2016年05月02日タイバンコク漫遊記その5 番外編「機中で映画三昧」。。。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 25年くらい前だったか、成田からサンパウロには27時間。ロスでトランジットなんだけど。 
 この間、単行本10冊。映画をずっと見まくってたんで退屈感ゼロでした。

 今回のバンコクもそう。往復の機中は映画三昧。3本見るとそろそろ到着、てな感じかな。

 で、往路はすでにお話したように、「の・ようなもの の ようなもの」「キャロル」「マネーショート」。復路は「寅さん(マドンナは吉永小百合さん)」「ファーゴ(シーズン1の1〜3」・・・で、『orange-オレンジ-』」。

 この『orange-オレンジ-』がめちゃくちゃ良かったんです。隣にだれもいませんからね。なだそうそうでしたよ。


NHK朝ドラ「まれ!」のコンビらしいっす。

 高校2年の春。26歳=10年後の「自分」から1通の手紙が届きます。

 「大切なものを失わないで」

 箇条書き・・・しないことリストではなく、しなくちゃいけないリストなのよ。
 「転校初日は絶対に翔を遊びに誘わないで!」
 「翔が部活をやめようとしてもとめてあげて!」
 後悔しないために。愛する人を失わないために。幸福になるために。。。

 手紙には日付。そしてこれから起こることが細かく記されています。

 東京から男の子が転校してくる。名前は翔(カケル)。彼に恋をする・・・そして翔は1年後に死ぬ。

 もち、信じられませんよ。けど、その通りになるんだから。

 愛する翔を救いたい。運命を変えたい。未来を変えたい。

 「母だけでなく、君まで不幸にするなんて、ボクなんか生きてる価値はない」

 「不幸にしてもいいよ。それでも翔と一緒にいたい」
 「見てるから。私も。 翔のこと! 見てるよ!」
 「翔、死なないで! 翔を失いたくない! 私も翔のことが好き。好きだから・・・絶対にいなくならないで」

 高2でしょ。思いっきり青春しゃってるわけ。原作は漫画だしぃ。体育祭のリレーなんか予想通りの展開だしぃ。文化祭打上の花火大会なんぞも、うん、こうなるな、つう展開だしね。

 でも、わかっちゃいるけど、やめられね〜。なぜか? 気分だけは高2だからっすよ。えっ、年いくつ? だから、16歳のままなの。青春映画を観たらその年齢になっちゃってるわけ。感情移入ってヤツ?

 で、たまに、オレ、高2のときなにしてたっけ? 「小田急線のキミ」「白薔薇のプリンス」としてブイブイいわせてたっけ、みたいな。
 この映画に登場するグループは理想的な友達関係なのよ。私も友達大好きでしたからイヤというほど遊びまくってたもんね。いまなら退学必至ですよ。あの頃は緩かったもんなあ。放任主義の極みだったもんね〜。

 ていうふうに、脳の中は同時進行的にストーリーが展開されてるわけ。映画館で観たらもっと感動すると思うけど、これ、お勧めです。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「孫子の戦略 運をつかんで生きる智慧」(中島孝志著・ベストセラーズ・918円)です。

 それにしても疲労困憊。帰国した日から熱が下がらない。38度前後。「もう若くないんだよ」「義理なんぞにかまけているとぶっ倒れるぞ」というメッセージなのでしょう。これからはムリはしないことにします。