2009年07月08日政界風見鶏

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 麻生さん、後ろ髪引かれる思いでイタリアへ? いやいや、これで巻き返してやる、とばかり意気込んでいたのではないでしょうか。
 ああいう性格はそう考えるものです。

 さて、東国原(以下、東さん)知事、橋下知事。2人ともゴーイング・マイ・ウェイで一本化しませんな。

 「いつかは国政」と夢見てタイミングを図っていた東さんにすれば、いまがいちばん売り時。一方、東さん以上にガバナーとしての実績を積み上げている橋下さんにしてみれば、実は一緒にされることも嫌な存在ではないでしょうか。

 さてさて、今後の「注文」と「予言」ですけどね。

 東さん、比例1位なんて姑息なこと言ってないで、民主党党首鳩山由起夫さんの選挙区から立候補したらどう? あるいは小沢さんのとことか? このほうがずっと話題になりますよ。自民党候補1人1人を応援するより、このほうがまだまし。

 橋下さんのほうは各党のマニフェストを比較して応援する党を選択するとか。
 自民党? 民主党?
 私はそのいずれでもないと思います。じゃ、どこ? たぶん、渡辺喜美さんのとこ。彼も選挙に合わせて結党すると思うけど、ここが受け皿になるんとちゃうかな。つまり、自民別働隊ということですな。

 米国&広告代理店と歩調を合わせて、あの手この手で民主党に政権が転がり込まないように踏ん張ってるけど、こういった別働隊があと2〜3党できても、トータルで民主党に勝てるかどうかわかりませんな。
 ま、選挙は水物。選挙直前に「瞬間風速100メートル」の話題が飛び込んでくればどうなるかわかんないけどね。

 いずれにしても、もう元には戻れない東さん。国政で戦うしか選択はありません。
 けど、この程度の人物が総裁候補とは自民党も落ちるとこまで落ちたもんです。