2003年10月27日いよいよ、選挙です

カテゴリー価値ある情報」

リップサービスに騙されるな

 ダイエーが勝ちましたね。阪神ファンには残念なことです。

 ゲームを見れば一目瞭然。ダイエーの地力は凄かったです。後半戦調子を落としていた阪神勢にはとても勝てる相手ではありませんでした。

 ホームで三連勝できたことで、良しとしましょう。星野さんも辞めることですし、来年の岡田監督に期待しましょう。

 彼とは学生時代、よく西門そばの「三品食堂」で大玉(大盛り玉子牛丼の略)を食べた仲です。

 美味かったなぁ、あれ。今度、B級グルメで紹介しようかな。けど、デジカメで写真撮ったらおばさん連中に怒られそうだしね。盗撮してくるかなぁ。

 日本シリーズも終わり、これでテレビ、新聞はすべて選挙一色に塗りつぶされます。

 今回の選挙はものすごく重要だと思います。なにしろ、この衆院選に勝てば、小泉さんは向こう五年間は解散しません。少なくとも、総理を三年間はやります。来年、参院選がありますけど、それが終われば、政治家は強くなりますよ。最強です。国民などまったく怖くありません。

 なにしろ、次の選挙までしたい放題ですからね。

 選挙が近づくと国民が強くなったと錯覚しますが、これはあくまでも選挙までの話。終われば、政治家はムラ社会の一員として、平気で国民を裏切ります。とくに、「公約なんてたいしたことない!」と考える小泉さんのことですから、なおさらではないでしょうか。




「普通の国」への一里塚

 変えることが嫌ならば、自民党。一度、変えてみようと考えるならば、民主党。

 わたしは個人的には、一度、民主党に政権を委ねて、がらがらポンと、いまの流れを変えてみてもいいのではないかと考えています。

 拉致問題、イラク問題、構造改革問題などは、すべて硬直化しているじゃないですか。下手をすると、ギアがバックに入っているくらいです。

 ブッシュはイラク奉加帳の代金を請求にきました。その見返りがなんだったのかわかりません。アメリカ大統領の来日が選挙にはまったくポイントになりません。株価も一時的に上がっただけ。いま、日本経済は政府の懸命な演出を施してもこの程度なんです。選挙の最中でも、株価はこの程度なんです。

 これは終われば暴落する、と見るのが普通でしょう。

 いずれにしても、今回の選挙で自民党の屋台骨がぐらつくか、あるいは民主党が合併した効果が無く、またまた分裂するか。その時、小沢さん、鳩山さん、田中真紀子さんが自民党の若手を巻き込んでどう動くか。

 やはり、政界再編は水面下で動いていると思いますよ。民主党にしても、旧社会党の政治家が一緒で防衛問題など一枚岩になるわけがありません。

 いま、日本は景気、経済、年金といった金対策ばかりに関心が集まってますが、いちばん大事なことは防衛問題だと思います。ハリネズミにもなれない国では、いくらでも北朝鮮、中国、ロシア、そしてアメリカにつけ込まれるのは当たり前のことです。

 「普通の国」になれるかどうか、今回の選挙はその一里塚でもあるのです。