2009年03月16日明日の原理原則研究会は特別ゲストの登場です。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 ♪アルプス1万尺、おれはひとつき3万弱♪
 ギターをかき鳴らす男に合わせて、大教室で数百人の学生がヤマ場のフレーズで叫ぶ。唄うは「非常勤ブルース」。
 歌ってる人は・・・10数校の大学を掛け持ち。年収は200万円ちょい。ワーキングプアすれすれ。実は宗教人類学を講義している佐藤壮広(たけひろ)さんだ。

 朝日新聞(09年2月14日)に掲載されて話題沸騰(でもないか)。

 ま、そういうわけで明日の原理原則研究会は、特別講師としてこの佐藤さんにご登場いただきます。テーマは「あの世がわかればこの世がかわる」です。

 ユタ研究をはじめ、琉球・沖縄の歴史文化、ウチナー民謡と音楽のメッセージ、シマの祭祀と芸能、テレビ・映画にみる沖縄・OKINAWA・オキナワなど・・・興味深い内容ばかりですなあ。そもそも、この世で迷うことが多いのは、きっとあの世がわかってないからなのよね。で、こんなテーマに致しました。目から鱗、背中からも鱗が落ちると思いますよ。
 乞う、ご期待。

◇佐藤さんの略歴:1967年生青森県まれ。青森高校つうから、寺山修司さん・沢田教一さんは先輩にあたりますな。ご専門は宗教人類学、宗教的人間学です。
◇立教大学大学院文学研究科組織神学専攻・博士後期課程満期退学。武蔵丘短期大学非常勤講師、国際基督教大学社会科学科助手を経て、現在は一橋大学、東邦大学、大正大学、立教大学、北里看護専門学校で非常勤講師をされとります。で、アルプス1万尺、ひとつき3万円弱=年収200万円そこそこ(きついわな、これでは)。
◇担当講義科目は「異文化交流論」「文化人類学」「比較宗教科学論」「マイノリティと宗教」「フィールド演習」など。東洋大学人間科学総合研究所客員研究員、立教大学日本学研究所研究員。所属学会は日本宗教学会、「宗教と社会」学会、日本文化人類学会、沖縄文化協会など。
◇趣味は音楽パフォーマンス。ブルース、ジャズ、ソウルなどのVocalとDrums。「♪Music is the medicine.♪」だとか。


魂のブルースもご披露いただきましょう!