2011年08月24日しばらく魚は食べんとこう

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 ふ〜ん、紳助さん、引退ですか。記者会見の数時間前に知人からメールがありましたので、「今回は逃げられなかったのね」と話しておきました(ということは、あの人も引退?)。
 サッ庁はかなり本気で反社撲滅に動いてるというわけですな。つうことは、芸能関係の覚醒剤摘発も急増するでしょうね。
 
 紳助さん逮捕までいくかなあ。逮捕しないから引退で当局と手打ちしたのか、逮捕されるので、吉本は有無を言わさず引退させたのか、これからわかりますわな。

 さて、こういう降って湧いたニュースがあるときは、時の政権が都合の悪いことを隠蔽したいタイミングだ、ということを覚えておきましょう。

 いまのところ考えられるのは、民主党代表選までの間、実はあまり注目されたくない。こんなつまらない面子ばかり出して、「アホか」とテレビで揶揄されたくない。できれば、「あれ、終わっちゃったの?」というくらいそっと静かに終わらせたい。
「ま、前原さんでいいじゃないですか?」「アメリカのイエスマンですし」「小沢さんが復権してもいいんですか? アメリカが嫌がらせしてきますよ」「菅路線を踏襲できるのは同じようにパフォーマンスのみで、おっちょこちょいのミニ菅直人と言われる前原さんだけですよ」ってね。

 アメリカのバイデン副大統領がのこのこやってきたのも、死に体の総理に会いたいからではなく、フクシマの復興事業で儲けたいからでしょう。だから福島県知事ではなく岩手県知事でもなく、宮城県知事の村井さんとだけ会ったんでしょうね。もう見え見えですわな。

 さてさて、そんなことより、もうまいりましたで。魚は食べん。いままで刺身が苦手だったけど、これからは刺身にします。刺身に骨ありませんもの。

 実は今日これから某金融機関で講演しなくちゃならんのよ。だから焦りましたよ。

 月曜の夜に焼き魚食べたんだけど、私、食いしん坊で早食いなのね。そばやうどん、カレーは飲み物。ご飯でもステーキでもあまり噛まない。オットセイのように飲み込んじゃう。

「ちゃんと噛んでるの。それじゃインプラントする前のバナナマン日村さんだよ」

 実は飲み込むときに「ヤバイな」と思ったんだよね。一瞬。でも間に合わなかった。というより、平気だろと甘く考えた。後悔先に立たず、後悔跡を絶たず。。。まいりました。

 のどに骨が刺さっちゃった。

 痛い、気持ち悪い、違和感たっぷり。それよりも、どうしよう。困ったなあ。明後日、講演じゃん。話すたびにのどが痛かったり、血が噴き出したりしたら最悪やで。どないしょ?

 ネットをチェック。「餅を食べろ」「餅は絶対ダメ」「うがいがいい」「ご飯を丸呑みせよ」「酢を飲め」「温かい飲み物がいい」・・・いろいろありますなあ、対処法が。

 けど、いちばん多かったのは病院に行け。たしかに。。。

 夜間病院に行くのもなあ。
「どうしました?」
「実は・・・」
 恥ずかしいなあ。耐えられんわなあ。くくくっと看護師さんに笑われるやろなあ。やめとこう。よし朝いちに出かけよう。軽い気持ちで自然に。
 うちの近所、開業医はほとんどが横浜市大か慶應の先生。中でも咽頭の専門医のN先生のとこに行こう。

 始業15分前にもかかわらず10人もいる。え、皆さん何時から並んでたん?

「中島さん、今日はなにか?」
「・・・のどに魚の骨が」
「扁桃腺大きいからねえ」
「・・・」
「じゃ口を大きく開けて」
(え、麻酔とかしないの?)
「大きい方の鉗子(若くてきれいな看護師さんに)」
(え、そんなの入れんの?)
「アーと言ってください」
「アーアーアー・・・」
「はい、普通の呼吸でいいですよ」
(ふんがー、ほんがー)
「はい、取れました」

 なんと5〜6センチの長さ。昨日、餅焼いて飲み込んだけど、これは取れんわ。んなもんでは。傷を消毒して終わり。この間20秒。はやっ! やっぱ病院が一番でんなあ。

 しばらく焼き魚はやめとこ。食べるときは骨をちゃんと取る。それからゆっくりよく噛む。オットセイやアシカみたいに食べてはいけません(おまえが言うなってか)。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『仕事ができる人の 巧みな伝え方』(中島孝志著・三笠書房)です。詳細はこちらからどうぞ。