• 2025年12月10日(水)

    「狂った裁判官」 井上薫著 792円 

    法廷が開かれる前に、有罪の判決文をあらかじめ作成している裁判官。
    内心「無罪」ではないかと思える被告人に対して、自らの保身のために「有罪」を言い渡す裁判官。
    判決起案という煩雑な仕事を避けるために、脅してでも当事者に和解を強要する裁判官―。
    日本の司法システムがこうした「狂った」裁判官を生み続けてきたのはなぜか?
    司法改革を主張し、退官を余儀なくされた元裁判官が、「99%有罪」のからくりを解き明かす衝撃の一冊。