2009年03月14日竹の子ラーメン 横浜麦田町「奇珍」

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

 「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。
 高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。

 先週テレビをつけたら、V6がラーメン評論家を招いてあの店この店を食べまくり、つう番組をやってたんですね。こういう企画大好きだかんね。仕事の手を休め、しばし食い入るように注目。

「このシナチクすげえ」
「木だよこれ」
「甘え!」

 そうなんです。奇珍のシナチクは超でかいんです。で、超甘いんです。
 ま、V6が店まで来たわけではありません。シナチクだけを番組で食してただけなんですけどね。久しぶりだなあ。ちょい行ってみるか。
 てなわけで、編集者が打ち合わせに来たとき誘って寄ってきましたよ。

「・・・ん?」
「それ、シナチク」
「・・・ホントに木ですね」
「でかいっしょ」
「・・・しかもたくさんあります」
「全部食べるんだよ」
「えっ!食べきれるかなあ。少し分けましょうか」
「いらない。甘いの苦手だから」
「ワンタン麺、美味しそうですね」
「シナチクと思わず蒲鉾の板をかじるつもりでね」
「・・・蒲鉾の板かじったことないんですけど」
「そういう姿勢で取り組むという意味」
「・・・」


大きくて分厚いシナチク。浮いて見えるのは氷山の一角ちゅうかなんちゅうか。木場の貯木場みたいな? 

甘いシナチク苦手なんで、私はチャーシューワンタン麺。

こんな店。

 麺は極細。スープは薄口。中華料理屋だかんね。名物は焼売なのよ、元々はね。大衆食堂だからカッコなんか気にしないでOK。近くの工事現場の兄ちゃんもペンキ屋のオヤジもみな来ます。もち山手のマダムも食べてます。チャーハンは丼で出てくるよ。

店名:奇珍。
場所:横浜麦田町(石川町駅徒歩7分)。
価格:600円〜。

 どうでもいいけどさ、田中義剛さんの花畑牧場の「生キャラメル」なんだけど、テレビに出てる人、みな、美味い美味いつうんだけど、あれ、ホント?
 もらって食べたことあんだけど、10秒くらいで吐き出しちゃった。苦手。つうか、まずい。とってもまずい。味音痴なのかなあ・・・。私の周囲では美味いという言葉は聞いたことないんだけどね。