• 2021年9月10日(金)

    「喰うか喰われるか 私の山口組体験 前編」 溝口敦著 1,980円 

    「田岡時代から山一抗争、5代目体制発足、山竹戦争、宅見勝若頭暗殺、6代目クーデター、分裂抗争・・・暴力団取材の第一人者として大物ヤクザたちと対峙してきた著者がはじめて明かす生々しいやりとり。
    渡辺芳則5代目や宅見勝5代目若頭との息詰まる攻防、一和会大幹部の常人離れの乱行、女傑山健秀子夫人、竹中武・竹中組組長の侠気、中野太郎・中野会会長が語ったこと。ここに山口組の菱のカーテンの内幕がすべて描かれる。
    自らを刺傷され、編集部に暴漢が押し寄せ、息子までが狙われる。3度の襲撃に見舞われながら、日本最大の組織暴力と真っ向立ち向かい続けた著者による、半世紀にわたった戦いの記録」とのこと。