2015年02月23日日韓、金の切れ目が縁の切れ目。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 昨日は「竹島の日」。勝手にヒートアップしている韓国とちがって、日本は実に冷静ですな。どうしてヒートアップするのか、したがるのか、しないといけないのか、韓国のお家事情を考える以前に、アメリカの深謀遠慮を忘れてはいけません。

 相手にすべきはアメリカであり中国です。ここを動かせば自動的に変わります。

 それにしても、ようやく縁が切れそうですな。韓国国民も晴れ晴れとしていることでしょう。

 なにか? 日韓スワップですよ。

 最後の100億ドル枠も今日が期限日。韓国の「延長懇願」がなければ日本政府は延期するつもりはさらさらありませんから、今日をもってスワップ関係は消えます。

 韓国は困らないか? 困るでしょ、そりゃあね。支持率激減の大統領は宗主国中国をスポンサーにつけ、よって、日本に頭を下げることがなくなった。勘違いしてる自称エリート層は拍手喝采。

 ところが、中国からは、MD問題等々で、アメリカを裏切り、わが陣営に入れ、と強要されとるわけでね。

 孝ならんと欲すれば忠ならず、忠たらん欲すれば、、、とアンビバレントな関係に陥ってるわけでね。近々、この矛盾が噴き出してにっちもさっちもいかなくなりますよ。

 私、もう一度、韓国はIMFの管理下に置かれるようになると思うのね。金大中さんはそれが嫌で小渕政権に泣きついて、即日、100億ドルを用立ててもらったわけ。このときもメンツ最優先で、新聞等々で発表するときは、「日韓双方のために」「アジアのために」と表現してちょ、と懇願される始末。

 ま、日本がなにをやっても「償い」のひと言で感謝せず、どんなにいたぶられても中国にはしたがう。で、何度も日本にたかる。

 これがもうできなくなります。ようやく気づいた日本国民も韓国は大嫌い。ダイヤモンド誌のアンケートでも、韓国との関係は、「このままでいい」が70%。



 よくわかってますなあ。韓国政府は日本政府にお願いすれば、まさかのときは助けてくれる、と錯覚しとりますが、もう日本国民のほうが許さない。統一地方選も参院選もあることですから、国民の機嫌を損ねてまで韓国に肩入れするリスクは冒したくない。

 韓国政府は潮の流れが変わったことを自覚しとかないと大変なことになりますよ。

 中国とのスワップ枠64兆ウォンは2017年まで延長してもらってるけど、中国経済はますますシュリンクしてるわけで。。。

 円安ユーロ安ウォン高はこれからも続きます。外貨準備は97年当時よりはましになってるでしょうが、韓国の統計で正確なのは米国債、米ドルに関してのみ。アメリカ財務省が発表してるからね。けど、ほかはまったくあてにはなりません。

「韓国財政は日本よりもはるかにいい」「日本の借金はGDPの200%だ」と錯覚してる人が少なくありませんが、韓国の借金が少ないのはあまりにも国債に魅力がないからですよ。
 だれかの債権はだれかの債務。債務も債権もない国より、債務も債権もたくさんある国のほうが魅力があるのよ、家計と財政はちがうんです。

 それにしても、韓国は産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を拘束したまま解放しませんなあ。北朝鮮の拉致問題とどこが違うの? 民族が同じだから当然なんだけど。。。

 朴槿恵さん、朝日新聞が慰安婦問題大誤報を認めてるのに懲りませんなあ。相も変わらず独りよがりの主張を世界中に告げ口しとるわけでね。。。安倍さんの米議会演説も在米韓国人社会が一丸となって阻止するつもりのようですしぃ。それもこれも、中国という虎の衣を借りているからできるわけでね。

 そういう意味でも、日本政府は中国とアメリカを押さえるプーチンカードを大切にせんとあかんな。。。


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