理
1・1 島に住む日本人と大陸に住む中国人
1・2 大きいものへの憧れ
1・3 大ざっぱな気質
1・4 中原の民
第二章 孤独で寂しく、不安な中国人
2・1 「孤独な中国人」と龍
2・2 ハイリスク社会
2・3 不信の「DNA」
2・4 「我」の概念
2・5 無関心社会
第三章 負け犬に同情は不要 中国残酷ものがたり
3・1 「一人勝ち」社会
3・2 即断即決のトップダウン
3・3 誰もがトップを目指す
3・4 「逃げる・かわすというDNA」
第四章 中国人は何を信じているのか
4・1 三つの口
4・2 「カネ教徒」
4・3 変形した仏教
4・4 儒教は宗教ではない
4・5 ナチュラルな道教
第五章 中国を動かす「国家の論理」
5・1 「武」の概念
5・2 皇帝制度と中国式民主
5・3 中華思想と冊封体制
5・4 漢方外交
第六章 中国人は一つではない
6・1 中華料理にみる多様性
6・2 出身地が変われば人も変わる(北方編)
6・3 出身地が変われば人も変わる(南方編)
6・4 埋めがたい世代間ギャップ
6・5 Z世代の現実
6・6 日本は中国人の「逃避地」である
プロローグ